渓@川口 ~ トマトカレーまぜそば
川口駅東口から線路沿いに北へ歩いて、川口陸橋下近く。約1年ぶりの往訪。先客7、後客ゾロゾロと相変わらずの人気で退店時には店内で待ち客6。週末は定刻11時半よりも早めに店を開けているのか、入店時はちょうど満席だったのに最初の客はすぐに食べ終わって店を出て行ったので、ほぼ待ち時間ゼロ。色あせてボロボロになっていた暖簾はとうとう取り外されてしまい、ぱっと見はラーメン屋とは判りにくくなっていました。
外に置いてあるレギュラーメニューはすっかり日焼けして字はうっすら読めるかどうかといったところですが、その横に新調したらしい「日替わりメニュー」の中から「トマトカレーまぜそば(850円)」を注文。店内の券売機は相変わらず故障したままで、もう直す気もないのでしょう。基本まぜそばorつけめん推しの店ですが、「らーめん」を注文している人もいました。先払いなのも特徴。
店内は厨房沿いにL字型カウンター7席。厨房内には店主が一人だけ。暗くて雑然とした店の雰囲気は相変わらず。刻み玉ねぎに10円募金するシステムも変わりなし。
まぜそばにしてはやや汁が多いのも相変わらず。スープが少ないラーメンといっても差し支えないほど。とりあえず天地を何度もひっくり返してせっせとマゼマゼ。「トマトカレーまぜそば」といっても純然たる新メニューではなく、レギュラーメニューの「カレーまぜそば」にチーズ乗せのトマトソースを別皿で付けただけみたいで。従って最初は「カレーまぜそば」として、途中からトマトソースを投入して味を変えて楽しむのを推奨しているようです。
「カレーまぜそば」は汁が多いためか、あるいは若干とろみがあるせいか、魚粉効果も相まって味わいは和風出汁を効かせたカレーうどんに似ているかな。スパイシーさはさほど感じられず。ただ焦がしニンニクとサイコロ状のチャーシューが大量に混入しているので、食べ進むと腹にずっしり来ます。刻みネギや刻み玉ねぎもあるにはありますが箸休めには力不足なので、卓上の玉ねぎを追加投入するのも吉。
トマトソースを投入すると味わい一変!!と言いたいところですが、トマトの酸味が控えめなせいか、「思てたんとちゃう!!」という気も。ただ個人的には酸味が強すぎるものはあまり好きではないので、この程度のほうが良いかな。
麺は浅草開化楼の縮れ入り極太麺。やや堅めで噛み応えしっかり。量は並でも300gと結構量があり、女性には多すぎかも。というか、どうしても最後はチャーシュー等が底に余りがちなので、麺の量を減らす代わりに小ライスをつけてくれたほうがありがたいのですが。
店主がやたら早口かつ神経質っぽくて店の雰囲気があんまり好きじゃないのですが、まぜそば自体は悪くありません。週末は混むようなので平日に再訪かな?
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