ほうきぼし@赤羽(3) ~ 汁なし担々麺
赤羽駅東口から南へ。商店街も尽きようとする最南部に位置。先客1。後客5。チャリで遠出しようと思ったら案外南風がきつくて、新荒川大橋を渡ったところで心が折れてこちらへ転進。約1年ぶりの再訪。
店内の券売機ボタン先頭の「汁なし担々麺(880円)」と「小ライス(60円)」を注文。辛さの程度は特に聞かれませんでした。ランチサービスはなし。相変わらず担々麺専門店というわけではなく、正油らーめんやオクラ納豆まぜ麺といったメニューもあり、実際正油らーめんを頼んでいる客もいました。なお往訪時は「煮干らーめん」は売切れ表示。
店内はくの字型カウンター6席と2人卓×2、4人卓×1。水セルフ。卓上にはにんにくチップ、酢、胡椒、一味、ラー油、山椒等々。
もやしがやたら目立つのに加え、ベビーラーメンみたいなのが大量にちりばめられていますが正体不明。他に肉味噌、ナッツ、青菜。
タレが底に溜まっているので、天地をひっくり返しながら何度もまぜまぜ。ラー油が多いのかかなり脂っこいのが特徴。また辛さはほどほどで辛さ耐性の低い私でも何の問題もありませんでした。スパイス類に凝っている様子はなく、痺れ感は全くと言っていいほどありません。事前に辛さ等を聞いて来ないことと合わせ、辛さや痺れは卓上の調味料で好みに応じて自分で変えてくれということなのかも。
麺は太い緩い縮れ入りの太麺。もちもちっとした食感が実に心地よい。麺が秀逸なので、汁ありより汁なしを推しているのは判る気がします。またもっちりした麺の中にナッツやベビーラーメン(?)のゴリゴリ、ボリボリとした食感が混じって、食感に変化が加わるのも面白いもの。もちろんナッツは味わいの上でもアクセントが付きますし。
混ぜる前はもやしが多いように見えましたが、混ぜて油まみれになってしまうと箸休めにはならず。量的には小ライスがなくても問題ありませんが、飽きずに食べきるには小ライスをつけたほうが良さげ。最後はどうしても肉味噌が底に溜まってしまうので、その消化にも役立ちますし。
赤羽という土地柄を考えるとやや高いのが残念ですが、この出来ならリピート確実。早い時間帯なら行列が出来るほど混まないのも高ポイント。
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