龍の家@大山 ~ とんこつこく味
東武東上線大山駅から東へ延びる商店街「遊座大山」内。隣が「武蔵家」。先客ゼロ、後客8。久留米を本拠とし九州北部一帯に店舗展開しているチェーン店で、都内でも新宿店があり、一時池袋東武にも出店していました。個人的には熊本・ワシントン通り店で食べたことがありますが、都内では初めて。
券売機先頭&一番人気の「とんこつこく味(800円)」を麺硬めで注文。ランチサービスなしって九州より滅茶苦茶高いんですが・・・メニューは他に「とんこつ純味」「つけ麺もつ」など。つけ麺を頼んだ客には店員が逐一「時間がかかります」との断りを入れていました。
店内は厨房を囲むL字型カウンター10席のみ。卓上には辛子高菜、辛味もやし、白ごま、紅生姜など。
スープは「豚の頭の骨と水のみを高温で炊き上げた、豚骨100%の濃厚スープ」との触れ込みで、久留米ベースのためか、あるいが背脂やニンニクが加わっているためか、博多ラーメンのスープよりも相当ずっしりと重いのが特徴。ベーシックな「とんこつ純味」だと印象が違うかもしれません。さらに辛みそや渋い香油でアクセント。スープ自体は重いものの、味わい自体はいたってマイルドで、かえしもきつくありません。むしろ甘目。
スープ自体特に悪くはありませんが、困ったことになぜか酷くぬるくて参りました。わざとそう言う造りにしてあるのか、後乗せの具が冷え切っているのが災いしてスープがぬるくなったのかは判りませんが、厳冬期にスープがぬるいとなると心証は良くありません。
麺は極細のストレートでスープに負けないしっかりした仕上がり。ただ「硬め」というほどでもなかったので、ここは「ばりかた」で良かったかも。量は少なめですが、スープがぬるくてとても替え玉に耐えられそうにありません。。
チャーシューは程よく脂が差してまずまず。他にキクラゲ、もやし、刻みネギ。
ぬるいのはともかくとして、出来自体はそんなに悪くありませんが、チェーン店のラーメンにしてはかなり割高。往訪時の客入りは悪くありませんでしたが、外食チェーン店だらけのこの界隈で長持ちするのかなぁ?
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