柳家 フェザン2号店@盛岡 ~ キムチ納豆ラーメン
JR盛岡駅東口から伸びる地下通路「めんこい横丁」内。「柳家」の本店は駅から東へ15分ほど歩いた商店街内にありますが、日も暮れようとする時間帯に遠出するのも億劫になってこちらで妥協。先客5、後客10。なお盛岡駅ビル「フェザン」はいつの間にか大改装され、駅内にも「柳家」の支店があります。
早速この店最大の売り物である「キムチ納豆ラーメン(950円)」を注文。だいぶ前に「ケンミンショー」で紹介されて以来、気になっていたものです。メニューはやたら豊富で、駅近の店らしく「はやぶさ(濃厚醤油)」「こまち(担々麺)」「SLブラック」といった当店メニューも。
店内はカウンター4席と4人卓×2、6人卓×2。卓上にはラー油、一味、胡椒、酢。おしぼりサービス付き。
このラーメン、とにかく納豆の自己主張が凄い!!特に納豆の香りが!! さらに味わいも相当なもの。納豆らしき粒々は見受けられず、すり潰してスープに溶け込ませているのかもしれません。それゆえ納豆が粘りつくわけでもありませんが。
一方キムチは入ってるのは確認できますが、唐辛子等の辛みがスープで洗われてしまうせいか、存在感ははなはだ希薄。発酵界の日韓対決は日本のボロ勝ちです。スープは納豆が混ざることを前提としているのか、スープ自体はあまり濃くありませんし、脂っ気もあまりなく、総じてやや甘め。
またもやしの上に生卵が鎮座していますが、自然体で食べている間にどこかへ流れて消えてしまいました。生卵をどう食べるのが正解なのかよく判りませんが、単にビジュアルが賑やかなだけで少々無駄・無意味な存在のような気がします。
麺は自家製の並太ストレートで、やや硬め。店では「”ゆきちから”を、加水率40%の多加水麺に仕上げているので、中太の麺はモチモチ」と謳っていますが、全然もちもちという印象は受けず。
そして具がめちゃくちゃ多い! 大量のもやしに加え、豚肉、コーン、サイコロ状に小さくカットされた大根等々がどっさり。なんとかもやしをやっつけて満腹になったところでようやく麺が現れるみたいな。夜には「小(850円)」で十分でした。
ユニークな一品で、まあこういうのもありかなとは思いますが、この店でシンプルなメニュー頼んだらどうなんだろう??という気も。また具沢山の割にはラーメンがえらく早く出てくるのも気になりました。
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