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2018.08.23

【TV観戦記】18年天皇杯4回戦 浦和 1-0 東京V ~ 永田の「うっかり癖」は何処へ・・・

・残暑厳しい折、天皇杯4回戦はよりによって全国屈指の猛暑で知られる熊谷での開催。試合当日の最高気温37.7度に達したらしく、その猛暑とあんまりなアクセス事情に恐れをなして、この日はスカパーでTV観戦。

・厳しい気候条件下で中2日&中3日の連戦を強いられているため、他チームはおしなべて相当面子を落として天皇杯に臨んだようですが、浦和は槙野が完全休養になっただけでほぼ現有のフルメンバー。清水戦は宇賀神&森脇を完全休養とし、柏木をベンチスタートとしたのが祟って勝ち点1に終わってしまいましたが、このスタメンからオリヴェイラ監督の天皇杯優勝にかける意気込みが十分すぎるくらい伝わってきます。

・ところがオリヴェイラ監督が天皇杯必勝に向けて万全を期したにも関わらず浦和の動きは芳しくなく、前半半ばから前半終了まで完全に東京Vに主導権を握られただけでなく、先制点を許しかねない危ない場面を何度も作られてしまいました。

・しかし、良くないなりに前半を無失点でやり過ごして、後半反撃の機会を伺うという「我慢の試合」ができるのが今の浦和。後半は割り切って東京Vにボールを持たせ、カウンターorセットプレーに勝機を見出すという割り切った策に転じたのが奏功して東京Vは全く攻撃の形を作れなくなりました。

・浦和が先制した後は東京Vの運動量もガタ落ちになって完全に浦和ペースとなり、浦和が追加点を取れなかったのが不思議なくらい。終盤になって両チームの力量差がモロに出た格好。

・中3日で週末に対戦する名古屋は控えメンバーだらけで天皇杯に臨んだため、コンディション面で浦和の劣勢は免れません。しかもこの試合でも清水戦同様動きは良くなかったところを見ると浦和のレギュラー陣は既に疲労困憊なのでしょうし、おまけに森脇故障再発という誤算まで生じましたが、夏の連戦の最後となる一戦でオリヴェイラ監督の采配やいかに。

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・前述のように浦和は現有のほぼフルメンバーなのに対し、東京Vはなんと前節大分戦から全員入れ替え。おまけに東京Vのフォーメーションは普段ほとんど採用したことがないらしい4-4-2。

・おまけに長らく対戦機会もなく、相手の出方が皆目判らないせいか、浦和の立ち上がりは随分まったりしていましたが、それでも13分左に流れた武藤からのクロス→ファブリシオがどフリーでヘッド。さらに23分柏木CK→ファーの岩波がこれまたどフリーでヘッド、と決定機を掴みました。

・この決定機を決めていれば浦和楽勝だったはずですが、23分の逸機以降前半一杯まで一転して完全に東京Vペースに。24分阿部の縦パスを井上にカットされたのを機に李にポスト直撃のシュートを撃たれてヒヤリ。

・やり慣れない4-4-2をわざわざ採用したロディーナ監督は清水戦の試合内容を参考にしたのかもしれません。浦和に押し込まれた場合はSHが下がって5-3-2気味に構えますが、前半半ばに主導権を握っている時間帯では東京Vの積極的な守備が上手く嵌まっていたように見受けられました。

・東京Vは2トップ&ボールホルダーに近いほうのSHで浦和の最終ラインに圧力をかけて、相手に容易にビルドアップを許さず。浦和はパスミスが相次ぎ、なんとかボールを奪っても前線へ繋げずに2次攻撃を浴びてしまうという清水戦でしばしば見られた光景の繰り返しになってしまいました。興梠もお疲れなのか、いつもほど確実にボールキープできないのも痛手でした。

・28分にはマウリシオのパスミスから李→森の裏抜けを許してヒヤリ。38分には上がってきた左SB香川への森脇の対応が軽かっただけでなく、あろうことか森脇のバックパスを香川に奪われる大失態で、香川→林と繋がれてヒヤリ。浦和はマウリシオが慣れない左CBをやっており、当然ながら宇賀神との連携が拙いのが響いてか左サイドの守備が怪しげ。

・オリヴェイラ監督はたまらず30分辺りで武藤とファブリシオの位置を入れ替える弥縫策を打ちましたが、要は中途半端に前に出て潰しに行く、中途半端に急いで攻めに転じるのが良くないと見極めたのか、後半は「勝てばよかろう」とばかりに相手にボールを持たせてカウンターorセットプレーに勝機を見出す策に転じた模様で、終わってみればこの割り切りが見事に奏功しました。

・前半の東京Vの攻勢も浦和のミスに乗じたものだらけで、能動的に浦和を崩したわけではないので、浦和が自陣にしっかり5-4-1の守備ブロックを敷いて構えられると(ファブリシオも積極的に守備に参加!)手も足も出ず。逆に浦和は64分岩波→宇賀神と大きく振ったのを皮切りに、最後は岩波→興梠→ファブリシオと左右に相手を振り回して見事なゴール!!

・先制された後の東京Vは運動量がガタ落ち。こうなるとサブ組の寄せ集めの悲しさで攻守とも全くいいところがなくなり、逆に相対的に動きがよくなった浦和がカウンター主体に攻勢に。

・78分にはセンターサークル付近でボールを受けた途中投入の荻原が単騎ドリブルでエリア内に突入あり、81分柏木CK→ファーで岩波折り返し→橋岡ヘッドあり、82分ファブリシオがセンターサークルから前に出ていたGKの頭上を抜こうとしたロングシュートありと見せ場を作り、さらに深く抉った柏木からのパスで決定機を作りましたが、追加点はならず。

・槙野不在の最終ラインは全員スピードがないので、途中投入のヴィエイラが少々厄介で、ATにヴィエイラ→李にヒヤリをさせられましたが、森脇に代わって投入された橋岡がカバーしてシュートには持ち込ませず。

-----興梠-----
-ファブリシオ----武藤--
宇賀神-青木-柏木-森脇
-マウリシオ--阿部--岩波-
-----西川-----

(得点)
64分 ファブリシオ

(交代)
56分 森脇→橋岡
73分 興梠→荻原(ファブリシオ1トップ、荻原がシャドーへ)
87分 武藤→長澤

・森脇がまたしても故障交代を余儀なくされたのが唯一かつ最大の誤算。38分の大失態あたりで既に状態が良くなかったのかも。

・槙野が完全休養となった代わりになんと阿部が中2日で連闘!阿部よりも槙野の状態がさらに良くなく、やむを得ない判断なのでしょうが、オリヴェイラ監督が「非常に珍しい宝石だ」「その珍しい存在を、私たちはできるだけ長く輝かせるようにしていきたい」と語ったのは何だったのかという気も。阿部は清水戦では3失点すべてに絡み、この試合でも24分の大ピンチのきっかけとなる等、本来なら無理使いはしてはいけないのだと思います。

・荻原は磐田戦での4点目をお膳立てしたプレーが監督に好印象となっただけでなく、ファブリシオにも気に入られた模様。ATにはエリア内に突入したファブリシオが自分でそのまま撃ってもよさそうな場面で荻原に点を取らせてやろうとする親心を発揮。そして荻原がカウンター要員の第一候補にまで昇格したとなると、マルティノスの使い道がますますなくなってしまうような・・・

--ヴィエイラ--林陵---
李----------森
---橋本--井上---
香川-永田--若狭-林昇
-----柴崎-----

(交代)
67分 森→菅嶋 
71分 ピニェイロ→ヴィエイラ
84分 井上→森田

・驚いたことに永田は今季リーグ戦の出場機会ゼロ。試合勘がないせいか、「うっかり癖」まで失ってしまったのか・・・

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