【ネット観戦記】18年第4節:仙台L 0-2 浦和L
・浦和が仙台を圧倒していた前半35分くらいまでに2点先制。その後浦和は運動量が落ちてパス精度もガタ落ちになったものの、仙台は終始良いところなく、後半は双方グダグダのまま時間だけが経過してそのまま試合終了。浦和が危なかったのは65分CKを押し込まれそうになったのと、88分バー直撃のミドルシュートを浴びた場面だけ。一方後半浦和にも2度追加点のチャンスがありましたから、スコアは試合内容通りの妥当なものでしょう。
・浦和は立ち上がりから出足で仙台を圧倒。前節の千葉と違って仙台はプレッシャーがきつくないので、浦和は自由にボールを支配していきなり左右からクロス攻撃の形をつくっていました。6分の先制点は栗島スローイン→清家ポスト→菅澤がドリブルで運んで左から走り込んだ加藤が遠めからシュートという見事なもの。加藤は浦和のSHとしてはシュートレンジが広いのが活きた格好。正直柴田もこれくらいのが撃てるといいのですが。
・先制後も浦和がほぼ一方的に攻勢。前から積極的にプレッシャーをかけることで仙台の反撃を高い位置で潰し、しかもいたずらに攻め急がず中盤でボールをしっかり繋ぎつつ、清家の裏狙いを中心に得点機会を伺い続けました。31分の2点目は加藤→北川で左サイドを抉り、北川の折り返しをエリア内で菅澤が決めたもの。他に猶本や佐々木が際どいミドルを放つ場面もあり、攻撃の形は実に多彩。
・この試合仙台の動き、特に中盤の出来が芳しくないのが気になりましたが、前節から中3日の連戦なのに仙台はスタメン変更ゼロ。一方浦和は次節が中2日で日テレ戦ということもあってか前節から高畑→南、木崎→北川、吉良→加藤、安藤→清家と4人も入れ替え、しかもその4人とも特に何の問題もなくプレーしていましたから、結局選手層の厚さがモノを言って、運動量の差となって表れたのかも。仙台はHTにMFを2人代えたところを見ると、中盤の劣勢を認めざるを得なかったのでしょう。仙台はなんと前半シュートゼロ。
・後半立ち上がりも浦和が両サイドから攻勢をかけたがクロス精度が低くてなかなか決定機には至らず。唯一掴んだ59分の決定機(栗島クロス→清家)はシュートを撃ちきれず。
・その後急激に浦和は消耗してパスミスを連発するも、消耗しているのは仙台も同じで大過には至らず。浦和は猶本の消耗が著しく、やばいところは悉く佐々木がカバーしている始末でしたが替えがいないので、石原監督は前目の選手をどんどん代えて前から追っかけまわすことで必死に防戦。結局浦和がひやっとしたのは先述の2回だけで、とうとう守備陣は全く崩されず。最後はこの試合がリーグ初出場だったCB南の足が攣っていましたが、なんとか最後まで走り切りました。
・88分に仙台GKに猛然とプレッシャーをかけた途中投入の高橋が、GKのパスミスを誘ってボールを拾う一幕がありましたが、高橋は自分で撃たずにこれまた途中投入の白木になぜか横パス。白木は戻ってきた仙台DFに囲まれて撃てず。うーーん、あそこで撃たなかった高橋はFWとしてどうなの??
---清家--菅澤---
加藤--------柴田
---猶本--佐々木--
北川-南---長船-栗島
-----池田-----
(得点)
6分 加藤
31分 菅澤
(交代)
74分 菅澤→高橋
79分 加藤→塩越
84分 清家→白木
【今日のゆずほ】
・79分加藤に代わって左SHで登場。とにかく前から追いかけまわして仙台に高精度の縦パスを出させないというタスクしか与えられていないはずで、実際高橋や白木はそんな感じで走り回っていましたが、柚歩は運動量が多いとは言い難いせいか、そういう泥臭い仕事はしたがらないからなぁ・・・それどころか、もっともやってはいけないしょーもないボールロストも散見。でも泥臭くボールを奪いに行った場面もあったから最低限のタスクは果たしかな?
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