くにまつ@神保町 ~ 汁なし担担麺
神保町駅の北側。白山通りの東を併行する錦華通りの中ほど。斜向かいに「勝本」あり。先客2、後客4。
広島の汁なし担担麺専門店「くにまつ」が都内に進出したもので、券売機を見るとメニューはメニューは「汁なし担担麺」と「KUNIMAX」のみ。後者は激辛バージョンらしく恐れをなして、「汁なし担担麺(650円)」と「ミニライス(40円)」を注文。今どきの担々麺にしてはかなり安い価格設定です。なお「KUNIMAX」の超激辛バージョンとして「DEATHMAX」というのを最近始めた模様。
店内はカウンター6席のみ。背後の壁沿いに立ち食い用のカウンターらしきものもありましたが、使ってるのかどうか不明。卓上には鎮江香酢(黒酢)、担担麺のタレ、ラー油、花山椒。水セルフ。
水飲みコップが紙コップなのはともかく、なんと丼まで紙製。うーん、屋台じゃあるまいし・・・手間と値段を抑えるための工夫なのかもしれませんが、飲食店としてはどうなのかという疑問を抱きつつ、麺を一頻りまぜまぜ。タレは一見多いように見受けられましたが、麺が急速にタレを吸ってゆくようです。店の人によると、最後にミニライスを投入して楽しむんであれば、あまり混ぜないほうが良いみたいで。
麺はぱっと見まるでカップ焼きそばのように頼りないストレートな細麺ですが、意外にもびよーんと伸びるようなコシがあって悪くはありません。辛さ・痺れとも耐性の低い私にとってもさしたることはなく、途中で卓上のラー油と花山椒を投入。具は肉みそと刻み青ねぎだけと値段相応にシンプルですが、タレとのバランスがよほど良いのか全く飽きは来ず。
ライスを付けないと食べづらいほど味が濃いわけではありませんが、麺の量が少ないので量的にライスは必須かと。
広島のつけ麺は首都圏ではあまり定着しないまま店が出来ては潰れを繰り返していますが、ここの広島汁なし担々麺はどうかなぁ??? ファストフード感覚で出しているのが飲食店だらけのこの界隈で吉と出るか凶と出るか。
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