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2018.08.28

【観戦記】18年第24節:名古屋 4-1 浦和 ~ 金ピカ名古屋ジョー、いやはや恐れ入りました

・久しぶり、かつ却って清々しくなるくらいのボロ負け。浦和が良かったのは立ち上がりだけで、あとはほぼ一方的な名古屋ペースで試合が進み、しかもFWジョーには最初から最後までやられっぱなしで、あれよあれよの4失点。いや4失点で済んだのが奇跡とも思える凄まじい撃たれっぷりで、さすがのオリヴェイラ監督も西村主審に八つ当たりするくらいしかコメントのしようがない惨敗でした。

・公式記録では気温31℃、湿度52%だったそうですが、如何せん風通しが良くない豊田スタジアム。キックオフ時にはまだ陽が少し残っていることもあって体感的には数値以上に過酷だったような気がしました。そんな環境下で名古屋の総走行距離は約110.2km、浦和は約104.6kmと大差がつき、これが浦和惨敗の主因だと思います。

・共に天皇杯から中3日ですが、名古屋はジョーが後半途中投入だったくらい(しかもジョーはリーグ戦第23節は出場停止でお休み)でほぼ完全ターンオーバー。一方浦和は天皇杯で槙野を休ませたくらいで、ほぼ同じメンバーでの連戦。この差がモロに総走行距離の差となって表れたと思います。

・下種の勘繰りになりますが、オリヴェイラ監督の今年の最大かつ唯一の目標は天皇杯優勝で、万全の態勢で天皇杯4回戦を勝ちに行く以上、その前後の清水戦&名古屋戦は捨てていたとまでは言わないもののドローはやむなしとオリヴェイラ監督が割り切った結果だと言い換えてもいいでしょう。

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・しかし、名古屋戦の結果はオリヴェイラ監督の想定を大きく下回る惨敗。オリヴェイラ監督なりに選手のコンディションを見極めて選手をピッチに送り出したのでしょうけれど、浦和の選手たちの動きは明らかに悪くてどうにもなりませんでした。ここまで悪いとさすがにスタメン選考自体に問題があるだろうという気がしてなりませんが。

・序盤は最終ラインを高く押し上げてショートカウンターを狙いにいった風ですが、動きが鈍くて良い形でボールを奪えないため、徐々に最終ラインは下がり気味に。さらに名古屋の細かい動き、素早いパス回しについてゆけずに、自陣深い位置でファウルを犯しがちになった結果、前半のうちに失点を重ねてしまいました。

・浦和の動きの悪さを象徴したのが29分の玉田のゴールシーン。ジョーのPKは西川がいったん止めたものの、そのこぼれ玉に浦和の選手たちは全く反応できず、玉田に蹴りこまれてしまいました。玉田の反応がわずかに速くて蹴りこまれたならともかく、何の反応も見せなかった辺りにこの日の浦和の選手たちの疲労困憊ぶり、そして疲労から来るのであろう集中力のなさが凝縮されているような気がしました。

・オリヴェイラ監督にとって不運だったのは柏木が欠場を余儀なくされたこと。豊田に帯同はしていたようですが、結局コンディションは整わず。柏木不在が祟り、名古屋のような絶えず前がかりのチーム相手に縦パス一本で一気にカウンターを狙うような攻めが出来なかったのも敗因の一つでしょう。

・名古屋の中盤のフィルターはないも同然ですが、撤退だけは早いのが特徴。そんな相手に浦和はそもそもボールを奪い返す位置が低く、奪っても速い攻めを繰り出せずにチンタラパスを繋いでいるうちに名古屋守備陣はとっとと帰陣してしまい、浦和はその前でぐるぐるボールを回しているうちにパスミスが出て攻撃終了の繰り返し。よくこんなんで1点取れたなぁ・・・左サイド深くに抜け出した興梠のクロスをノープレッシャーの小林が何を焦ったのか頭でゴールに叩き込むという噴飯ものでしたが。

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・一方名古屋はジョーの出来が圧巻の一言。さすがW杯出場経験のある元セレソン、名古屋が大金を叩いて連れてきただけのことはあって、裏を取るのもうまけりゃ、最前線でボールも収まり、ヘッドの打点も高けりゃ、難しい体勢からも高精度かつパワフルなシュートが撃てる。浦和にとって何一つ良いところがなかった試合でしたが、これだけのものを見せていただけたらある意味金の払い甲斐もあるというもの。ボロ負けにも関わらず試合後清々しさすら覚えたのは専らジョーのおかげでしょう。

・そんなジョーの恰好の標的になったのが岩波。6分に丸山からの縦パス一本でジョーにあっさり裏を取られたのがケチのつけはじめ。37分にはネットの縦パスを受けたジョーにいとも簡単に入れ替わられてシュートを撃たれ、44分にはシャビエルFKからジョーに競り合ってないも同然のような形で高い打点のヘディングシュートを許してしまいました。ここまで徹底的にやられたらさすがに岩波も凹むでしょうなぁ・・・

・後半なぜか名古屋にイージーなミスが続出して浦和ペースになりかかったところで、風間監督は左SHに相馬を投入。この効果は絶大で、スピードのある相馬に既に疲労困憊の橋岡はついてゆけず、70分相馬が左サイドを深く抉ってからのクロスをジョーが叩き込んで3点目。これで浦和の集中も切れたのか、79分には相馬への橋岡の対応も甘けりゃ、槙野のジョーへの対応もおざなりという大惨事でとうとうジョーがハットトリックを達成。

・試合後オリヴェイラ監督は西村主審を痛烈に批判。まぁ槙野がなんだかよく判らないファウルを取られたのが2失点目に直結したのでオリヴェイラ監督の怒りも判らなくもないのですが、浦和の出来が悪すぎて試合結果に西村主審の笛はあまり影響はなかったと思います。ミシャがただボールを持たされただけの試合を「試合をコントロールしていた」と言い訳しがちなのと同様、オリヴェイラ監督の審判批判は外野の要らざる詮索をシャットアウトする趣旨での「負け試合後にありがちな得意芸」なのでしょう。ちょっとだけ真理を含んでいる分、ミシャより言い訳芸としては上手いと思いますし。

・猛暑続きの中での連戦また連戦をほぼ同じスタメン、同じような選手交代で臨んだ結果、とうとう浦和レギュラー陣のコンディションはボロボロになってどちらかといえば得意なはずの「積極的に前に出てくる」相手に相次いで大量失点。次節C大阪戦を最後にリーグ戦は小休止となり、オリヴェイラ監督はそこでの立て直しを画策しているのでしょうが、次節も厳しい戦いになりそうです。

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-----興梠-----
-ファブリシオ----武藤--
宇賀神-長澤-青木-橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
22分 オウンゴール(小林)

(交代)
65分 岩波→阿部(マウリシオが3バックの右、阿部が中央へ)
65分 興梠→荻原(ファブリシオ1トップ)
73分 宇賀神→李(李が左シャドー、荻原が左WBへ)

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---ジョー--シャビエル--
玉田--------前田
--エドアルド--小林---
金井-丸山--新井-宮原
-----ランゲラック----

(得点)
29分 玉田
44分 ジョー
70分 ジョー
79分 ジョー

(交代)
62分 玉田→和泉
68分 エドゥアルド ネット→相馬(相馬が左SH、和泉がボランチへ)
90+2分 シャビエル→佐藤

・CB中谷は出場停止で、代わりに新井が出場。

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