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2017.12.13

【TV観戦記】CWC2017・5位決定戦:Wカサブランカ 2-3 浦和 ~ 終わり良ければ総て良し(苦笑)

・AT突入直後にVARによる長い中断&PK判定で水を差された形になってしまいましたが、常に先手を取ったのが奏功して無事逃げ切り勝ち。超久しぶりに複数得点を挙げただけでなく、ミドルシュートあり、人数を掛けての見事な崩しあり、セットプレーの工夫ありと得点パターンも多彩。一方守備はやや怪しげで西川の好守に救われた場面が多々ありましたが、それでもアルジャジーラよりは格段に手強そうな相手に勝って、ほんのちょっとだけだけれども来シーズンに期待を持たせてくれたことをもって今日は良しとしましょう!!

・でも苦笑せざるを得ないのがこの試合のスタメン。あらゆる方面から「CWCの舞台なら最初からこれでやれ!!」「準々決勝のスタメンはなんだったのか??」と野次られますわなぁ・・・そしてこの試合でスタメン起用したマウリシオが2得点の大活躍。また遠藤に代わってスタメンに抜擢された森脇も高精度クロスを連発。死んだ子の年を数えるようですが、この試合の出来を見ると改めてアルジャジーラ戦とは何だったのか?もう少しやりようがあっただろうに、と悔やまれてなりません。

・Wカサブランカはアルジャジーラ同様カウンターが持ち味っぽい感じでしたが、アルジャジーラが引いてロングカウンター一本鎗だったのに対し、Wカサブランカは最終ラインを極力押し上げて前からプレッシャーを掛けに来るタイプでした。ただ浦和も相手のプレッシャーになんら怯むことなく、しっかりボールを繋いでプレッシャーを回避できたので序盤からボール支配は浦和優位に。

・この日の浦和の攻撃時のフォーメーションはここ数試合の「堀式3-4-3」ではなく、青木が最終ラインまで下がらないのにSBが高めの位置を取るかなりリスキーなもの。もっとも両SBとも高い位置を取ってしまうとカウンターを喰らった際に危険極まりないので森脇に比べて槙野は終始自重気味になってそれなりにバランスを取っていました。ラファエルがサイドに張りっぱなしなので槙野の上がりようがないとも言えますが。

・相手もアルジャジーラ戦を見てそれなりに研究したのか。サイドに張っているラファエルを徹底監視。浦和が高い最終ラインの裏をラファエルに突かせようにもラファエルががっつり掴まえられて何もさせてもらえませんでした。

・概して左サイドが糞詰まりになっている一方で、スペースがふんだんにある右サイドで森脇が躍動。森脇はスピード不足で守備に難があるものの遠藤よりずっとクロス精度が高いので、ボールが持てる相手ならSBとして適任。8分に早速森脇クロス→興梠の決定機を作り、この試合は森脇がキーになるだろうと思い込んでいたところ、18分の先制点は非常に意外な形=マウリシオのミドルシュートでした。

・高い位置でボールを奪えずに浦和に押し込まれる羽目になったWカサブランカ。アルジャジーラ戦では引いた相手に手こずって無得点に終わってしまいましたが、思えばこんなミドルシュートなんて全然なかったからなぁ・・・・マウリシオはJリーグでも時折際どいミドルシュートを放っており、このゴールは決してまぐれでもなんでもありません。

・すぐさまセットプレーで追いつかれたものの前半のうちに突き放しに成功。、26分の得点は堀監督になって絶えて久しい人数をかけてしっかり繋いで相手を崩しきったミシャっぽいゴール!! 森脇→中へ絞った武藤→バイタルエリアで長澤→興梠→左サイドでフリーのラファエルクロス→中で興梠&長澤が飛び込んでファーの柏木が決めるって実に見事!! もうこういうゴールは見られないものと思っていただけに感謝感激雨あられ!!

・60分の3点目はFKから。相手のクリアボールをエリア内で拾ったマウリシオが落ち着いて空いたところに叩き込んだもの。その落ち着きこそマウリシオの真骨頂!もっともその前に柏木がゴロパスで興梠を壁裏に走らせる工夫があったことも特筆していいでしょう。興梠のクロスを大きくクリアできなかったのが結果的にゴールに直結しました。浦和では滅多に見られないサインプレーっぽい形。今のやり方では得点機は少ないのだから、来年はこんなプレーが増えるのかも。

・終盤は双方中2日と日程が厳しいせいかぐだぐだになってしまい共にさしたる決定機を作れませんでしたが、87分に11番→37番→11番とバイタルエリアを簡単にぶち破られてヒヤリ。守備ブロックに人数はいるのに紙のように破られてしまうのはよく見た光景。

・11番はこの試合を通じて極めて厄介でした。21分の失点は壁を超えたボールがそのままゴールマウスに吸い込まれた形でしたが、むしろ気になったのはFKを与える直前、20分のピンチ。槙野が上がっているタイミングでマウリシオの縦パスがカットされてカウンターを喰らい、マウリシオが駿足の11番に対応できずにシュートまで持って行かれてしまいました。西川のセーブで難を逃れましたが、上がったSBの裏を易々と突かれるのは既視感のある光景。

・38分にも森脇が11番にサイドを抉られて決定機を作られてしまいました。もっともこの場面は18番にどフリーでエリア内でヘディングシュートを撃たれている(しかし運よく西川の正面)という、最終節横浜M戦とそっくりな形をまたしても作られたほうが頭が痛いのですが・・・この試合得点場面に多少光明が見えたものの、危ない場面は非常に再現性が高いもので、その意味では勝ったとはいえ手放しでは喜べません。

・ATに入ってからビデオ判定で何だかよく判らないPKを取られてしまいましたが(阿部の引き倒しを取られたのかな?)、堀監督お得意の「時間つぶし上以上の意味がない3枚目の交代」で無事逃げ切り勝ち。

・天皇杯決勝で負けるとか、悲惨な形でCSで散るとか、単にリーグ最終節で大敗するとか、ここ数年シーズン最後の試合が悪い形で心に残る試合だらけになっていた浦和。今年は少々もやっとするとはいえ久しぶりに勝利で締めくくり。これでほんのちょっとだけれども来期に希望を繋げられて良かったなぁ(苦笑)。

-----興梠-----
ラファエル-長澤-柏木--武藤
-----青木-----
槙野-マウリシオ--阿部-森脇
-----西川-----

(得点)
18分 マウリシオ
21分 エルハダッド
26分 柏木
60分 マウリシオ
90+4分 ハジュージ(PK)

(交代)
58分 ラファエル→梅崎(負傷交代?)
77分 梅崎→ズラタン(負傷交代。武藤が左SH、ズラタン右SHへ)
90+5分 興梠→菊池(ズラタンCF、武藤右SH、菊池左SHへ)

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