951@大久保 ~ 牛肉汁つけ麺
総武線大久保駅南口からファミマのある角を南へ。立ち飲み屋が並ぶ通りに入ってすぐ。「らーめん 五ノ神製作所」の跡地。先客ゼロ、後客7。
昼と夜でメニューが違っていて昼は「牛肉汁つけ麺」のみ。夜は「牛塩ラーメン」と「煮干醤油ラーメン」という構成。今回は「牛肉汁つけ麺・中盛(800円)」を注文。なおつけ麺の量は小盛180g、中盛240g、大盛300gとのこと。
店内は前店の居ぬきのようで、厨房に沿って縦長カウンター12席。水セルフ。前店はカウンターの背後が狭いのに給水器が入口近くに置いてあるだけなのがチト面倒でしたが、この店はカウンターにポットを置いて楽になりました。卓上には、一味ちペッパーミル入り胡椒。
つけ汁は牛肉の旨味全開で、いかにも牛らしい甘さが支配的。またこれまた牛っぽい脂っぽさも少々。見た目と違って粘り気はあまりありません。途中でレンゲに添えられたトマトジュレを溶かし込んでみると味わい一変。当然ながら酸味がぐっと強まって(妙な例えですが)、つけ汁に薄い牛肉が散りばめられていることとに相まってハヤシライスみたいな味わいに。これはこれで面白いのですが、全部溶かすと酸味強すぎかも。なおつけ汁の中のメンマに妙な臭みがあったのが甚だ残念。
麺は太麺ストレート(つけ麺んしては若干細目か?)でつるつるとした口当たりは心地よいものの、もっちりと形容するにはコシが甘すぎてくにゃっとした感じで好みに合わず。つけ汁に麺が負けてるわけではありませんが。
「牛肉汁」ってあまり類例がないだけに面白い一杯ですが、細かいところでちょっとずつ損しているような感じ。
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