武蔵家本店@新中野
地下鉄丸ノ内線新中野駅の真上で青梅街道沿い。先客5、後客8。首都圏各地にチェーン展開している武蔵家の本店ですが、本店と言っても店構えと言い、キャパと言いごくごく普通のラーメン屋で驚きました。
店内の券売機で最もシンプルな「ラーメン・並(700円)」を麺硬めで注文。並だと麺は160gと記されてましたが、ここはライス無料サービスがあるので並で十分。メニューはトッピングが増えるだけで、家系の豚骨醤油一本で勝負しているようです。
店内は縦長L字型カウンター15席。店のまん中に給水器があって、奥の見通しが効かないのが難。また水セルフなのに加え、無料ライスもセルフサービス。給水器の横にでかい炊飯ジャーがでんと置いてあります。またキムチやきゅうりのキューちゃんも取り放題なので、ラーメンが出てくるまでに漬物で飯だけ食っている剛の者も。卓上にはおろしニンニク、豆板醤、胡椒、白ごま。
かなり前に食べた川口の武蔵家には正直良い印象がありませんでしたが、気のせいか本店は別格のような。店のコンセプトはどう見ても「そこそこ安くて、そこそこ美味くて、とにかくお腹一杯になれば良い」というコストパフォーマンス至上主義者向けのそれですが、その割には美味い。家系のスープで飲みたくなることって滅多にないのですが、ここでは豚骨の旨味に惹かれ、かつご飯が欲しくなるほどしょっぱくはないこともあって、ついつい飲み進んでしまいました。
麺は家系定番の酒井製麺の太めで短いやつ。ちゃんと硬めで登場。
具は海苔3枚、チャーシュー、ほうれん草とこれまた定番の品々。チャーシューがやや小さいのは値段相応かも。
デフォルトの出来が良いので卓上の調味料を入れる隙すらなく完食。ごちそうさまでした。
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