おろしカルビ丼@吉野家
「吉野家」が2018年7月26日より夏季限定で発売中の「おろし牛カルビ丼(590円)」を試食。夏になると丼チェーン各社から清涼感を出そうと大根おろしを多用した商品が出てきますが、その吉野家版です。「おろし豚丼」「おろし鶏丼」も同時販売。
おいおい、大根おろしは別皿提供かよ・・・これが最大の衝撃でした。店頭広告やメニューには大根おろしがカルビの上にポン酢らしきものがちょっとかかった状態で乗せられており、てっきりその姿で出てくるものと思っていただけに。思えばこれが不幸の始まりだったのかも。
作り手が下手なのか、カルビがかなりの部分焦げているのもがっかりポイント。
そしてさらに衝撃的だったのは味付け。吉野家は「味つけには、夏の清涼感を感じられるよう柑橘系のタレを使用し、ご飯が進むよう甘めの醤油ポン酢に仕上げました。後味に柑橘系の香りが残る、夏にぴったりの商品です。」と謳っていますが、ほとんど柑橘系の酸味なんて感じません。カルビの甘くてこってりした味わいが支配的で普通のカルビ丼と大差なし。
後乗せの大根おろしが味わいを散漫にしているのかもしれませんが、ひょっとして作り手が何から何まで間違えているのではないかと訝しくなるほど。
あえて言おう、吉野家最大級の失敗作であると!
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