生姜は文化@巣鴨 ~ 塩生姜らぁめん
山手線巣鴨駅南口から中山道を南へ。千石自慢らーめんの手前。先客ゼロ、後客4。
店内の券売機ボタン先頭の「塩生姜らぁめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。メニューはほかに「塩生姜つけめん」があるだけで、往訪時は「塩生姜の油そば」には×印が点灯していました。
店内はL字型カウンター13席。水セルフ。卓上調味料は胡椒と生姜酢。厨房は二人いましたが、おっちゃんの指導のもとでねーちゃんがせっせと仕事している風。
スープは透明度が高いものの表面の脂が案外多いため、見た目と違って味わいはあっさりには程遠い感じ。そして塩分高めで少々動物系出汁の旨味をかき消している感も。しょっぱくて飲みづらいというほどではありませんが、飲み進む意欲を確実に削いで来ます。
屋号に「生姜」を掲げるくらいですし、実際客席まで生姜の香りが流れてくるので、さぞかし生姜をがっつり利かせているのだろうと思いきや、意外にも万人受けする範囲内に留めていて少々肩透かしを食らった気が。少なくとも食べている最中になんだかスースーするとか、食後に体が火照ってくるとか、生姜やり過ぎな店にありがちなマニアックな味わいではありません。
麺は平打ちの中太タイプで黒い粒々が見える全粒粉入り。つるつるした口当たりながら、やや柔らかめな仕上がりのためもっちりと形容するかどうか微妙。スープは良く絡みます。
具は薄くて大きなバラロールチャーシュー2枚、青菜、海苔、刻みねぎ。
悪くはありませんがやや好みから遠く、しかも「思てたんとちゃう!!」な一杯でした。
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