神戸ラーメン 第一旭 神戸本店@神戸
JR神戸駅を山側へ出て線路沿いに元町方面へ。15時前の中途半端な時間帯に往訪したせいか、先客3、後客1とがらがら。隣に旧店舗と思しき物件が残っていました。
券売機はなく、店内のメニューを見て無難そうな「Bラーメン(700円)」を注文。
店内はテーブル席主体で4人卓×5、カウンター代わりの大きな8人卓×1、カウンター6席。外観は小奇麗なのに、店内の雰囲気は関西にありがちな煮詰まった「餃子の王将」と大差がない趣きなのが不思議。卓上には漬物なり調味料なりがゴテゴテと。
Bラーメンは実質チャーシューメンで、チャーシューが花びら状に整えられて登場。青ねぎやもやしに最初からコショウがかかった状態で出てきます。コショウをかけて食べるのが前提のようなラーメンなので、これでも何の問題もありません。
スープは豚骨出汁こそしっかり効いているものの脂が多く、また醤油もきついので全く飲む気にならず。ただ麺なりチャーシューなりを浸すためだけに存在するスープだと割り切ってしまえば、これも悪くはありません。
麺は細麺ストレートで、心持ちボサボサした食感。麺自体はスープに負けてはいませんが、これまたチャーシューなどを絡めてナンボという感じ。
醤油だれで煮込まれたチャーシューは若干パサついているが、旨味は残っていてこれはこれでまた良し。細もやしと青ネギが多少の箸休めとなるものの、食べ終わると青ネギがあまって、スープの上に大量にプカプカと浮いているのは少々もったいない気も。
正直たいして美味くはないチャーシューはこんなに要りませんし、かといってチャーシューがないAラーメンではあまりにも寂しい。Aラーメンにチャーシューを少しだけ添えた「サービスラーメン」というのを15~18時の時間限定で売り出しているようですが、それが一番バランスに優れているような気がしてなりません。
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