下部ホテル@下部温泉
山梨県南部、下部温泉駅から1kmほど富士川の支流川を遡ったところに古ぼけた旅館が立ち並ぶという、良くも悪くも昔ながらの佇まいの下部温泉。
ところが下部温泉最大と思しき「下部ホテル」はその川沿いではなく、なぜか駅裏にぽつんと建っています。下部温泉にも日帰り温泉施設「下部温泉会館」があるにはありますが、残念ながらボロくて狭いので、下部ホテルで日帰り入浴を楽しむことにしました。
案内されたのは「松ぼっくりの湯」(女湯が「ほたるの湯」)。露天風呂、檜風呂、広々とした内湯ととにかく風呂自慢。源泉は「下部奥の湯高温源泉」と下部ホテルの敷地内から湧き出した「硫黄泉」の二つ。
ただどちらも泉温が低く、「下部奥の湯高温源泉」を使っているほうの内湯を除くと概して温めなのが難といえば難。また「硫黄泉」もさほど硫黄臭はありません。
日帰り客用に中広間の一部を休憩室として開放しているのは高ポイント。ここが混んでいてもロビーが広いので休むところに困ることはないと思います。湯上りに天然水のサービスも。
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【温 泉 名】下部温泉
【施 設 名】下部ホテル
【入浴料金】1200円
【交通手段】下部温泉駅の駅裏すぐ
【源 泉 名】下部奥の湯高温源泉/下部ホテル硫黄泉
【泉 質】アルカリ性単純硫黄温泉(2源泉とも同じ)
【泉 温】49.4℃/29.2℃
【備 考】加温・加水(高温源泉のみ)・循環・消毒
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