crab台風。@人形町 ~ 蟹そば
日比谷線人形町駅の南、東横イン人形町店の裏辺り。先客1、後客3。店先に掲げられた店名のロゴに見覚えがあるなと思ったら、昔茗荷谷にあった店で、香港に移転した後、再び東京に戻ってきたみたい(その旨店内にも説明あり)。
店内の券売機ボタンを見ると、基本メニューは蟹そばと蟹油そばの二本建て。「蟹そば(820円)」を注文。ランチサービスなし。
店内はL字型カウンター7+3席。卓上にはおろしニンニク、一味、胡椒、酢。厨房内にはスタッフ2名。 水セルフ。
店名が"club"ではなく"crab"なところから察しがつくように、とろみが強めのスープは蟹が主役。蟹とか海老とか甲殻類が売り物のスープは往々にして癖が強すぎて好き嫌いがはっきり分かれがちなところ、ここは豚骨と上手くバランスを取ることで蟹の「やりすぎ感」を抑え、万人向けに仕上げています。えぐみは全く感じられず、またこの手のスープにありがちなざらつきも少なめ。さらに塩気も控えめで、食後若干胃に重いかなといった程度。
なお食べ始めはスープがえらく温くてびっくりしましたが、底はそうでもないところを見ると、具の後乗せ等に手間取っているうちに、店の冷房でスープがやられちゃったんじゃないのか疑惑がふつふつと・・・
麺は中細ストレート。心持ちざらつきのある食感で、若干硬めの仕上がり。当然ながらとろみが強いスープが麺に絡みまくります。
ピンク色の薄いチャーシューはなんか手がかかってそうですが、スープの自己主張に負けて、手をかけた意味がないような。うずらの卵は燻製。他に穂先メンマ、海苔、刻み玉ねぎ。
店では最後に雑炊で〆るのを推奨していましたが、この手のスープにしては塩分控えめっぽいとはいえ、体に悪そうなので遠慮しました。
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