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2018.11.27

結心@鶴岡 ~ 蕎麦と麦切りのあいもり

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 旧態依然かつ駅前再開発が遅々として進まず、ジャスコ跡が更地のままの酒田駅と比べると、鶴岡駅のほうが駅舎を観光向けにリニューアルしてみたり、駅前の空きビル(こちらもジャスコ跡)の再活性化が図られていたりする分かなりマシな印象を受けます。

 駅前の空きビルの一角が昨年7月に鶴岡の食文化の発信源たるべく「つるおか食文化市場FOODEVER」としてリニューアルオープン。フードコートっぽいエリアにある蕎麦屋「結心」を訪れてみました。

 外見は立派ですが、所詮兄ちゃんが一人でやっているフードコート店なのでメニューは極めて限定的。店は「もりそば」推しでしたが、せっかく庄内に来たので名物「麦切り」との「あいもり(980円)」を「大盛(+120円)」で注文。

 返却口の後片付けもままならないワンオペ地獄の割には、本格的な蕎麦屋らしく一切手抜きなし。一品一品丁寧に作っているので結構待たされます。

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 蕎麦は山形県産「でわかおり」100%使用の手打ちがウリ。蕎麦の香り豊かで、細切りながらも「喉越し重視と称する何か」とは対照的なコシをしっかり残したタイプでなかなかの出来。意外なことにつゆがやや甘目でした。薬味はネギとわさびのみ。

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 で、庄内名物の「麦切り」。うどんよりはかなり細く、冷麦よりはだいぶ太いという独特のサイズ感。つるつるとした口当たり、もっちりとした弾力感。食感はあえて言えば秋田の稲庭うどんに割と近い感じかな? またつゆが甘目なのは麦切りに寄せた結果なのかも。

 「麦切り」のほうが当然ローカル色は強く、これはこれで食べ甲斐がありますが、つけ汁が一種類しかないと如何せん飽きが来るのが早く、この組み合わせだと風味が強い蕎麦のほうがどちらかといえば好み。

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