【閉店】ジョニーの味噌@三ノ輪橋(2) ~ 濃密赤だし味噌らーめん
都電荒川線の終点「三ノ輪橋」降車ホームを町屋側へ出てすぐ。約6年半ぶりの再訪。開店5分前に到着したところ先客2。開店までに2人やって来て、その後10人弱。退店時には店内に待ち客発生。
味噌専門店のはずですが、券売機がタッチパネル式なので全貌は良く判らず。前回は基本メニューの「ジョニーの味噌」だったので、今回は期間限定の「濃密赤だし味噌らーめん(850円)」をチョイス。
店内はL字型カウンター10席。椅子が高くて少々不安定な上に席間が狭くて難儀。水セルフでカウンター背後に冷水機。半ライスサービス付きで大きな炊飯ジャーからセルフで。
ここの味噌ってスープがかなりしょっぱいのが難だったと記憶していますが、限定の「濃密赤だし」は芸風をだいぶ変えたようで、良くも悪くも個性が強い「赤だし」の味わいを抑え、さんま節とワタリガニ出汁とのバランスを取り、かつわずかにピリ辛に仕上げることで、赤だしが濃すぎて何を食っても同じ味になってしまう名古屋化の弊を巧みに避けています。見た目に反してスープにはさほどとろみもざらつきもありません。旨さに惹かれてついつい飲み進んでしまいそうになりますが、塩分過多になりそうなので自粛。
レギュラーメニューだと麺はうどんによく似た極太麺ですが、「濃密赤だし」は麺も変えたようで細めの玉子入りストレート麺。悪くはありませんがやや頼りなく、スープに合わせるにはもうちょっと固ゆでんするか、並太でも差し支えないような。
もやしは軽く炒めたもの。極薄チャーシューは低温調理なのでしょうが、スープの味が濃いので淡白な味わいのチャーシューに凝る意味があまりないような。他に刻み青ネギ、茹で卵半個、海苔。
細かい難点はあるものの、レギュラーメニューより遥かに上出来。また折りを見て再訪しましょう。
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