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2018.10.22

うかんむり@練馬 ~ 博多水炊きらーめん

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 西武池袋線練馬駅の南、目白通りを挟んで練馬区役所の向かい辺り。ただ目白通りよりもちょっと引っ込んだところにあるうえ、目立つ看板どころか暖簾も出していないので案外わかりにくいかも。ほぼ2年半ぶりの再訪。先客3、後客6。

 以前は目白通りよりも南、商店街も尽きたマンションやアパートが目立つ一角にありましたが、ずっと駅近くに移転しただけでなく、店の雰囲気も激変してラーメン屋らしくない全面ガラス張りの明るい店に。

 店内の券売機ボタン先頭の「博多水炊きらーめん(780円)」を注文。前回往訪時から早くも30円値上げ。他に「鶏つけそば」「水炊き中華そば」「汁なし担々麺」など。

 店内は壁に向かってL字型カウンター7席と2人卓×4、4人卓×1。水セルフ。厨房は店奥にあって様子はうかがえず。卓上には調味料の類が一切ありませんでした。

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 スープは博多水炊きの製法をもとに作られたとされる鶏白湯で心持ち甘めの味わい。以前と同じであれば「豚骨・魚節不使用、無化調」のはず。残念なことに前回往訪時より鶏の旨味が薄くなっているように感じました。飲む分にはこれで十分ですが、麺を絡ませるとなるといささか弱い。こうなると卓上に調味料がないのが裏目に。

 麺は細いストレートタイプ。デフォルトで堅めの仕上がりで、ややぱさつき加減ながら歯応えしっかり。このスープに合わせるとなると少し柔茹でのほうが良さげ。麺の量は130gとやや少ないせいか替玉(150円)がありましたが、このスープに替玉は不向きだと思います。よって量が欲しい場合はご飯ものをつけたほうが良いかと。

 チャーシュー代わりに鳥つくね、鶏チャーシュー、そしてモモ肉が麺の上にちょこんと。モモ肉はひと手間かけて皮を炙ってあってラーメンの具では勿体なく酒のつまみにしたほうがいいくらい。他にきくらげ、刻みネギ。

 店のコンセプトが変わり、客層も変わったのに合わせたのかもしれませんが、個人的にはラーメンが残念な方向へ向かってしまったようです。また細麺なのに出てくるのがやたら遅いのも気になりました。

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2018.10.21

【観戦記】18年第30節:浦和 3-1 鹿島 ~ 紅葉踏みわけ泣く鹿の声きく時ぞ秋は楽しき

・代表ウィークを挟んで約2週間ぶりに再開されたリーグ戦。但し、浦和は丸々お休みなのに対し、鹿島はその間ルヴァン杯準決勝を2試合こなし(残念ながら決勝には進めず(笑))らにACL&天皇杯も勝ち残っているため過密日程の真っただ中と、両チーム間でかなり異なる状況下での一戦となりました。

・また鹿島はFWレアンドロ、MF中村、SB内田、SB伊東とけが人が多い上に、FW安部がU-19アジア選手権で離脱中。おまけにMF三竿が出場停止。そんな状況下で中3日で迎える水原三星とのACL準決勝第2戦(アウェー)を睨んでか、大岩監督はMFレオシルバをベンチ外とし、FW鈴木をベンチスタートに留めるという若干駒落ち感のある布陣で浦和戦に臨んできました。しかし、終わってみればこの「若干の駒落ち感」がゲームを大きく左右したと思います。

・浦和は橋岡と荻原が-19アジア選手権で離脱。荻原はともかく、右WB橋岡は今や不動のレギュラー、かつ選手層が極めて薄いポジションなので離脱は痛手ですが、幸いにも森脇が故障から復帰して右WBを穴埋め。布陣も神戸戦から続く3-1-4-2を継続しました。

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・鹿島はいつもの4-4-2で立ち上がりこそ高めの位置からコンパクトな布陣で浦和にプレッシャーをかけていましたが、これが不思議なくらいに嵌まらずに守備が後手に回り続け、浦和が軽快にパスを繋いで立て続けに決定機を作りました。

・2分GKクォンスンテのキックミスから宇賀神クロス→興梠ポスト→森脇、10分柏木縦パス→長澤→武藤ポスト→長澤、12分武藤が昌子を振り切って前方進出→長澤→武藤エリア内でフリーでシュート。しかし、残念ながらいずれもシュートは枠すら捉えられず。

・プレスが思うように嵌まらない鹿島は前半半ばから自陣に引いて守備ブロックを固める方針に切り替えたのか、浦和は徐々にボールを持たされ気味の展開になってしまい、そうこうしているうちに鹿島のカウンターが炸裂。

・28分スンヒョン→セルジーニョ→安西のロングカウンターは岩波が辛うじて防ぎましたが、38分セルジーニョ→山本→サイコパス野郎と左右に振られた挙句に失点。この場面、中へ斬りこんできた安西に対してマウリシオが前に出て交わされたのが最も拙く、あとはセルジーニョ、山本、さらにはるか後方から走りこんで来たはずのサイコパス野郎まで全員どフリー(つД`) 優勢な時間帯に一点も取れず、逆に相手にワンチャンスを活かされて先制されてしまうという、柏木のいう「レッズあるある」な試合展開になってしまいました。

・ところが、そんな展開になっても浦和があっさり土俵を割らなくなった辺りがモチベーターとして定評があるオリヴェイラ監督の手腕なのでしょう。悪くはなかった前半の試合内容を受けて選手に自信を取り戻させる。簡単そうに見えて簡単ではない仕事をひたすらやり続けて、オリヴェイラ監督はタイトルを獲りまくった秘訣の一つなのかも。もっとも逆転に至った過程は序盤のような鮮やかな崩しではなく、セットプレーとほぼ個人技という意外なものでしたが。

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・51分森脇縦パス→興梠クロス→中の武藤には合わず、ファーで宇賀神シュートの決定機こそGKに阻まれてしまいましたが、そこで得たCKを巧くマークを外した岩波がヘッドで決めて同点。岩波はマークを外す過程で槙野と共に駆け引きを繰り広げていました。またこのゴールに限らず。この試合ではショートコーナーを試みるなど、再度セットプレーをテコ入れした様子が垣間見られ、この辺は試合間隔が開いたのが幸いしたのかも。

・同点に追いついて勢いづいた浦和はなおも攻勢。60分には青木の縦パスを受けた武藤がいきなり反転してあっさり安西&小笠原を振り切り、しかもこれまたいきなり左足を振りぬいてミドルシュートを相手ゴールに突き刺しました。オリヴェイラ監督は「今日も組織プレーがしっかりとできていたから、個人プレーも生きたのが武藤でした。」と評していますが、あそこで武藤からのパスで崩される可能性があるからこそ、相手の対応が難しくなり、その結果個人技一発でのシュートが決まるという趣旨なのかも。

・また鹿島にしてみればバイタルエリアで2枚武藤に付いていながらあっさり振り切られたのが痛恨の極み。序盤プレスが全く嵌まらない辺りに鹿島らしくない中盤の緩さが見て取れましたが、これが60分の武藤のゴールに直結したような気もします。小笠原ではなく三竿かレオシルバがボランチの一角だったら、武藤にあれほどあっさり振り切られることもなかったでしょうに。

・1点ビハインドに陥った鹿島は62分小笠原→鈴木、66分遠藤→小田と立て続けに選手を代えて猛反撃。投入されたばかりの鈴木が西川に対して「どこに出しても恥ずかしい」狼藉を働いてしまう辺りに鹿島の焦りが見て取れましたが、それでも鹿島の圧力は相当きつく、71分にはエリア内で縦パスを受けた土居を長澤が後方から押し倒してしまうPK臭い場面も。

・またセットプレーの守備も相変わらず怪しく、75分には鈴木のヘッドがポストを叩くなど、単に相手のシュートが枠に飛ばなかった=運が良かったとしか思えない場面もちらほら。

・オリヴェイラ監督は怪我明けで90分持たない森脇を諦めて72分に柴戸を入れ、さらに78分長澤→阿部、85分興梠→ナバウトと矢継ぎ早に選手を入れ替えるものの、防戦一方で有効なカウンターをなかなか繰り出せずに苦しい試合展開。とはいえ、セットプレー以外では鹿島に決定機を許しておらず、クロス攻撃は淡々と跳ね返せていたので辛うじて逃げ切れるという雰囲気が漂い出したATに飛び出したのが武藤のビッグプレー。

・自陣深い位置でボールを受けたナバウトから武藤へ浮き球の縦パス。武藤が受けた位置もハーフライン手前の自陣でしたが、そこから武藤がなんとスンヒョン、永木をドリブルでぶち抜き、さらに追いすがる昌子をも制してGKの股抜きゴール!! 常に攻守に奔走し続けてヘロヘロのはずの武藤にこんな走力が残っていること自体が驚きで、シュートを撃って追われれば上出来と思っていただけに、ゴールまで奪ってしまうとは、いやはや恐れ入りました。

・この勝利により浦和は暫定5位に浮上(6位札幌、7位C大阪が1試合少ない)し、3位FC東京&4位鹿島との勝ち点差がついに1に縮まりました。くそ暑いアウェー名古屋戦でボコボコにされ、続くホームC大阪戦でしょっぱい内容で連敗を喫しただけでなく、絶好調だったCFファブリシオを故障で失う惨事に見舞われた時には再度残留争いへの逆戻りコースが見え隠れしましたが、今にして思えばその直後に短い中断期間を挟んだのが浦和にとって良かったのかも。

・神戸戦から布陣を3-1-4-2に代えて、武藤が2トップの一角に定着。ファブリシオが健在であれば、武藤はファブリシオの分まで守備のタスクを負わされて得点なんて望み薄だったと思いますが、ファブリシオの長期離脱に伴うチャンスを見事に活かして急に点を取り始めた辺りに、妙な巡りあわせを感じます。最も喜んでいるのは「がってん寿司」を展開するRDC様かもしれませんが(笑)

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---武藤--興梠---
---柏木--長澤---
宇賀神--青木---森脇
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
52分 岩波
60分 武藤
90+3分 武藤

(交代)
72分 森脇→柴戸
78分 長澤→阿部
85分 興梠→ナバウト

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--セルジーニョ--土居---
安西--------遠藤
--小笠原--永木---
山本-昌子--スンヒョン--西
-----クォンスンテ----

(得点)
38分 西

(交代)
62分 小笠原→鈴木
66分 遠藤→小田(小破?)
82分 山本→山口(安西が左SB、山口が左SH)

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2018.10.20

火の豚@新越谷 ~ フュージョン

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 東武伊勢崎線新越谷駅西口から徒歩2分程度。11時半の開店5分前に到着したところ先客1、さらに開店までに後客5。開店後さらに4人となかなかの人気店の模様。

 店内の券売機で店お勧めの「フュージョン(800円)」を注文。「フュージョン」とは「旨辛系(蒙古タンメン的な辛麻婆餡)と二郎系の融合」とのこと。麺量は普通盛250g、大盛(+100円)375gなので普通で十分。なお女性・子供限定で「レディース盛り」というのもありました。

 また無料トッピングはニンニク、ヤサイ、アブラのみ。コールは提供直前で「ニンニクなし、ヤサイ普通、アブラあり」で注文。

 トッピングから察しが付くように基本的には二郎系の店で、メニューは他にラーメン、まぜそば、まぜそばフュージョン、つけ麺、つけ麺フュージョン、つけそばなど。また日替わりで限定メニューを出しているようです。

 店内は厨房を囲むL字型カウンター11席。卓上にはブラックペッパー、一味、かえし。水セルフですが、給水器が店奥に一つあるだけでクソめんどくさいのなんの・・・

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 辛麻婆餡が混じる前にスープを試飲。乳化が進んだどんよりとしたタイプですが、口当たりがどっしりしている割には豚骨出汁といい、カエシといい、この手のラーメンのスープとしては意外なくらいマイルドな気がします。辛麻婆餡が混じることを前提にあえて控えめにしているのかもしれませんが、ただのラーメンなら卓上のカエシに手が伸びるでしょうなぁ、たぶん。

 また辛麻婆餡は蒙古タンメンのアレと違って豆腐や野菜が混じっているわけではなく、単に辛味噌+αといった感じ。従ってこれを直接麺に絡めるのではなく、スープにちびちび溶かして味の変化を楽しみながら味わうのを前提としているみたいで。ただ溶かしてゆくうちに急激にスープがしょっぱくなってゆくので、全部は溶かし切れず。

 自家製の麺は縮れ入り平打ち太麺。噛み応えが強すぎるくらいのゴワッとした食感で「ワシワシ」と形容がしっくりきます。

 チャーシューは分厚いものの、ちょっと旨味が抜け加減。野菜はモヤシだけかな? 結果論として普通だとちょっと物足りない気がしましたが、「増やした野菜のお残しは厳禁」だそうなので。

 こういうのもたまには面白いけど、個人的には一回食べれば十分かな。

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2018.10.19

五丿井@神保町 ~ 排骨担々麺

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 神保町駅から靖国通りを東へ。さらにマクドのある角を北へ上った錦華通り沿いで「美空」→「無垢」の跡地。近くに「勝本」あり。先客ゼロ、後客9。

 店内の券売機ボタン先頭の「排骨坦々麺(1000円)」を注文。ライスの無料サービス付きですが、店のほうからは積極的に勧めてきませんでした。ほぼ担々麺専門店で、メニューは他に排骨ラーメン、排骨冷し担々、排骨冷し、担々麺、らーめん、冷し担々めん、冷し中華、汁なし坦担々麺など。

 店内は縦長L字型カウンター9席。卓上にはラー油、酢、胡椒、ザー菜。水セルフ。店はご夫婦とそのオカンで切り盛りしている感じでしょうか。オカンが注文を受けて排骨を揚げている音が店奥から聞こえてきます。

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 スープは見た目に反してたいして辛くはなく、痺れもほとんどなし。かといってごまだれ効きまくりの甘いタイプでもなく、ただごまが多いだけのあっさりサラサラタイプ。旨味は十分ですが、昨今の四川系担々麺に慣れてしまうと少々物足りない気も。無料で辛口にできる(大辛は+100円)ようなので、そのほうが良かったかなぁ・・・

 麺は細目のほぼストレート系で、心持ちぼそぼそした食感。

 排骨は最初は揚げたてのサクサクとした食感、途中からスープを吸ったしっとりとした食感と2段階で楽しめますが、肉がちょっと薄いような。また青梗菜がどうしたわけかわさびのようなツーンとした辛味を含んでいて、著しく心証を害しました。他に刻みネギが乗っている程度で、底にサルベージに値するほどの具は沈んでいませんでした。

 競争が厳しい場所でこの内容だとちょっと高い気がしますが、どうなることやら。

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2018.10.18

台湾カレー@千種

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 台湾まぜそばで有名な「麺屋はなび」が、台湾まぜそば派生のカレーを出していると聞いて試食に出かけました。往訪したのは名古屋の千種店。JR中央線千種駅の目の前を走る通りを渡ってすぐ。駅からも黄黒の看板が目につきます。先客5、後客ゾロゾロ。結構人気があるようで退店時には店内に待ち客発生。

 券売機はタッチパネル式、しかもトッピングだの辛さだの、あれこれ階層深く選ばせる方式みたいで一見さんにはものすごくハードルが高くて難儀なタイプですが、基本と思しき「台湾カレー(790円)」をトッピングなしで注文。ニンニクの要否を聞かれたので「あり」でお願いしました。

 店内は縦長カウンター10席くらいかな? 卓上には一味、ソース、昆布酢などの味変アイテムを用意してある他、キムチがあるのが目につきました。

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 台湾まぜそばに似た卵黄が印象的なビジュアル。そしてカレーの上にたっぷりの台湾ミンチと青ネギ。

 カレールウは「十数種類の香辛料と、ミキサーにかけたニンジンと玉ねぎ、ジャガイモが入った野菜たっぷり系。」「野菜の甘みを生かしたマイルドな仕上がりです。」との触れ込みで、とろみが強くて旨味&コク重視型。デフォルトでも中辛といった程度。

 カレー自体はカレー専門店に勝るとも劣らない素晴らしい出来だと思いましたが、出来の良さが曲者でカレーの味わい・旨味がとにかく卓越しすぎて台湾ミンチのピリ辛感、さらにニンニクも含めたスタミナ感をかき消しているような気がしました。おまけに青ネギはともかく卵黄までカレーにすっかり埋没して存在感なし。

 よってデフォルトだと「やたらひき肉が多いカレー」という感じしかしませんでした、また台湾ミンチがちょっと炒めすぎてパサパサ、カサカサっぽくなっているのもマイナス材料。これでは何かトッピングを付けたくなるのもよく判ります。

 繁盛していますが個人的にはイマイチ。これならフツーに台湾まぜそばを食べるか、あるいはフツーにカツカレーでも食べたほうがはるかに満足度が高く、コラボとしてはあまり成功していない気がしました。

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2018.10.17

龍王@板橋 ~ (しっとり系)キムチチャーハン

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 板橋にどういうわけか「しっとり系チャーハン」が点在していると聞き、近場ということもあって早速往訪。往訪した「龍王」は埼京線板橋駅西口からガストや松屋が並ぶ旧中山道を北へ少し進んだところに立地。先客ゼロ、後客4。

 厨房内では中国語が飛び交っていますが、西川口の中華料理屋みたいに客も全員中華系というほどのアウェー感はなく、ごく普通の中華料理屋です。メニューを一瞥して「キムチチャーハン(650円)」を注文。

 醤油ラーメンが380円と川口価格すら下回るような激安店ですが、その代わり小汚いを通り越してかなり汚い店で、床もボロい「王将」にありがちな感じのベトベト。店内は4人卓×4と壁に向かってコの字型カウンター6席。

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 おおっ、一般的なチャーハンの1.5人前くらいはありそうな結構なボリュームで登場。確かに強火でパラパラに仕上げた一般的なチャーハンとはかなり対極的な位置にあり、かといって火力不足の家庭にありがちなべっちょりした失敗チャーハンとも違う、プロが狙って作った「しっとり」した仕上がりになっています。

 ただ見た目と違って案外薄味(薄味は付属の中華スープにより顕著)。具は卵こそやや多めですが、野菜やチャーシューの類は見当たらず、至ってシンプルなつくり。この感じだとキムチチャーハンならともかく、普通のチャーハンだと単体でいただくのはちょっとしんどそう。麺類のサイドメニューとしての「半チャーハン」ないし、チャーハン+何か一品を想定しての作りっぽい。

 チャーハン自体が特に変わっているわけでもなんでもありませんが、食感が面白いので一度試食する価値ありです。

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2018.10.16

牛鍋膳@松屋

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 松屋が2018年10月9日より新発売の「牛鍋膳(590円)」を試食。どこからどう見ても吉野家のヒット商品「牛すき鍋膳」のパクリですが、秋が深まって吉野家「牛すき鍋膳」が登場する前に販売開始。付属の卵は生卵か半熟卵かを選べます。

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 「牛肉、たまねぎ、豆腐を松屋特製のすき焼きダレで煮込んだ寒い季節にぴったりのあったか新メニューです。」というのが松屋のウリ文句。吉野家「牛すき鍋膳」には増量剤としか思えないうどんが入っているのが最大の難点で、松屋「牛鍋膳」がそういうせこい嵩上げをしていないのは評価できます。

 その代わりに「牛鍋膳」の野菜は玉ねぎと刻みネギだけで実にしょぼい。ゆえに単調で飽きが来るのが非常に早いように感じました。「牛すき鍋膳」は白菜、玉ねぎ、人参、ネギ、水菜とバリエーションがあって、より鍋っぽい出来に。その分吉野家のほうが値段がやや高い(昨年の場合並650円)のはやむを得ないでしょう。

 「松屋特製のすき焼きダレ」はいかにも松屋らしく、やたら味が濃いのが特徴。甘じょっぱいのしょっぱいほうが強調されたような感じ。”「牛鍋膳」は、化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料を使用しない、身体がよろこぶ自然の味をお楽しみいただけます。”と松屋は自慢げに語っていますが、こんなに味が濃いものを身体がよろこぶわけがないだろう・・・

 松屋のあっかたメニューはやはり冬の定番「豆腐キムチチゲ膳」が一番かと。

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2018.10.15

珍来@川口 ~ 麻婆丼

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 埼玉県南に幅広く店舗展開している「珍来」。看板に「らーめん」と大書してありますが、ここでらーめんを食べる気なんて全く起こらず、いつもご飯ものを注文しています。

 珍来の最大の特徴は何を食ってもとにかく量が多いこと。特に餃子がでかく、下手にチャーハンに餃子を付けようものなら間違いなく量が多すぎて悶絶します。量が多いことを知らずに一度チャーハン大盛を頼んだら死にかかりました。ただ量が多い分、日高屋や餃子の王将と比べると単価がやや高めで、そんなに割安感はないと思います。

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 この日頼んだのは「麻婆丼(750円)」。写真には写っていませんが中華スープ付き。そして相変わらず量が多い。それはともかく、驚いたことに麻婆が全然辛くない。川口~西川口は大陸系というか、もはやアウェー感すら漂う激安中華料理店だらけで、そんな店で出てくる四川風の激辛麻婆に慣れてしまったせいか、全然辛くない麻婆って良くも悪くも新鮮な気が。でも、やっぱり物足りずに途中でラー油をひと回し。

 隣で同じ麻婆丼を食べていたオッサンもやっぱり物足りないのか、ラー油を回し掛けしていました。

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2018.10.14

愛心@京成町屋 ~ 麻婆麺

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 京成町屋駅を東へ出て、ガード沿いに南へ下ってすぐ。都電電停のある西側とは対照的に東側はかなり寂しく、その中に飲食店が数軒並んでいます。直近テレビで紹介されたせいか、11時の開店10分前に到着したところ既に先客3、開店までに後客2。開店後8人。退店時には店外に待ち客2となかなかの繁盛ぶり。店内の案内によると、2015年に新潟市で創業した店が東京に進出してきたものだそうで。

 店内の券売機ボタン先頭の「麻婆麺(1000円)」を注文。小ライスサービス付き。さらに紙エプロンもサービス。

 メニューは他に香辣麻婆麺、海老寿久担々麺、金色中華そば、背脂ジョニーなど。

 店内は厨房前に縦長カウンター10席のみ。背後がかなり狭くて鬱。卓上には酢、ラー油、胡椒、山椒。レンゲはノーマルと穴あきが置いてありましたが、穴あきは箸立てに2、3本しかありません。水セルフ。

 厨房ではねーちゃんが一人でせっせと仕事している一方、オッチャンはホール係に専念していて厨房を手伝う風ではないので、混んでいるとちょっと待たされそう。

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 困ったことになぜか天敵大葉が刻みネギの上にちょこんと鎮座しているので、まず初めに大葉を慎重に除去。そして麻婆のかかっていないところからスープを試飲してみると、これが実に美味い。煮干しをベースに宗田節や昆布で味を調えたものだそうですが、麻婆の下支え役で終わらせるにはもったいなさげ。

 一方麻婆豆腐のほうは見た目に反して全くと言っていいほど辛さも痺れもなく、むしろ甘いといって良いくらいでかなり拍子抜け。「仕上げの四川花椒」なんてどこ行ったんやろ??? しかもこの麻婆豆腐のとろみが強くて、味わいはともかく物理的に重い。食べ進むにつれて麻婆とスープが溶け合い、一体化するのでますます重くなります。物理的に重みを増す一方、旨味も増してくるのが面白いといえば面白いのですが。

 麻婆は豆腐がほとんどで、あとはキクラゲが目立つ程度。ニラやしいたけはわずかに確認できる程度。ひき肉も少ないのかなと思ったら、底に結構沈殿していました。

 麺は三河屋製麺製のストレート細麺。もうちょっと太い麺でも良さそうなものですが、この麺でもスープに負けてはいません。ただ麻婆の底に沈んでいる麺を引きずり出しながら食べているうちに、麻婆が麺にべっとりと絡みついて自然体でどんどんなくなってゆくわけではないので、食後は必然的に麻婆だけが大量に余りがち。

 そこで大活躍するのがサービスの小ライス。実質的に麻婆麺と麻婆丼を頼んでいるようなものですなぁ・・・言い方を変えれば、小ライスをつけないと麻婆麺自体はものすごくバランスが悪いと思います。、

 この手のラーメンだとどうしても「中本」との比較になってしまいますが、味わいは「中本」と全く被っておらず、これはこれでありだと思います。ただ問題は値段。この場所でこの値段じゃ再訪はないでしょうなぁ。

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2018.10.12

丸八そば店@大井町 ~ (焦がしネギ入り)ラーメン

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 京浜東北線大井町駅西口を出て駅前通りを東へ。ゼームス坂上交差点を北へ。約1年3ヶ月ぶりの再訪。先客6、後客3。

 券売機は無く卓上のメニューを見て「ラーメン(650円)」を注文。後払い。ラーメンの他に「中華そば」があって紛らわしいのですが、ラーメンが焦がしネギ入りで、「中華そば」は昔ながらのあっさりとした支那そば風だとか。

 店内は1階が厨房前に真っ直ぐなカウンター6席、2人卓×3。2階席もあるようですが、往訪時は未使用。卓上にはラー油、酢、醤油、胡椒、ブラックペッパー。

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 黒々としたスープには売り物の揚げネギがたっぷり入って独特の香ばしさ、苦み走った味わいを演出。さらに焦がしネギ油がコクを添えています。ちょっと脂多すぎの嫌いがしないでもありませんが、胃もたれするほどでもありません。

 麺は平打ち並太ストレートタイプでつるっつるすべすべの食感。前回往訪時は柔らか目の仕上がりでちょっと頼りなく、なんだかふやけたカップ麺みたいな感じだったのが甚だ残念でしたが、今回はそれなりに噛み応えを残していて何の問題もありませんでした。これならスープにもマッチします。

 また値段を考えればチャーシューは相変わらず破格の出来。とんかつ屋が母体ゆえなのかもしれませんが、意外に分厚くて噛み応えあり。やや旨味が抜けてしまった感は否めませんが、値段を考えれば十分満足できる範囲内。他に固ゆで卵半個、しゃきしゃきっとした茹でもやしがたっぷり目。

 安くてそれなりに美味いものを出す、いかにも地元客に支持されて地味ながら長続きしそうなラーメン屋の王道を歩んでいる店だと思いました。

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2018.10.11

ふくのや@与野 ~ しおらーめん

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 与野駅東口から東へ。与野駅入口交差点角。11時半の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに後客7。退店時には外に10人ほど行列が出来ていました。

 券売機はなく後会計制。店一番人気の「しおらーめん(770円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に醤油らーめん、みそらーめん770円、つけめんなど。

 店内は厨房前に横長カウンター6席と4人卓×2。卓上には調味料の類なし。水セルフ。

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 白濁したスープ、馬鹿でかいキクラゲ、トロトロのチャーシュー、そして白ゴマを散りばめている点など、小梅がない点を除けば外観は「山頭火」ないし「風来居」の強い影響を受けているのが丸わかりで、味わいもそっくりです。

 スープは豚骨を中心とする動物系出汁が効いているもののかなり甘ったるいのが特徴。味が濃すぎて飲む気にはなりませんが、しつこいとか、くどいという感じもしません。脂を抑えているのかもしれません。もちろん食後の胃もたれ感は皆無。

 麺は小林製麺の細めストレート。若干硬めの仕上がりのためか、心持ち粉っぽいというかボソボソとした食感。メニューに「小さいらーめん」があるので量が多いのかと思ったのですが、むしろ量は少なめな気が。実際丼自体小さめですし。

 チャーシューは脂身多めのトロトロとした味わいが楽しい逸品。他に大きなキクラゲ、白髪ネギ、メンマ、スープの上に白ごま多数。

 山頭火が恵比寿でこじんまりやっていた頃、旨かった頃の味わいを復刻させたような一品といって差し支えないでしょう。東口にはこれといった競合店もないので、行列店になっているのも納得。

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2018.10.10

タレカツ丼@かつや 

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 かつやは最近新商品投入を止め、"SUPER HUNGRY SALE"と称してやたら盛りが多いメニューを押し出しています。10月5日からその第3弾としてタレカツ丼をセール。タレカツ3枚の(梅)、4枚の(竹)、5枚の(松)が全て590円(税込637円)!! というものです。いつもの100円割引券を握りしめながら「5枚」を注文。

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 いやぁ、参りました。表に貼りだされたタレカツ丼の写真はカツの大きさを誇張しているのだろうと思い込んで注文したのですが、どうも誇張でもなんでもないようで、本当にでかかった!! タレカツが重なりあって、丼からそそり立っています。

 タレカツはたぶん昨年末に売り出されていた「新潟タレカツ丼」と同じでしょう。チキンカツを甘辛い醤油だれにくぐらせただけの超シンプルな一品。単品だと必要以上に甘くもなく辛くもなく、いかにも万人受けしそうなバランスの良い出来ですが、5枚もあるとさすがに単調、かつかなりしょっぱく感じように。キャベツなど野菜が全然のっていないのも辛いところ。

 またどういうわけかご飯の量を普段より減らしているような気がしました。ご飯を普段通り盛ってしまうとカツが5枚も乗らないためなのかもしれませんが、なんか本末転倒というかなんというか。カツとご飯のバランスの悪さが、しょっぱさに拍車をかけているような気も。

 トンカツではなく鶏ささみのチキンカツなのがせめてもの救いで、食べている最中は腹にもたれることなく一気に食べ進められましたが、当然ながら帰宅してからの胃もたれ感はハンパありませんでした。

 なお昨年末に売り出されていた「新潟タレカツ丼」はカツが4枚で529円だったことが判明。ゆえに今回のセール、全然安くありません!!

 教訓:過ぎたるは猶及ばざるが如し

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2018.10.09

白龍 フェザン分店@盛岡 ~ じゃじゃ麺

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 盛岡名物「じゃじゃ麺」の発祥店とされる老舗の人気店「白龍」。本店は盛岡城址近くにあって駅から距離があるのが難点でしたが、駅ビルリニューアルに伴って「おでんせ館」1Fに白龍の分店が出来たと聞いて早速往訪。

 開店時間は11時ですが、週末は混みあうためかそれよりも早く店を開けているようで、先客6、後客ゾロゾロ。退店時には店外に7人待ち。

 じゃじゃ麺しかないせいか、着席するといきなり麺の量とちいたんたんの要否だけ聞かれます。「じゃじゃ麺・中(600円)」と「ちいたんたん(50円)」を注文。

 店内はL字型カウンター10席と4人卓×4、2人卓×2。

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 店内には「13分茹で時間をいただきます」と張り紙があり、実際隣の後客はしっかりそれくらい待たされていましたが、当方のはどういうわけかさほど待つことなく登場。うーん、ランチタイムは茹で置きにあたることもあるのか・・・ 麺が結構熱を持っているため、皿が思いのほか熱いので注意。さほど量がないようにも見受けられますが、皿中央がへこんでいるので中でも十分な量があります。

 うどんと良く似たもちもちの麺の上に、肉味噌とネギとキュウリ、それに紅生姜を添えただけのシンプルな構成。肉味噌は「味噌をベースにひき肉、胡麻、椎茸 その他十数種類の材料を混ぜ込んで炒め寝かせた」ものだそうで、肉味噌が均一に麺に行き渡るようにぐちゃっぐちゃにかき混ぜて食べるのがおいしく食べるコツ。

 ただ麺の量に比べて肉味噌が少なく、せっせとまぜまぜしてもえらく薄味。やむなく卓上のにんにくやラー油、さらに味噌までぶち込んで味を調える羽目に。油そば同様、最初から客が自分で味を調整することを前提に薄味にしているのかな??

 麺はうどんに似ていますが硬くもなく、柔らかくもなく、コシも微妙。ただ肉味噌+にんにくの「しつこい2トップ」をしっかり受け止めるには個性のない麺がかえって相応しいのかも。さらにキュウリ。冷やし中華とは正反対のこってり系なのに同じようにきゅうりがついてくるのは初めはやや不可解でしたが、終盤になるときゅうりが箸休めとして効いてきます。

 残り麺一口二口になったら、丼に生卵を割り入れ、軽く混ぜてから、店員さんに「ちいたんたん」を所望。当然ながらこれもデフォルトでは超薄味なので自分で塩コショウで味を調整。

 「じゃじゃ麺」は少々しつこく、かつ最後は単調になりがちなのは否めないので連食には向きませんが、盛岡に来たら欠かせない味であることは間違いありません。

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2018.10.08

【観戦記】18年第29節:仙台 1-1 浦和 ~ セットプレー一発で試合の流れ一変

・勝ち点41で並ぶ浦和と仙台。、但し得失点差では浦和が圧倒的に有利。また浦和は足下なんだかんだと3連勝なのに対して、仙台は長崎・横浜Mと下位チームに連敗しただけでなく、横浜Mには大量5失点を喫し、チーム状態は良いとは言い難い模様。

・そのせいかどうかは判りませんが、浦和が神戸戦から3戦続けて同じ面子・同じフォーメーション(3-1-4-2)を採用したのに対し、仙台は今年出番の少ない椎橋をアンカー、梁をIHに抜擢してレギュラー格の奥埜&富田をベンチスタートとする思い切った手を打ってきました。なお仙台のフォーメーションも浦和と同じ3-1-4-2でしたが、これは基本形(3-4-2-1)に対する代表的なオプションで、浦和対策でもなんでもありません。

・試合は立ち上がりこそミラーゲームらしい、お互いボールを保持したところで出しどころに困り、そうこうしているうちに相手の守備ブロックに引っかかってボールロストというしょっぱい展開でしたが、徐々に狭い局面でのボール回しや球際での競り合いに勝る浦和が優勢となり、カウンター気味にチャンスメーク。

・11分槙野が石原からボールを奪ってからのショートカウンターはオフサイド判定でフィニッシュに至らず、13分岩波→青木のロングカウンターは阿部がイエローカード覚悟のファウルでなんとか阻止。

・さらに15分左サイドに流れた柏木クロス→武藤ヘッド(板倉が阻止)、19分対面の関口に走り勝った橋岡からのクロス→興梠シュートは枠外とこの試合のカギであった両サイドの攻防でも浦和が優位に立ったと見られる場面が続き、24分ついにサイド攻撃が実って浦和が先制。宇賀神スローイン→興梠が左サイドを疾走→後方の長澤に戻してからアーリークロス→ファーにどフリーで走りこんだ橋岡がヘッド!!という見事な形でした。

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・仙台はボールを支配こそすれこれといった攻め手がなく、浦和WBの裏を突く狙いこそ見え隠れするものの、浦和守備陣に読まれていて不発と全くいいところがないまま前半終了と思われた時間帯に、浦和まさかの失点。

・野津田FKは距離があったので浦和は横並びにゾーンで守っていましたが、横列のニアに走りこんだ板倉がどフリー。板倉のヘディングシュートは角度こそ厳しかったものの、上手く西川のニアを抜けて行きました。

・現金なもので、これで仙台は息を吹き返すどころか一気に優勢に。同点に追いついた直後、43分にはカウンターから野津田→橋岡の裏へ抜け出した梁クロス→逆サイドから蜂須賀シュートという仙台が最も得意とするワイドな攻撃を披露し、そのまま後半も浦和を自陣に釘付けにしつづけました。

・浦和は52分マウリシオが自陣深い位置でノープレッシャーなのにパスミスを犯してしまった場面に象徴されるように、前半とは打って変わってグダグダ模様に。仙台のパス回しの前に守備が後手後手に回り、影を追い回すような恰好になっていい形でボールが奪えなくなってしまいました。浦和は5-4-1の守備ブロックで耐えてはいるものの、良い形でボールが奪えないので必然的に興梠が最前線で孤立。興梠は19分の決定機逸の際に負傷したのも祟ってか、前半ほどボールキープが出来なくなって浦和守備陣も最終ラインを押し上げられないという悪循環に。

・さらにこの日は台風25号の影響で、秋の仙台とは思えないくらい蒸し暑かったのも災いして、浦和の選手たちの足が止まるのも早かったように感じました。また悪いことは続くもので、57分に青木が野津田に蹴られて負傷。オリヴェイラ監督は60分に阿部を投入せざるを得なくなってしまいました。

・悪いことといえば、この日の主審は悪名高い「あ行主審」の中でも群を抜いた酷さで知られる池内主審。仙台の伝統芸能=ラフプレーにえらく寛容で仙台のイエローが序盤の阿部への一枚で終わったのにも驚きでしたし、仙台のハンド見逃し(×2)で浦和の選手たちが猛抗議しながらプレーを続ける一幕もあって選手の集中が切れやすい要素がてんこ盛りでしたが、浦和はそこをぶち切れずによく耐えたと思います。

・また仙台は優勢とはいえなんだかんだとセットプレーくらいしか決定機は作れず、流れの中からは最後の最後で浦和DF陣に防がれてしまう場面だらけ。「ボール支配率は高いがほとんどシュートが撃てない」という、往々にしてポゼッション重視型のチームが陥りがちな罠にずっぽり嵌まっているように見受けられました。また終盤浦和の選手交代がそこそこ奏功したのに対し、仙台の選手交代はほぼ無意味だったのも仙台が後半の優位を活かせなかった一因でしょう。

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・オリヴェイラ監督は76分長澤→興梠→武藤のロングカウンターのチャンスが潰えた時点で、消耗しきった興梠を諦めて故障明けのナバウトを投入。ナバウトは空回り気味で、かつ連携に難があるのは明らか(=加入直後の姿そのまんま)だったので即効性はありませんでしたが、最後の交代(84分長澤→柴戸)が効いてようやく浦和が高めの位置でボールを奪い返せるようになって遅まきながら反撃開始。

・87分右サイドから柴戸クロス→阿部→武藤→宇賀神がバイタルエリアからどフリーで強襲するもGK辛うじてパンチング。AT+2分柏木が椎橋からボール奪取→武藤→ナバウトのシュートはわずかに枠外。さらに終了間際柏木CKからの流れで宇賀神シュート→GK弾いたこぼれ玉にに槙野が反応する場面がありましたが、ボレーシュートはバーの上。

・前日札幌とC大阪が共に敗れているので、この試合に勝てば上位浮上が現実味を帯びてくるはずでしたが、結果は文字通りの痛み分け。前述のように仙台は優勢だった時間帯ですらたいして決定機を作れなかったため、前半&終盤により数多く決定機を作っていた浦和のほうがどちらかといえば「勝てた試合」だったように思えてなりませんが、それだけに前半のうちにセットプレーで同点にされ、流れを一変させられたのが悔やまれます。

・仙台は狙い通りのセットプレーがここ一番で炸裂し、浦和はそれなりに守備練習していたはずのセットプレーでやられ、自分のセットプレーのチャンスは一つも活かせない。オリヴェイラ監督就任後、特にW杯の中断期間中にセットプレーの練習を重ねているはずですが、なかなかうまくいかないものです。

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---武藤--興梠---
---柏木--長澤---
宇賀神--青木---橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
24分 橋岡

(交代)
60分 青木→阿部
77分 興梠→ナバウト
84分 長澤→柴戸

・橋岡がプロ入り後公式戦初ゴール! 対面の関口に何もさせなかった(特に身長差がかなりあるので、西川からのハイボールに全部競り勝てるのには笑った)どころか、見事に関口を出し抜いての見事なゴールでした。さすがいゴールパフォーマンスを繰り出す余裕まではなかったみたいですが。

・柴戸は勝っている試合のクローザーに留まらず、とうとう勝ちに行く場面でも終盤に登場。しかも短時間ながら反撃に一役買っていました。前に出るほうが持ち味が出やすいようなので、目先は阿部や青木ではなく、長澤がライバルになるのかな?

・故障離脱していた森脇がついにベンチに復帰。仙台戦を最後に橋岡と荻原がしばらくインドネシアU-19アジア選手権で離脱してしまうだけに、層が極端に薄いWBをこなせる森脇の復帰は嬉しい限り。今年復帰しては故障を繰り返しているだけに森脇に全幅の信頼が置けるとは言い難いのも正直なところですが、何せ人がいないポジションなので、とにかくよろしくお願いします。

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--阿部----石原--
--梁----野津田--
関口---椎橋--蜂須賀
--板倉-大岩--平岡-
-----シュミット-----

(得点)
40分 板倉

(交代)
69分 梁→奥埜
77分 阿部→ハモン・ロペス
84分 関口→永戸

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2018.10.07

柳家 フェザン2号店@盛岡 ~ キムチ納豆ラーメン

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 JR盛岡駅東口から伸びる地下通路「めんこい横丁」内。「柳家」の本店は駅から東へ15分ほど歩いた商店街内にありますが、日も暮れようとする時間帯に遠出するのも億劫になってこちらで妥協。先客5、後客10。なお盛岡駅ビル「フェザン」はいつの間にか大改装され、駅内にも「柳家」の支店があります。

 早速この店最大の売り物である「キムチ納豆ラーメン(950円)」を注文。だいぶ前に「ケンミンショー」で紹介されて以来、気になっていたものです。メニューはやたら豊富で、駅近の店らしく「はやぶさ(濃厚醤油)」「こまち(担々麺)」「SLブラック」といった当店メニューも。

 店内はカウンター4席と4人卓×2、6人卓×2。卓上にはラー油、一味、胡椒、酢。おしぼりサービス付き。

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 このラーメン、とにかく納豆の自己主張が凄い!!特に納豆の香りが!! さらに味わいも相当なもの。納豆らしき粒々は見受けられず、すり潰してスープに溶け込ませているのかもしれません。それゆえ納豆が粘りつくわけでもありませんが。

 一方キムチは入ってるのは確認できますが、唐辛子等の辛みがスープで洗われてしまうせいか、存在感ははなはだ希薄。発酵界の日韓対決は日本のボロ勝ちです。スープは納豆が混ざることを前提としているのか、スープ自体はあまり濃くありませんし、脂っ気もあまりなく、総じてやや甘め。

 またもやしの上に生卵が鎮座していますが、自然体で食べている間にどこかへ流れて消えてしまいました。生卵をどう食べるのが正解なのかよく判りませんが、単にビジュアルが賑やかなだけで少々無駄・無意味な存在のような気がします。

 麺は自家製の並太ストレートで、やや硬め。店では「”ゆきちから”を、加水率40%の多加水麺に仕上げているので、中太の麺はモチモチ」と謳っていますが、全然もちもちという印象は受けず。

 そして具がめちゃくちゃ多い! 大量のもやしに加え、豚肉、コーン、サイコロ状に小さくカットされた大根等々がどっさり。なんとかもやしをやっつけて満腹になったところでようやく麺が現れるみたいな。夜には「小(850円)」で十分でした。

 ユニークな一品で、まあこういうのもありかなとは思いますが、この店でシンプルなメニュー頼んだらどうなんだろう??という気も。また具沢山の割にはラーメンがえらく早く出てくるのも気になりました。

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2018.10.06

満月@仙台・勾当台公園 ~ ワンタンメン

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 仙台市地下鉄勾当台公園駅から定禅寺通りを西へ。酒田の人気店が仙台に出店したもので、正午過ぎに到着したところ、小雨の中なんと外待ち10人。さらに店内にも数人並んでいる模様。着席まで25分くらいかかりました。店の誘導・案内はいたって的確で、混んでるのに食べ終わってもなおぐだぐだしている高校生たちを巧みに追い出していましたw

 店内の券売機でこの店の売り物である「ワンタンメン(780円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に中華そば、つけめんなど。

 店内はコの字型カウンター9席のみ。卓上には胡椒、七味、ご飯用のごま塩。

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 店内の香りから期待された通り、スープは煮干し出汁が程よく効いた雑味のないあっさり、すっきり系。煮干しと鶏ガラを合わせて炊いたものだそうですが煮干しがかなり前に出ているような気がします。もっともあっさり過ぎて途中で物足りなくなり、やむなく胡椒を微量投入。

 麺は細めのごく緩い縮れ入り。若干柔らかめで、優しいスープに実に合いますし、スープの絡みも良好。

 で、売り物のワンタン。正直普段ワンタンは好んでは食べないので比較は難しいのですが、ここのワンタンは超極薄かつ非常に柔らかく、箸でつまむとツルンと滑り落ちそう。当然ながら崩れやすく飴が分離しがちで、いきおいワンタンだけズルズルすすっている感じに。まぁ好きな人はすきなのでしょう。

 チャーシューは薄くてやや硬めでスープを邪魔しない淡白な仕上がり。他にメンマ、刻みネギ。

 どちらかといえば年寄り向けのラーメンで、夫婦で来てる方が目立ちました。

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2018.10.05

しび辛もやし牛丼@すき家

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 「すき家」が2018年9月19日から期間限定で新発売の「しび辛もやし牛丼(並盛500円)」を試食。10月下旬に販売終了予定とのこと。

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 「花椒をたっぷり加えたしび辛ダレと特製唐辛子ミックスをシャキシャキ食感のもやしナムルにかけました。しび辛ダレと牛肉の旨みがそれぞれを引き立てます。」というのがすき家のウリ文句。花椒と唐辛子という構成ですし、見た目もそうですが、辛さや痺れは「汁なし担々麺」で受けがちな感覚と酷似しています。辛さ・痺れとも思った以上にきつく、特に痺れのほうは直後もしつこく舌に残りました。

 問題はモヤシ。軽く炒めたものでも軽くゆでたものでもなく、ナムルなので致し方ありませんが、「シャキシャキ食感」なんてまるでなく、ヘナヘナで水っぽいと形容したほうが良いくらい。これがせっかくのしび辛ダレ等の辛さを減殺しているように感じました。辛い系の牛丼を目指したのならもう一工夫必要かと。

 牛丼にあれこれトッピングするのが好きな「すき家」ですが、「しび辛もやし牛丼」はこれでフツーの牛丼+150円ですから、すき家ボリ過ぎだろうという気がしないでもなく・・・

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2018.10.04

長尾中華そば@小川町 ~ ごぐにぼ

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 都営新宿線小川町駅から靖国通り小川町交差点を下って2ブロック先の路地を東入る。「支那そば きび」の跡地。青森が誇る煮干の人気店で、一時は池袋に期間限定で出店していましたが、この度晴れて東京に本格的な店舗を構えることにした模様。11時の開店直前に到着したところ、なんと既に先客9。その後もひっきりなしに客がやってきて、退店時には外待ち10人程度。

 店内の券売機ボタンを見て、青森の本店や池袋で「こく煮干し」は試食済みなので今回は数量限定の「ごぐにぼ(900円)」を注文。ランチサービスなし。正直券売機ボタンの配置が上手く整理されておらず、どういうメニューがあるのかぱっと見では判りにくいのが難。行列もできていることですし、せめて外にメニューを表示すべきでしょう。実際「ごぐにぼ」と「こく煮干し」を間違えて買った後客もいました。

 先客でちょうど満席になってしまい、食券を買ってから入店まで20分弱待機。

 店内はL字型カウンター5席と2人卓×2。水セルフ。卓上には七味、一味、ブラックペッパー、かえし。

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 見た目通り、スープは煮干まみれでドロドロ、ザラザラ。ただその割には全然魚臭くなく、苦み・えぐみも一切ないので煮干しがっつり系の中では癖がなくて、辛うじて食べ手を選ばない範囲内だと思います。醤油ダレもこの手のスープとしては控えめでやや酸味が強いかなといった程度。個人的には大歓迎ですが、物足りないと思う人もいることを考えてかえしを卓上に置いているのでしょう。

 麺は緩い縮れ入りの太麺。この麺ゆえあまり回転が良くないのでしょう。つるつるとした口当たり、もっちりとした食感。ドロドロスープが絡みまくって自然体でもガンガンスープが減ってゆきます。並だと何の問題もありませんが、大盛だとスープとのバランスが崩れそう。

 チャーシューは薄いながらもとろけそうなタイプ。その裏に箸休め代わりに刻みネギが多めに添えられています。他にメンマ。

 既に行列店になっているのが鬱ですし、青森でも食べている身としてはちょっと高いと思いますが、クォリティーはなかなかのものです。

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2018.10.03

悠@神田 ~ ざるらぁめん

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 神田駅の南、中央通り室町4丁目交差点を西へ入る。近隣に「雲林坊 日本橋室町店」あり。先客9、後客7~8。屋号は「はるか」と読みます。8ヶ月ぶりの再訪。往訪したのは人通りのほとんどない日曜日でしたが、開いている店も少ないせいか、びっくりするほど繁盛していました。

 前回は「らぁめん」を注文したので、今回は「ざるらぁめん(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 店内は縦長L字型カウンター14席。卓上には酢、醤油、胡椒。客足が伸びているせいか、厨房内のスタッフが2人から3人に増えていました。

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 「ざるらぁめん」と称していますが、麺はざるでもせいろでもなく、皿で登場。麺は平打ちっぽい並太麺で、いかにも水気の多そうなつるつる、もっちりした食感。前回「らぁめん」を食べた時は柔らか目でちょっと好みから外れていましたが、今回は文句なしの仕上がり。量もそこそこあって、これなら特段ランチサービスがなくても不満なし。
 
 つけ汁はらぁめんのスープ同様、鶏ガラ&豚ゲンコツベースなのかな? 中にはメンマや刻みネギ、そして短冊切りないし角切りのチャーシューがゴロゴロ。和風テイストな、総じてあっさりした味わいで若干かえしが正面に出た程度のつけ汁です。香辛料でわずかにピリリと刺激を加えているのも面白く、麺もそのつけ汁がさっと絡む程度なので、量が多めなのに最後まで飽きずにいただけました。やたら重かったり、やたら甘酸っぱかったりするつけ汁が少なくない中で、ほっとする一杯です。但し、スープ割りは割愛。

 駅近&中休みなし&日曜もやっている店はこの界隈では貴重ですし、期間限定ものも出しているようなので、また来ると思います。

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2018.10.02

生姜は文化@巣鴨 ~ 塩生姜らぁめん

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 山手線巣鴨駅南口から中山道を南へ。千石自慢らーめんの手前。先客ゼロ、後客4。

 店内の券売機ボタン先頭の「塩生姜らぁめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。メニューはほかに「塩生姜つけめん」があるだけで、往訪時は「塩生姜の油そば」には×印が点灯していました。

店内はL字型カウンター13席。水セルフ。卓上調味料は胡椒と生姜酢。厨房は二人いましたが、おっちゃんの指導のもとでねーちゃんがせっせと仕事している風。

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 スープは透明度が高いものの表面の脂が案外多いため、見た目と違って味わいはあっさりには程遠い感じ。そして塩分高めで少々動物系出汁の旨味をかき消している感も。しょっぱくて飲みづらいというほどではありませんが、飲み進む意欲を確実に削いで来ます。

 屋号に「生姜」を掲げるくらいですし、実際客席まで生姜の香りが流れてくるので、さぞかし生姜をがっつり利かせているのだろうと思いきや、意外にも万人受けする範囲内に留めていて少々肩透かしを食らった気が。少なくとも食べている最中になんだかスースーするとか、食後に体が火照ってくるとか、生姜やり過ぎな店にありがちなマニアックな味わいではありません。

 麺は平打ちの中太タイプで黒い粒々が見える全粒粉入り。つるつるした口当たりながら、やや柔らかめな仕上がりのためもっちりと形容するかどうか微妙。スープは良く絡みます。

 具は薄くて大きなバラロールチャーシュー2枚、青菜、海苔、刻みねぎ。

 悪くはありませんがやや好みから遠く、しかも「思てたんとちゃう!!」な一杯でした。

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2018.10.01

【観戦記】18年第28節:浦和 3-2 柏 ~ 台風の前に霞む太陽王・・・

・巨大かつ超強力な台風24号が迫りくる中、試合催行自体が危ぶまれた一戦。結局催行決定は翌朝にまでずれ込み、催行が決まっても大雨&強風下での試合になる可能性があり、さらに武蔵野線を筆頭に交通機関が止まってしまう可能性もあるせいか、観客数は前節神戸戦の半分以下(26,431人)と大きく落ち込んでしまいました。

・浦和はこの試合に勝てば今年の残留ラインの「高めの目安」とされる勝ち点40を超え、残留争いからは完全に脱却できるだけでなく、暫定順位ながら6位に浮上して上位進出の足掛かりが掴めます。一方大混戦の残留争い真っただ中の柏は現在17位と降格ゾーンにいるだけに最低勝ち点1でも積み上げてひとまず降格ゾーンからの脱出を狙いたいところ。

・お互いが置かれた状況の差を反映してか、試合は基本的に浦和がボールを支配して柏を自陣に押し込み、柏がロングカウンターを狙うという展開に。しかし、得点シーンは共にお粗末な守備が目につくトホホなシーンの連続で、いかにも中下位チームの対戦らしい試合内容だったと思います。決勝点となった興梠のゴールが鮮やかだったのがせめてもの救い。

・しかしこの日みたいな天候だと、かなり思考回路がヤバイ赤者しかスタジアムにやって来ないので、観客は26000人強しかおらず、かつ試合展開&試合内容がアレだった割には終盤埼スタはやたら盛り上がりました。もっとも平日夜のACLノックアウトステージはもっとヤバイんですが(苦笑)、浦和の復調と軌を一にするかのように、スタジアムの活気も少しずつ戻りつつあるような気がしました。

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・浦和のスタメンは前節と全く同じ。かつ基本フォーメーションも前節同様青木アンカーの3-1-4-2。一方柏はいつもの4-4-2の布陣ながら前節前半だけでお役御免となった伊東がベンチスタートになり、代わりに江坂が右SH、さらに亀川が小池に代わって右SBに入ったのが目を惹きました。

・前述のように前半から浦和は柏を自陣に押し込んでいる時間こそ長めでしたが、4-4-2の守備ブロックをつくる柏を崩せず、半ば以上「ボールを持たされている」状態。特に右サイドで高い位置にいる橋岡に大きく展開しても、そこから何も起こらないのが非常に辛い。サイド攻撃を上手く使えないのが災いして、浦和はボールを持たされるとしんどい状態からなかなか抜け出せません。

・序盤は19分青木→長澤→青木でエリア内に突入したのが惜しかったくらいですが、シュートは角度がなくてGK桐畑セーブ。オリヴェイラ監督は「最終的にはピッチコンディションが相手にとって有利に働いたかなと思います。」と嘆いていますが、雨が激しくなり、ピッチがやたら重くなったのは後半に入ってからのことで、前半はさほどでもなかったかと。

・一方柏はわかりやすいロングカウンター狙い。早くも8分に江坂縦ポン→瀬川が裏抜けに成功しかかり、29分には浦和右サイドでボールを奪取したクリスティアーノが一気に敵陣深くまでボールを運んでどフリーのオルンガがシュート(幸いバーの上)。

・そしてついに35分柏がカウンターで先制。またしても浦和右サイドでボールを奪取し、オルンガ→江坂スルーパス→瀬川と繋いで、最後はオルンガが仕上げ。浦和はパスミスによるボールの取られ方が悪い上に、なぜか江坂がどフリー、おまけに瀬川にはマウリシオ&槙野と二人付いていたのにマウリシオが慌ててスルーパスをカットしようとして失敗とお粗末な対応の連続で、これでは失点も道理。

・ところが、その浦和を上回るお粗末な守備を披露したのが柏。38分興梠ポストから左SB高木の裏への抜け出しに成功した武藤からアーク付近にいた長澤へクロス。ボールを受けたとはいえ、長澤はDF3人に囲まれているという絶望的な状態でしたが、そこでなんと亀川がクリアミス!ボールは長澤の前にこぼれ、長澤はGKのニアをぶち抜いてたちまち同点。

・さらに41分にはパク・ジョンス圧巻の凡ミス!!降格するチームにありがちな、チーム全体の心を折るような大失態でした。 

・パク・ジョンスに興梠がプレッシャーをかけたもの、ジョンスはGKに戻せば何の問題もなかったはず。ところがGKに信用がないのか、ジョンスが無理に前にボールを出そうとして興梠にカットされる大失態。こぼれ玉を武藤が回収→興梠が前に出ていたGKをループシュートで抜いて浦和があっさり逆転に成功しました。

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・内容は良くなく、相手に先制されながらも柏守備陣のお粗末さに助けられて前半のうちに同点に追いついたどころか逆転に成功した時点で浦和の勝利は揺るがないだろうと思っていたのですが、なんのなんのお粗末さにかけては浦和も柏に全く引けをとりません!!

・60分浦和右サイドでスローインを受けたクリスティアーノがアーリー気味にハイクロス。滞空時間の長いクロスだったので浦和CBは難なく対応できるだろうと思っていたら、なんとちっちゃい瀬川のマークが完全に外れていて失点。あれだけどフリーだと背の高い低いなんて何の関係もありません。何してんねん、マウリシオ・・・ そもそもスローインをクリスティアーノに戻した時点で最終ラインを上げるべきだったのではという気も。

・浦和は66分橋岡クロス→エリア内中央で長澤ヘッドで繋いでファーで興梠ダイレクトボレーがバーを直撃、71分左に流れた長澤クロス→興梠オーバーヘッドシュートと見せ場を作るものの決めきれず。

・そこで73分オリヴェイラ監督はこの日攻守共あまり良いところがなかった橋岡を下げて李を投入し、武藤を無理やり右WBに配転。すでに2トップの一角として走り回っている武藤を、より運動量を要求されるWBへ回すなんて狂気の沙汰としか思えませんが、サイドの人材難が今の浦和の辛いところ。そして武藤は監督の負託によく応えました。また後半雨が激しくなってピッチに水が浮き出し、パスを軽快に繋ぐのが難しくなった時点で、パワーがありドリブルでボールを運べる李を投入したのも妙手でした。

・浦和は自陣深く引いて守る柏守備陣に対して74分青木、78分岩波と遠目から際どいシュートを連発。これもピッチコンディションが悪い日の打開策として悪くない選択でしょう。

・そして81分ついに武藤の配転が奏功!! 宇賀神のクロスはアバウトすぎて誰にも合いませんでしたが、ファーの武藤が拾ったのが幸い。武藤クロス→興梠ボレーがこの日の決勝点に。結果的に相手守備ブロックを左右に振り回す形になり、興梠がうまく相手のマークを外した時点で勝負あり。こういうゴールを数多くみたいものです。

・柏は59分に早くも伊東を投入して勝負に出ましたが、投入後の攻めがかなり雑で総じてオルンガ&クリスティアーノのパワー頼みになってしまった印象。突き放されてから山崎を投入して3バック(3-4-3?)に布陣を変えて反撃に出るも、浦和も柴戸投入後5-4-1の布陣で柏に全く見せ場を与えずに逃げ切りに成功。

・浦和はなんだかんだとリーグ戦3連勝。相手がしょぼすぎた神戸戦はともかく、横浜M戦は負けていてもなんら不思議はなく、そして今節柏戦では守備にお粗末な場面が目立ったため3連勝という結果の割には強い感じはせず、上位陣と対戦した際にボロが出そうな気がしないでもありません。

・しかし対川崎戦ダブルで実証されたように相手の試合運びが積極的なほうが持ち味を出しやすいのが今の浦和。最近急激に積極的な試合をやるようになった仙台戦が楽しみです。「仙台キラー」で知られる興梠が復調してきたことですし。

004

---武藤--興梠---
---柏木--長澤---
宇賀神--青木---橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
38分 長澤
41分 興梠
81分 興梠

(交代)
73分 橋岡→李(李FW、武藤右WBへ)
79分 長澤→阿部
85分 興梠→柴戸(李の1トップで5-4-1)

・柴戸が難しい状況下で早くも「ピッチャー鹿取」を命ぜられるようになるとは!! 加入後なにぶん怪我がちでルヴァン杯ですらなかなか出番を得られませんでしたが、練習を重ねてついにオリヴェイラ監督の信頼を得たのでしょう。今日は攻守に常にアグレッシブ、かつ無謀ではないという絶妙のストッパーぶりでした。89分李へのアシストはわずかにオフサイドで惜しいことをしました。

・驚いたことにナバウトがついにベンチ入り! W杯で再度右肩を痛めて今季絶望レベルの長期離脱を余儀なくされていたはずなのに、岡野ばりの驚異の回復を見せて3か月強で戦線復帰。しかも仙台戦が復帰目標と伝えられていたのに、1試合前倒しでベンチ入りとは!!非常に判りやすい、赤者受けしやすいファイターっぽい言動で、ピッチに顔を出すだけでスタジアムが盛り上がります。

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---瀬川--オルンガ---
クリスティアーノ------江坂
---大谷--小泉---
高木-ジョンス--鈴木-亀川
-----桐畑-----

(得点)
35分 オルンガ
60分 瀬川

(交代)
59分 江坂→伊東
85分 亀川→山崎
89分 大谷→手塚

・敗れはしましたが、新外国人オルンガが強烈に印象に残りました。JレベルのCBが概して苦手な長身&体格がっしり系のCFで、53分にはクリスティアーノの縦ポンを受けて、槙野を弾き飛ばして反転&一気に枠内シュートに持ってゆく見せ場も。またクリスティアーノの縦の推進力&ワイドな展開力もこの日は衰えを感じられず。この両外国人がいて、ドリブルの切れ味鋭い伊東がいて、攻撃面では何の問題もなさそうなのに残留争いにどっぷり足を突っ込んでいるのが実に不思議です。

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