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2018.03.16

鯱市 錦通伏見店@名古屋・伏見 ~ 牛すじカレー煮込うどん

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 名古屋名物「味噌煮込うどん」のバリエーション「カレー煮込うどん」が結構美味いと聞いて早速試食。往訪したのは「鯱市 錦通伏見店」。先客4、後客ゾロゾロ。ちょうど昼飯時で近所のサラリーマンが続々とやってきました。しかもほとんどがオッサンというあたり、名古屋の「あんかけスパ」と客層が被ってるような。

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 なお外観では全く判りませんが、この店は味噌煮込うどん専門店「山本屋本店」の姉妹店で、同店の麺箱が見えました。

 数多くあるメニューの中から店お勧めの「カレー煮込うどん・牛すじ(1280円)」を注文。ランチタイムはライス(大・中・小)が一杯無料サービスなので「中」をつけてもらいました。なおなぜか単なるカレーを頼んでいる人もいました。

 なおこの店はSCのフードコートと似たセルフサービス式で、注文したら番号札を渡されてしばし待機→食べ終わったら下膳口へという方式。店内は横長カウンター10数席と2人掛けor4人掛けのテーブルもそれなりにあって都心部の割には店内ゆったり。またカレーうどんには付き物の紙エプロンサービスも。

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 全面まっ茶色で全くインスタ映えしない辺りはいかにも名古屋(苦笑)。白ねぎが燦然と輝いて見えるくらい。決して単なる味噌煮込うどんのカレー味というわけではなく、スープはとろみが強くて「カレー南蛮」というよりもはるかに「和風カレー」寄りなのが特徴。

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 といっても辛さはさほど感じられず、むしろ旨みを強調したような味わい。カレールゥの出来もさることながら、出汁の出来、及び出汁とカレールゥのバランスが絶妙なのでしょう。店の能書きによると、出汁はむろあじ節と宗田鰹節をベースに鶏ガラだしや調味料を合わせているとのこと。

 玉子入りを食べている人もいましたが、もともとあまり辛くないので玉子入れるとマイルドになりすぎる気がします。

 硬くて、生煮えっぽい麺は山本屋本店の味噌煮込うどんそのまんま。

 またスープが良く出来ているとはいえ何かトッピングしないとちょっと単調で寂しいのも事実。その点牛すじは適任で、カレーのウマみとはまた違った牛すじの甘い味わいと旨味により、味わいに変化をつけられます。具は白ネギ、あぶらげ、かまぼこ。

 ライス中はラーメン屋の半ライス程度で多くはありません。お腹が空いたときは「大」で全く差し支えなし。

 この出来なら味噌煮込うどんに飽きた時の変化球として十分使い物になります。

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