ねむ瑠@本郷三丁目(2) ~ 赤鶏と蛤の淡麗中華そば
本郷三丁目交差点から春日通を西へ下る。先客5、後客6。予定していた店が開店前から10人程度並んでいたので、こちらへ転進した次第。約2年ぶりの再訪。
前回は券売機ボタン先頭の「濃厚烏賊煮干中華そば(780円)」だったので、今回は「赤鶏と蛤の淡麗中華そば・醤油(780円)」を注文。「烏賊」も「赤鶏」も醤油と塩が選べます。ランチサービスはなし。
なお前回は「烏賊」と「鰆煮干淡麗塩中華そば」2本立てだったはずですが、後者が差し変わっていました。
店内はくの字型カウンター6席+L字型4席。水セルフ。卓上にはイカの魚醤、穀物酢、日本山椒のピュアオリーブオイル、黒胡椒など。
卓上の能書きによると煮干しと椎茸の出汁をベースに赤鶏の鶏油と蛤を合わせたものだそうで。表面の鶏油のてかりが目立つ(こういうのを「淡麗」と呼ぶのは妙な気がしてなりませんが)のはともかくとして、出汁がどれ一つとして良い意味で突出することなく、バランスが良く取れたまろやかな味わいを織りなしていて感服しました。もちろん醤油も変に出しゃばらないので、スープの旨みについついぐいぐいと惹き込まれて飲み進んでしまいました。一口目はちょっと温いかな?と思いましたが、それも次第に気にならないように。
麺は菅野製麺所の細めストレート。しなやかな食感であっさりめのスープとの相性は文句なし。
チャーシューは柔らかくて弾力性が強いタイプ。配膳時にチャーシューについて何か一言二言ありましたが、早口で聞き取れず。他に三つ葉、かいわれ、刻み玉ねぎ、そして蛤が一個だけ。このスープなら刻みタマネギではなくメンマのほうが合う気がしますが・・・
このクォリティーで、しかも並ぶほどには混まないのは実にありがたいもの。
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