原口元気選手、デュッセルドルフに期限付き移籍
・ヘルタで出番を失っている原口元気選手は結局ヘルタとの契約を来季終了まで1年延長した上で、ドイツ2部のデュッセルドルフに期限付き移籍することになりました。
・スポーツ紙上では原口の移籍先として浦和やブレーメンの名前が挙がっていただけに、デュッセルドルフへのレンタルという形に落ち着いたのはやや意外。浦和もブレーメンも市場価値を大きく上回るような金額を払ってまで原口を獲得するようなアホなことはしなかったので、思うような値段で売れなかったヘルタが今夏の売却狙いに切り替えたということなのでしょう。言い換えれば足元を見られたのはヘルタのほうだったという格好。
・また浦和復帰は原口にとって欧州クラブでこれといったオファーがなかった場合のセカンドチョイスでしかなかったでしょうから、もともと浦和復帰の目は薄かったと思います
・W杯出場へ向けて原口はとにかく試合に出ることが先決。ただ行き先が2部のクラブなのが残念ですが・・・ しかもよりによって同ポジションに宇佐美がいるクラブに。
・浦和が無理に原口を取りに行かなかったこと自体は妥当だと思いますが、ラファエルの穴(=ただでさえ乏しい得点力がガタ落ちになる)という問題は残ったまま。「このレベルに満たない選手を数あわせでとっても意味がないです。急いては事をし損じることになる」のも道理なので、もはや目ぼしい選手がいないこの時期に無理に動かず、夏の移籍期間まで待つのも一策ですが、そうこうしているうちに点が取れずに勝ち点を失いまくるような・・・
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