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2018.03.19

【観戦記】18年第4節:浦和 0-1 横浜M ~ J1の下にも都はございまする(ブクブクブク・・・

・水曜日に思い出すだけでも腸が煮えくり返るような無様な試合を観たばかりのせいか、この試合は「試合になっていた!」だけで格段にマシ。従来当社製品比では悪くはない試合だったと思いますが、それでも勝ち目があったかとなると甚だ疑問。比較的優勢だった前半のうちに先制出来ていれば引き分けで終わった可能性はあったかと思いますが、後半はほぼサンドバッグ状態で西川の再三の好守で耐えているだけの試合内容。

・そして81分にとうとうというか必然的に失点し、「点が取れそうな感じはしないのに、失点は防げずに僅差で負ける」という堀体制お約束の大団円。昨年終盤からそんな試合の連続に愛想が尽きたのか、天気は上々&ビジターの動員が見込める&横浜M戦にも関わらず、この日の観客数はたった33000人強。平日開催が多かった影響もあってか昨年のホーム観客数は大きく減少しましたが、このままでは観客数の回復はとても見込めそうにありません。浦和はシンプルに試合を見せるポリシーを貫いているので試合結果&内容がそのまま客足に響きがち。ゆえにこの惨状をフロントが拱手傍観していいとはとても思えないのですが・・・

・開幕から(というか昨年終盤から)全く勝てないのを気に病んだのか、とうとう堀監督はボール支配を諦め、相手にボールを持たせて前からハメてショートカウンター狙いに転換。ついでにフォーメーションも4-4-2に変更。超ハイラインの横浜M相手の特殊オプションなのか、あるいはこれが今後の基本戦術になるのかは判りませんが、残念ながらこの試合では電池切れと共に戦術破綻という非常にプリミティブなレベルに留まっていました。横浜M相手にカウンター狙いが成功した柏との出来の違いは一目瞭然。

・中3日で準備期間がなかったという見方も成り立ちますが、この監督が組織だったプレッシャーを掛け方を仕込めるのか甚だ疑問。後半投入されてまもない直輝が飯倉まで一人で猛然とプレッシャーかけに行きましたが、そんなのが褒められるのはアマチュアレベルだからなぁ・・・後ろとの連携を考えないとプレッシャーが全くの無駄になるどころか、自分の守るべきところが穴になってしまう。

・最終ラインで最も足元が怪しい中澤にあえてボールを持たせるように仕向けるとか、この辺のエリアにボールを出させて奪いとるとか、プレッシャーのかけ方に狙い及びその狙いを遂行するための組織だった動きを堀監督が仕込めるのか、あるいは仕込むつもりがあるのか? 選手個々人の頑張りまかせで「がーーーっと行かんと、がーーーーっと」レベルじゃないのか? 今までのパフォーマンスを見る限り、堀監督に多くを期待するのはもはや時間の無駄だと思いますが。

Dscn8445

・決定機を作れていた前半でもその形は単純かつすべてサイドから。31分柏木右へ展開→菊池クロス→ファーで武藤ヘッド、35分左に流れた興梠クロス→武藤、39分柏木左へ展開→宇賀神クロス→興梠シュート撃ちきれずと3度決定機がありましたが、武藤といい興梠といい、数少ない決定機を確実にモノにできるFWではない(その代わり攻守両面で使い勝手のいい多機能型FW)ので、ラファエルを失った今となってはカウンター狙いでもなかなか点は入りません。武藤がシュートを撃っている分、まるで機能しない4-2-1-3&武藤WGよりマシという見方はアリだと思いますが。

・超ハイラインの横浜M最終ライン裏狙いも何度も見られましたがオフサイドの山を築くだけで、形になったのは16分マウリシオロングフィード→武藤左からカットインしてシュートの一回だけかな? あとは79分に青木が極端に前に出ているGK飯倉の位置を見てロングシュートを試みたのが面白かったくらい。

・守っても前目の各選手が電池切れになる前から浦和の「前ハメ」は怪しげになっていて、33分なんとアンカー扇原をどフリーにした挙句高精度の縦パスを出され、ユンポスト→ウーゴの決定機。ここは西川の好セーブで難を逃れましたが、後半になるともう目も当てられません。体力が落ちてちょっとずつプレッシャーが遅れたために相手に簡単に交わされ、横浜Mのボール回しに後手後手に回って一段と体力を消耗する悪循環。

・59分、60分とウーゴに決定機を許した辺りで決壊は時間の問題でしたが、事態を悪化させたのが63分の長澤→直輝の交代。前目の選手の中で比較的動けている長澤を「ちょうど時間になりましたぁーー」みたいなノリで下げてしまうだけでも十分すぎるくらい謎なのですが、その後柏木をFWに上げたのがなんとも不可解。SHには最初は武富、ついで興梠が回る羽目になりましたが、この配置転換が何の役にも立たないどころか戦局をさらに悪化させるだけに。

・81分は左SB山中のカットインから。右SB菊池はユン&山中のコンビにボコボコにやられ続けており、浦和はそこを長澤なり直輝なりが加勢して応戦しているうちに全体に穴が広がるという塩梅だったので、失点が右サイドからだったのは半ば以上自明。守備の人数はいるのに山中のカットインに誰についてゆけない辺りは、広島戦に川辺にやられたのと相似形。そして最後ウーゴに付ききれなかったのはヘロヘロの興梠で、配置転換がこんな形で仇に。

・ATにマウリシオ→ズラタン→青木エリア内突入という見せ場がありましたが、これもほぼ「投了前の形づくり」みたいなもの。突っ込んだのがFWでもSHでもなく後方にいるはずの青木だというのがいやはやなんとも・・・というか、後半の見せ場は共に青木なのか・・・

・スコア上は僅差ですが、終わってみればどこからどう見ても浦和の力負け。横浜Mは戦術がいかにも未成熟かつ戦術に合わないと目される選手も散見される状態でしたが、少なくとも何をやろうとしているのか判るだけ浦和よりははるかにマシ。一方の浦和はやりたいことすら全く判らなくなり、おまけに選手交代でさらに事態を悪化させる有り様で、結局のところただの力負けといった印象。堀体制の最後を飾るに相応しいクソ試合でした。というか、これが「最後」になるんでしょうなぁ、さすがに。

Dscn8442

---興梠--武富---
武藤--------長澤
---青木--柏木---
宇賀神-槙野-マウリシオ-菊池
-----西川-----

(交代)
63分 長澤→直輝
79分 武富→ズラタン
86分 興梠→荻原

・森脇&平川が依然ベンチにも入れず、おまけにルヴァン杯での無理使いが祟って遠藤も小破したため右SBの人選が注目ポイントでしたが、スタメンはなんと菊池。菊池は攻めに出ていた回数が多かった前半こそ縦への推進力&クロスと見せ場を作っていましたが、受けに回った後半はまるで守れないことが明るみに。これではSBの適性はないと言わざるを得ず、菊池を右SBで使った監督の責任のほうがでかいと思います。

・またマルティノスを最後まで投入しなかったのも謎。長崎戦ではスペースがなくて狭いところで苦労しているマルティノスをやたら引っ張ったかと思えば、スペースがふんだんにある横浜M相手にはなぜかマルティノスを温存。ルヴァン杯での出来が監督の心証を害したのかもしれませんが、これほど戦局に見合わない使い方をされている選手もなかなかおらんでしょうに。

ユン---ウーゴ---遠藤
--天野---バブンスキー-
-----扇原-----
山中-デゲネク-中澤-松原
-----飯倉-----

(得点)
81分 ウーゴ

(交代)
77分 バブンスキー→吉尾
84分 ユン・イルロク→シノヅカ
90+3分 ウーゴ→伊藤

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