【観戦記】18年第3節:浦和L 0-1 千葉L
・下位クラスとの対戦だらけとはいえ、今季リーグ戦&カップ戦とも無敗の浦和レッズレディース。トップチームの状態がアレすぎる状態が続いているので、レディースの試合でお口直しと思って駒場へイソイソと出かけましたが、残念ながらレディースのほうも結構しょっぱく、おまけにトップチームと全く同じスコアで負けてしまうというおまけ付き。今年のゴールデンウィークは出足で大きく躓いた格好に。
・立ち上がりは千葉のプレッシャーがきつくて大苦戦し、それこそただの玉蹴りに終始しましたが、徐々にしっかりボールを繋いでサイド攻撃主体に反撃。攻撃の形はそれなりに作り、シュートも8本とそこそこ撃ってはいますが、千葉GKが肝を冷やすような決定機は48分栗島クロス→安藤だけ。前半わざわざ風上を選択してロングボール攻撃を試みたものの、ヨルダン帰りの菅澤のコンディションがあまり良くないのか、ボールの収まりがイマイチなのは誤算だったかも。
・守っては前半は右サイドを何度か突破されていたものの決定的なシュートは撃たせておらず、後半は何もさせていませんでしたから、スコアレスドローが内容相応。少なくとも負けるような試合ではなかったと思いますが、67分CK→ファーでの折り返しを押し込まれるような恰好で失点。もっとも千葉とはカップ戦で先週対戦したばかりで、その際にもセットプレーで2失点していますから、千葉にとってみれば偶然でも何でもない、狙い通りの得点だったのかも。
・石原監督は失点直後から選手を相次いで代えて反撃を試みましたが、すべて不発。菅澤に代えて実績がある白木ではなく、新人の高橋を投入したのには驚きましたが、さすがにビハインドでの起用は荷が重かったようで。選手交代の失敗が引き金になったかのように、失点後はまたボールを落ち着かせられずに序盤の弾蹴りに戻ってしまいました。試合終了直前に高畑のロングボールがゴールマウスを襲い、GKが弾ききれずにポロリという一幕がありましたが安藤のシュートはGKを直撃して試合終了。
・昨年は日テレ&神戸に一度も勝てず、今年はその両チームを超えることが目標だったはずですが、その前に中位クラス相手にしょっぱい内容で敗戦。千葉には昨年カップ戦決勝でも敗れており、苦手なのかもしれませんが。
・試合終了後は「AFC女子アジアカップヨルダン2018」優勝報告会で菅澤・池田・猶本の3選手が登場。いずれも今大会の主力ではなく、しかも池田は正GKの座を失ってしまったので些か元気なさげ。それはともかく、猶本が「しゃべらせたらアカン子」だったというのにはびっくり。
---安藤--菅澤---
吉良--------柴田
---猶本--佐々木--
木崎-高畑--長船-栗島
-----池田-----
(得点)
67分 深澤(千葉L)
(交代)
67分 吉良→清家
72分 菅澤→高橋
75分 木崎→北川
【今日のゆずほ】
・カップ戦ですら出番を失ってしまったので、代表組が戻ったリーグ戦では当然のようにベンチ外。
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