ごくまる@淡路町 ~ 熊本まぜそば
丸の内線淡路町駅から徒歩2分。須田町交差点近く。「磯野」の跡地。先客2、後客2。
「熊本まぜそば」という初めて見るジャンルを売り物にしている店で、店内の券売機ボタンを見ても麺類は「まぜそば」のみ。普通盛200g、大盛300g(+120円)とのことで、「まぜそば・普通盛(650円)」を注文。さらに「一口ご飯(20円)」をつけてみました。台湾まぜそばだと追い飯無料サービスのところが多いような気がしますが、ここは麺が安いからかなぁ?
店内はL字型8席のみ。カウンターの背後が狭いのは「磯野」の時と変わらず。卓上には一味のみで、まぜそば・油そばがウリの店にありがちなラー油だの酢だのといった調味料をごてごてを置かないみたい。
千切り玉ねぎの白、刻みネギの緑、そして糸唐辛子の赤と、卵黄なしでもまぜそばにしてはそこそこ華やかなビジュアルで登場。とりあえずせっせとまぜまぜ&天地をひっきくりかえしているうちに、底にあったはずのタレを麺がどんどん吸ってしまうようで、混ぜた後には底にタレがほとんど残らないのが特徴。
麺はストレート細麺。弾力性はそこそこ保ってはいますが、やはりまぜそばにしてはかなり頼りなくていかにもチープなのが難。カップ焼きそばに似ていなくもない気が・・・そこに白ゴマや魚粉が絡みつくので食感は絶えずざらざら、ごわごわ。タレは甘酸っぱいというか、より酸味が強い感じ。魚粉とのバランスは良く、タレに過不足感もありませんが、普通盛ですら終盤は単調さは否めず。大盛だとしんどそう。
底に余った肉味噌を活かすには一口ご飯が最適。「一口」といってもせこい店の「半ライス」くらいあったので、量的には十分満足。なおスプーンは頼めば出してくれるようです。
ユニークな一杯ですが、首都圏で一般的なまぜそば・油そばとはかけ離れているのがどうかなぁ・・・味に変化がつけられず、かつ麺に食べ応えがないというのは先々辛いかも。
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