【閉店】K's Garden@大塚・巣鴨新田(2) ~ 醤油ラーメン
山手線大塚駅の北西。飲食店や東横インなどが連なる通りを進んで、空蝉橋通北交差点を過ぎたさらに先にあり、都電巣鴨新田電停のほうが近いくらい。リニューアルオープンしたとの報を聞いて約1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。
店内の券売機ボタンを見ると、醤油ラーメンと味噌ラーメンが新作とあったので「醤油ラーメン(800円)」を注文。ランチライムは小ライスのサービス付き。
レギュラーメニューは他に濃厚醤油ラーメン、濃厚味噌ラーメンがあり、さらに「今週のラーメン」というのも。往訪時は「つけ麺」でした。
店内は厨房に向かってL字型カウンター5席、2人卓×6、1人卓×1。卓上には、ミル入りブラックペッパーと一味。相変わらず女性二人で切り盛りしている模様。
スープは動物系主体の魚介交じりといった風ながら非常にバランスが良く、角の取れたまろやかな味わい。ただ大葉の上に鯵のほぐし身が乘っていて、これが結構魚臭いので好き嫌い分かれそう。一応梅肉和えにして魚臭さを抑えてはいるようですが、個人的には天敵の大葉の悪臭が移ってしまうのと相まってちょっと苦手。また鯵のほぐし身がスープに馴染んでゆくに従って、当然ながらスープは急激に魚介テイストを増してゆきます。
麺は浅草開化楼製の細めほぼストレート。心持ち柔らか目の仕上がりでスープの絡み、相性ともまずまずで、啜り心地良し。
チャーシュー薄いのと厚いの2つ乗っていましたが、いずれも硬めで少々パサつき加減。他に味玉半個、メンマ、ナルト、海苔、白髪ねぎ。
スープは食べ始めこそまろやか、かつたぶん無化調と思われる雑味のない味わいで悪くないと思ったのですが、どういうわけか食べ進むに従って急激にしょっぱく感じるようになってしまいました。無化調を掲げているのにやたらしょっぱいという難点は前作でも感じたところで、この店の作風は私には合わないのかも。
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