城端線・氷見線観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」試乗
「花嫁のれん」と同時期に誕生した観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール(Belles montagnes et mer)」。正式名称が長すぎるので専ら略称「べるもんた」として知られ、しかも10人中3人くらいは「みのもんた」と読んでしまいそうな感じです。
「べるもんた」は土曜日に城端線(高岡~城端)、日曜日に氷見線(新高岡~氷見)を週末に運行しており、乗ったのは城端線のほう。キハ40形の改造ですが、「花嫁のれん」と違って魔改造というほどのことはなく、外観は単なる厚化粧風。専ら内装のリニューアルに力を注いだ感じ。
雨晴海岸の景色が最後を飾る氷見線と違って、城端線は田んぼだらけ&工場ちょろちょろといった風の砺波平野のど真ん中を淡々と走るだけ。チューリップの季節でなければ見せ場は少なく、運よく立山連峰が見えるかどうかという路線なので、やはり飲み食いするしかやることがありません。停車駅や沿線は地元の方々がお出迎えに繰り出して箱根駅伝状態。
そこでというわけでもないのでしょうが、「べるもんた」にはなんと寿司職人が乗っています!!基本予約制ですが、車内でも数量限定ながら購入可。従って座る位置にもよりますが、べるもんた車内は微妙に魚臭いのが難。あわせて日本酒も積極的に販売していますが、終点まで乗っても50分弱しかないのがこれまた難儀。飲み過ぎないからちょうどいいとも言えますが(苦笑)
終点城端駅は白川郷から流れてくるのか、外国人観光客が多数いてびっくり。
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