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2018.01.10

那須大亮選手 ヴィッセル神戸へ完全移籍

・昨日、那須大亮選手のヴィッセル神戸への完全移籍が公式発表されました。

・那須の移籍話は年が明けで急浮上したもの。レギュラーCB岩波の流出が避けがたい情勢となった神戸は早くからその代役探しに動いていたものの、森重(瓦斯)、丸山(瓦斯)、大岩(仙台)と相次いで断られた挙句、急遽那須に白羽の矢が立ったものと目されます。

・浦和サイドが那須をどう処遇する予定だったのかは全く判りません。那須のコメント「今回はプロサッカー選手としての意思をたくさんの方に尊重していただき、移籍が決まりました。」からは、来期も浦和から契約継続のオファーを貰ってはいたが出番が年々減っている現状に鑑みて那須が出場機会を求めて移籍を決断したのか、あるいは浦和からコーチ・スタッフ入りへのオファーを貰っていたが那須が現役に拘ったための移籍なのか、どちらとも取れるものです。

・客観情勢からすれば那須の契約継続は難しかったと思います。那須の出番は2016年に遠藤が加入してから漸減しており、昨年はミシャ解任の決定打になってしまったアウェー札幌戦での「狂気の三枚替え→投入したばかりの那須が後半早々に故障」を最後にベンチ入りすら難しくなってしまいました。さらに今年はCBに岩波が加わり、おまけにユースから橋岡も昇格したのでルヴァン杯での出場すら容易ではないでしょう。

・またチームの年齢的なバランスを鑑みても、ACLがない今年はA契約選手を2名減らないといけないのに、前年出番が少なかったベテラン選手が全員残留するというのも珍妙な話で、苦渋の決断の結果として誰かしらが浦和を去らざるを得なかったと思います。

・那須は浦和には珍しくなった何かとやたら熱いタイプ、良い意味で猪突猛進・チェスト体質の選手で、赤者から「兄貴」との愛称で愛されました。那須自身も気に入っていたであろう浦和で選手生活を終えることはできませんでしたが、那須は5年の在籍期間中にしっかりと浦和の歴史に足跡を残してゆきました。

・那須は2013年柏から完全移籍で浦和加入。開幕当初はサブ扱いでしたが、第4節新潟戦でレギュラー格だった永田が故障&長期離脱したことを契機にスタメンに定着。そのまま2014年、2015年と那須はレギュラーとして3バックの中央を守り続けました。空中戦には強く、2013年はセットプレー主体になんとリーグ戦9得点を記録。

・また那須の凄いところはいつでも準備が出来ていること。2016年には新加入の遠藤にスタメンの座を奪われてしまいましたが、遠藤がリオ五輪出場で不在の間はきっちりその穴を埋めるだけでなく遠藤とは違った持ち味を披露して、遠藤が五輪から戻って来てもスタメンに戻れなくなる有り様。ベンチに控える選手のあるべき姿を文字通り「体現」した選手で、似たような境遇の若手選手への影響力も絶大だったと思います。

・那須はもう36歳なので神戸で現役を終える可能性が高いでしょう。獲得した経緯が経緯なので大ベテランであってもレギュラーCBとして期待されているのでしょうが、那須は長いキャリアにも関わらず案外4バックのCBの経験は浅く、磐田では専らボランチ、柏ではSBをやらされる機会が多かったので一抹の不安も。

・今年の神戸での活躍ぶりがどうであれ、間違いなく何らかの形で那須は浦和に帰ってくると思います。そして若い選手の背中、あるいは子供たちの背中を叩いていることでしょう。

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