横浜家系らーめん 武蔵家 川口店(2)
樹モール入り口、ザ・プライス川口駅前店の前という人通りの絶えない好立地で約5年ぶりの再訪。先客1、後客8~9。
以前試食した際は残念ながらスープがまるでダメで、なんか古くなった油みたいな味わいが全体を支配してどうにもならず、二度と行くまいと思いました。その後周囲に競合店が乱立しても潰れないどころか結構繁盛しているのと見て、たまたまの極端な下ぶれなのかと思い直して再訪した次第。
言うまでもなく横浜家系の店で、「らーめん・中(750円)」を麺堅めで注文。さらに無料のライスをつけてもらいました。 メニューは「らーめん」とそのオプション類のみなのかな?
ライスはセルフではなく、店員によそってもらう方式で「ちょっとだけ」から「ライス大」まで調整可。さらに限定ながら1kgの「武蔵山」とか1.5kgの「武蔵盛」とかも。デフォルトでも小さめの丼に軽く盛られた感じで出され、どう見ても一般的なサービス品の「半ライス」よりはかなり多め。さらに辛味噌漬けの豚肉みたいなのをおまけにつけてくれました。
店内はL字型カウンターが5+6席。かつてはテーブル席があったはずですが、いつの間にか撤去され、待ち客用のソファが置かれていました。卓上には豆板醤やおろしにんにく、胡椒等のお馴染みの調味料に加え、ふりかけやキューちゃんがあるのが「武蔵家」の特徴。
で、肝心のスープですが、意外や意外、ごくごくフツーの家系そのもので悪くありません。どちらかというと豚骨出汁&脂は軽めで醤油がきつめという印象。これまたご飯をやたら食わせるためのバランス調整なのかも。にも関わらず、なぜか「濃いめ」を頼んでいる方が多かったのですが・・・
麺は一般的な家系の麺と比べて心持ち細い気もしますが、「麺硬め」ならスープに負けている感じはしません。並で160g、中で240gあり、ご飯が無料サービスなことを考えると100円増しの中を頼むより、並に何かトッピングをつけるほうがバランスが良さげ。
具はチャーシュー、ほうれん草、海苔と標準的。
やはり前回のはたまたまの極端な下ぶれだったようで、この出来なら「とりあえず腹一杯食べたい」というニーズに応えるには十分でしょう。特に美味いとも思いませんが、それでもワンコインの「なんちゃって家系」よりはマシで、繁盛しているのも納得。
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