« 【観戦記】18年第5節:磐田 2-1 浦和  ~ 法多山死の彷徨 | トップページ | 厚切りポークステーキ定食@松屋 »

2018.04.03

堀監督更迭&大槻育成ダイレクター暫定監督就任

・昨日クラブから唐突に「堀監督及び天野ヘッドコーチとの契約解除」「大槻育成ダイレクターの暫定監督就任及び上野ユースコーチのトップチームコーチ就任」が公表されました。

・堀監督の手腕がかなり怪しいのは昨年から見え隠れしており(フロントにこの認識が欠けているのが不可思議)、キャンプを経てもなお一向にチーム状態は好転せずに今季も絶賛低迷中。それゆえ3月の中断期間を前に体制を一新するのが遅まきながらも最善手と目されましたが、伝統的に行き当たりばったりというか計画性がない浦和フロントの無能さを甘く見ていました。

・浦和フロントはなぜかこの中間期間を無為に過ごし、さりとて堀監督を全力で支持するわけでもなく、中断明け初戦の敗戦でいきなり堀監督を更迭するという暴挙に出るとは!!

・まぁ磐田戦の終盤を見たらとうとうチームがぶっ壊れたのは一目瞭然でしたからフロントが監督を支持する気力を失ったのかもしれませんし、ひょっとすると堀監督が指揮を投げだした結果のかもしれません。このところ試合後の表情に生気はありませんでしたし、磐田戦はなぜか終盤フリーズしちゃいましたし・・・

・しかも後任の大槻Dの指揮は「暫定」と明言されており、今後の展開は著しく不透明。準備期間も何もない連戦の最中に監督をお願いされるほうも迷惑でしょうから(よほどの野心家あるいは単に職に困っている方ならともかく(苦笑))、W杯開催に伴う中断期間まで大槻暫定監督を引っ張り、その間に新監督を探すと考えるのがもっともありうるシナリオですが、なにせ監督選びに関してはノーアイデア、ノープランが常の浦和。下手をするとこれといった後任が見つからずに大槻Dの「暫定」が取れるだけに終わっても不思議はありません。

・堀監督については「ラファエルを最大限生かす」というACLスペシャルな手を打って見事優勝したことについてはいくら感謝してもしきれないくらい。2011年終盤に火中の栗を拾わされて、見事J1残留のタスクを果たした時もそうでしたが、その場限りのスペシャルな仕事をする分には悪くない監督なのかもしれません。ただ平均的、日常的なチーム力が問われるJリーグという土俵ではそんなスペシャルな手は全く通用せず、監督としてはかなり下のレベルだったのも確かだったと思います。

・また堀監督が非常に不思議だったのは、長年ミシャのもとでコーチを務めていたにも関わらず、ミシャの遺産を活かさないどころかむしろベクトルが逆向きのサッカーをやり始めたこと。しかも堀色は結局「とにかくラファエルなんとかしれくれー」以上のものではなく、堀色を出せば出そうとするほどチームは混迷の度を深めていったように伺えました。

・そもそもフロントがミシャスタイルの継承を後任監督に求めないのであれば何も内部昇格に拘る必要はなく、堀に2度目の火中の栗を拾わせる必要は全くなかったと思います。言い換えれば5年もの長期に及ぶミシャ政権下で後任をピックアップする努力を怠り、急に訪れたミシャの極度な成績不振で慌てふためいて堀にバトンを渡したこと自体が大問題。

・今回の監督交代は堀監督の能力見極めに失敗したのはともかくとして、監督がダメだった時のフロントの「ノーアイデア、ノープラン」が見え隠れするという点でミシャ解任時に酷似しています。その直後に慌てて内部昇格で取り繕うのを止めただけマシだとは思いますが。

・また大槻新監督は2011年の堀監督就任時と同様、下部組織のコーチぶっこ抜き。堀を引き抜いた後のユースは弱体化して一時はプレミアから降格しただけでなく、プリンスリーグでも低迷。大槻体制下でなんとか焼野原からの再建が進んで昨年からプレミアに復帰したはずですが、またしても同じ道を歩んでしまいそう。

・このノーテンキな体制が続く限り、浦和がコンスタントに優勝争いに絡むなんて無理でしょうなぁ・・・ 

|

« 【観戦記】18年第5節:磐田 2-1 浦和  ~ 法多山死の彷徨 | トップページ | 厚切りポークステーキ定食@松屋 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17585/66566050

この記事へのトラックバック一覧です: 堀監督更迭&大槻育成ダイレクター暫定監督就任:

« 【観戦記】18年第5節:磐田 2-1 浦和  ~ 法多山死の彷徨 | トップページ | 厚切りポークステーキ定食@松屋 »