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2018.12.31

かみの屋@五反野 ~ 長岡中華そば

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 東武伊勢崎線五反野駅をから線路沿いに南へ進んで、江北橋通りを東へ。西綾瀬二丁目バス停の目の前。先客ゼロ、後客3。約2年ぶりの再訪

 券売機はなく後払いで、卓上のメニュー先頭の「長岡中華そば(700円)」を注文。メニューは前回往訪時より増えていて、前回からあった煮干しそば、塩中華そばに加え、濃厚中華そば、濃厚つけめん、海老辛つけめんといったところ。ランチサービスはなし。

 外観、内装とも蕎麦屋みたいな感じ。4人掛けテーブル3卓、2人掛け1卓、さらに店左奥に個室っぽい区画があり、そこに5人卓×1。カウンターはあるにはありますが不使用。卓上には七味とブラックペッパー。店はオッチャンとねーちゃんで切り盛り。

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 海苔の上にちょこんと針生姜が添えられていますが、生姜の効き具合は一段をおとなしくなったような・・・もともとスースーするようなやり過ぎ感はなく、生姜の効きを抑えて万人向けに仕上げていましたが・・・ 

 表面の脂のテカりがちょっと目立ちますが、コクを加える程度で脂っぽさは全く感じず。生姜の効きが弱くなった反面、濃いめだったかえしも控えめになったのは良い方向。動物系出汁がぐっと引き立って、ついつい惹き込まれてぐいぐい飲んでしまいました。

 麺は並太ストレート。つるつるした口当たりなのは相変わらずが、残念ながら柔らかすぎる仕上がりでコシがへなへなに。これにはがっかり。量は若干少ない気がしますが、大盛(+50円)だとスープの量が同じならバランスが大きく崩れてしまうかも。

 バラ肉チャーシューは程よく脂が差して崩れやすいというか裂けやすいタイプ。旨味を保っていてまずまず。他に海苔、メンマ、ナルト、刻みネギ、ほうれん草。

 客層に合わせてか、長岡っぽさが後退して店の外観通りの蕎麦っぽいラーメンになったこと自体は悪くはないのですが、麺が残念過ぎて評価は1ノッチダウン。

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2018.12.30

はやし田@池袋 ~ 醤油らぁ麺

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 池袋駅東口から明治通りを北へ。松屋の先を左折。「博多天神」や「節骨麺」などラーメン屋の並ぶ一角。「博多一幸舎」の跡地。新宿本店の2号店です。先客ゼロ、後客1。新宿本店に往訪した際は開店前から行列が出来ていましたが、こちらはガラガラ。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油らぁ麺(800円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは相変わらず絞り込まれていて、他に「つけ麺」と数量限定販売の「のどぐろそば」のみ。但し平日夜は「まぜそば」が加わるようです。

 店内は縦長L字型カウンター20席弱。卓上には調味料一切なし。水セルフで、しかもポットを置く代わりに回転寿司屋などでよく見かける給水サーバーを設置しているのは新宿本店と同じ。客入りは芳しくないのに厨房内外にスタッフが5名もいるのが気になります。

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 卓上の能書きによると、スープは「鴨と大山鶏を惜しげもなく使用し」のこと。新宿で食べた際にはとにかく醤油ダレがきつくて出汁が全部ぶち壊しになっていましたが、あれはたまたまのブレだったのか、その後改善されたのか、醤油の尖りは随分抑えられてスープの味わいを楽しめるようになっていました。ただ依然として鴨出汁らしい甘み、まろやかさはよく判らず、能書きがなければ単純に鶏ベースだと思い込んでいたでしょう。

 表面の脂が案外多くてスープは最後まで熱々。といっても脂っぽさを感じさせるほどではなく、程よくコクを加える程度。

 麺は菅野製麺の細めストレートタイプ。全粒粉入りで、蕎麦に似た心持ちざらつきのある食感で喉越しが良く、そしてそれなりにコシもあるバランスの取れた仕上がり。

 豚肩ロースと鷄むね肉のチャーシューは低温調理の柔らか仕上げでいずれもかなり淡白な味わい。他に穂先メンマ、刻み青ねぎ。

 新宿で食べた時の悪印象を完全に払拭する出来栄え。ただ場所柄を考えればちょっと高いのが玉に瑕。前店「博多一幸舎」が長持ちしなかったのは割高感ゆえと思われるだけにはたしてどうなることやら。

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2018.12.29

仁@川口 ~ 濃厚担々麺

 川口駅東口・樹モール商店街内。約4ヶ月ぶりの再訪。先客、後客ともゼロ。土日のみ昼営業あり。

 やたらメニューが多い店ですが、店一番人気の「濃厚担々麺(800円)」を注文。辛さは1~3辛の3段階が選べるので2辛で。券売機はなく後払い。半ライスサービスあり。 メニューが非常に多い店で、店内には「汁なし麻婆麺」「ゆずつけ麺」といった貼り紙も。

 店内は手前にカウンター6席。奥に4人掛けテーブル席が2卓。卓上には醤油、ラー油、酢、ブラック&ホワイトペッパー。スタッフは少々強面の店主とアシスタント一人。相変わらず店内には強烈な豚骨臭が漂っています。

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 スープの表面に白ゴマがびっしり浮いている割にはごまだれが効いた甘ったるい味わいではなく、「濃厚」と称する割にはあっさりした味わいなのが少々妙ですが、これは単にごまだれが底に溜まっているため。しっかり混ぜた後は旨味たっぷりで十分楽しめます。2辛にしましたが痺れはほとんどなく、ストレートに辛さで押すみたいな。それでも個人的には十分な辛さ。

 スープの中にはひき肉がたっぷり。茹でた薄いばら肉はドロドロスープに埋没しがちですが、半ライスのおかずには最適。肉が多い代わりにチンゲン菜がなく、野菜類は刻みネギのみ。

 麺は浅草開化楼製の手もみ風の平打ちっぽいもので心持ちざらざらした口当たり。やや柔らかめでもっちりした食感。麺にスープが絡みまくって悪くはありませんが、もうちょっと固ゆでのほうが好み。。

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2018.12.28

ビーフハンバーグステーキ定食@松屋

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 松屋が2018年12月18日より発売中の「ビーフハンバーグステーキ定食(790円)」を試食。

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 「200gの大ボリュームな粗挽きハンバーグに松屋特製ブラウンソースをかけた」「今回のパテは牛肉、たまねぎ、パン粉、調味料、香辛料を配合し、ジューシーに焼き上げております。」「今回は牛肉を100%使用しておりますため、牛肉本来の味をお楽しみいただけます。」と松屋のウリ文句も満載!! 松屋のハンバーグの出来の良さはもう何度も確認済み。そこからさらに改良を重ねたのか、より一段と美味くなっているような気がします。

 ただ松屋のハンバーグが美味いと思うのは、松屋らしいせいぜい600円台の定食で出てくるからこそ。790円ともなると、川口に点在する街の洋食屋さんと価格的に完全に競合する域となり、そうなると洋食屋さんと比べて質的にいろんなところで粗が目立ってきます。クソ不味い味噌汁はどうにもなりませんし、ご飯もパサつき気味。おまけにハンバーグの下に隠れているポテトが冷え冷えなのも困ったもの。

 松屋が下手にクォリティーを追及するのは自殺行為だと思いますが・・・ 大戸屋の失敗例を見ても明白なように・・・

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李忠成選手、横浜Mへ完全移籍

・昨日(12/27)李忠成選手の横浜Mへの完全移籍が公式発表されました。

・李の移籍に関しては12/21に横浜Mが李に正式オファーを出していることが明るみになり、12/26には横浜M獲得確実まで話が進んでいました。横浜Mは今年1トップを務めていたウーゴ・ヴィエイラが契約満了となり、しかもウーゴの代役だった伊藤翔が鹿島へ完全移籍する話まで出てきた(その後確定)ので、慌ててCFタイプの選手を探した結果、今年浦和で出番が激減していた李に白羽の矢が立ったものと目されます。もちろん浦和との契約が満了していた李にとっても悪い話ではありません。

・李は2014年に西川らと共に浦和へ完全移籍。李はFC東京→サウサンプトンを経由しての形でしたが、かつて広島でミシャスタイルを経験した「広島組」の一人。当然ながら主力としての活躍を期待されての加入だったと思われましたが、浦和でのミシャ式も既に3年目。前3人のうち興梠・原口は鉄板になっていたので、残る1枠を巡ってスタメンに入るかどうかという扱いで、リーグ戦わずか6点どまり。しかも興梠が故障した終盤戦に1トップに起用されたものの興梠の穴を痛感させられる事態となり、正直加入当初は期待外れだったと思います。

・ズラタンと武藤が加入した2015年はスタメンの出場機会が激減。武藤がいきなり鉄板のスタメンとなり、興梠不在時のスタメン、さらには途中投入の優先度でもズラタンの後塵を拝してしまいました。

・李にとって辛かったのはここまでの自身の出来もさることながら、2014年3月の「あの事件」の渦中の人物のような恰好になり、心無い非難も浴び、プレーの出来不出来とは何の関係もない心理的負担を背負う羽目になってしまったこと。李は過去移籍を繰り返してきた選手ですし、早々に浦和を去っても何の不思議はないと思われましたが、李は「贔屓の引き倒し」どころか「贔屓の引きずり倒し」に陥りかねない赤者との距離感の持ち方、そしてつきあい方を少しずつ会得していったようです。

・李が浦和在籍時で最も輝いたのは2016年「KLM」が猛威を振るった頃。浦和でのミシャスタイルも5年目を迎えて熟成に熟成を重ねて、ついに絶妙のコンビネーションが随所で爆発!! またいったんは逆転に成功したFCソウルとのACL/R16・第2戦、そして0-2からの大逆転劇を演じた第13節FC東京戦と、李の折れない心、決して諦めない強靭なメンタルをまざまざと見せつける試合も続いて、この辺りから李のファンも激増していったように思います。

・しかし、2017年加入のラファエルの使い道を巡ってミシャが模索を重ねる過程で李の立場はベンチスタートへと逆戻り。堀体制になると4-1-4-1では使い道がないせいか、ベンチ入りもなくなってしまいました。

・今年はコンスタントにベンチ入りしているものの、怪我でもないのにリーグ戦でのスタメン出場は最終節のみで、ほとんどが終盤の短時間のみの出場。終盤戦ナバウトが復帰すると途中投入の順位はナバウトが先でしたから、オリヴェイラ監督の李の評価も高いとは言い難かったようです。それでもKLM全盛期を髣髴させた第25節ホームC大阪戦のゴール、そして超久しぶりのスタメンとなった最終節の2ゴールと長くはない出場時間の中でしっかり足跡を残していたと思います。

・李は残念ながら今年限りで契約満了。最終節&天皇杯準決勝での活躍で浦和が李に再オファーを出すかも?と思いましたが、李自身が明言するように契約更新の話はでなかったようです。

・長期離脱中のファブリシオの復帰時期がよく判りませんが、浦和はズラタン&李が去ってもなお興梠・杉本・ファブリシオ・ナバウト・武藤と5人即戦力級のFWを抱えており、ACLを踏まえたターンオーバーを考えても頭数は十分。ズラタンに次いで高齢FWの(といっても33歳になったばかりですが)李との契約を見送ったのは否応なしに迫られる世代交代を考えればやむを得ない決断だったと思います。

・李は浦和に来て必ずしも良いばかりではないどころか、あの事件を含めて辛い時期のほうが長かったと思います。過去移籍を繰り返したせいか当初は懐疑的な赤者も多かったし、ベンチスタート扱いも長くていつ浦和に背を向けてもおかしくなかったでしょう。しかし李はめげませんでした。そしてその驚異的なメンタルの強さをプレーで赤者に見せてくれました。また契約終了を知りながら去り際も実に見事でした。いろいろとややこしいクラブの中で5年間誠にありがとうございました。

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2018.12.27

榎本哲也選手、富山へ完全移籍

・先日(12/25)榎本哲也選手の富山への完全移籍が公式発表されました。

・榎本は2017年に横浜Mから完全移籍加入。榎本は長らく横浜Mで榎本達也(=馬のほう)ないし飯倉と正GKの座を争っていた実績十分のGKですが、伝統的にベテランの処遇に難がある横浜Mから「単年契約かつコーチ兼任」というほぼ戦力外とも受け取れるオファーを受けるにいたり、フリーでの浦和への移籍を決断したようです。

・当時の浦和にしてみれば第2GKだった大谷が移籍した代わりに実績十分のGKがフリーで採れたのだから悪い話ではないどころか、カモネギ級の美味しい話です。しかも例年苦戦を強いられる横浜Mからの正GKのぶっこ抜き。いやはや、これは笑いが止まりません。

・キャンプ中は遠目には西川と榎本の区別がつかないことも話題に。

・しかし、榎本も覚悟の上の移籍だとは思いますが、正GK西川の壁は如何ともしがたく、2017年榎本はコンスタントにベンチ入りするものの出番は天皇杯3試合&ACL1試合に留まりました。西川が明らかに調子を落としている時期があったにも関わらず、榎本の出番がなかったのは正直不可解でしたが、実績十分かつ今年35歳の大ベテランがどっしりと控え、日々練習に取り組んでいる姿はさぞかし後進のGKに良い影響を与えたことでしょう。

・今年は開幕時から故障に苦しみ、第2GKの座を福島に明け渡してとうとう出番ゼロ。ベンチに復帰したのはシーズンも終盤に入ってからで、それも福島と交互のベンチ入りという形になってしまいました。

・さらに今月になってユースからGK石井が昇格することが明らかに。トップチームにGKが5人も要らないので、今年出番のない榎本か岩舘かどちらかの放出は避けられないと思っていたところ、今回の発表となりました。

・既に35歳になる大ベテランがもう一花咲かせようとなおも活躍の場を求めて選んだのはJ3富山。これまた環境面で厳しい道だと思いますが、お活躍をお祈りしております。

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2018.12.26

三極志@三河島 ~ 醤油らーめん

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 常磐線三河島駅から駅前を走る尾竹橋通りを南へ。韓国料理屋の目立つエリアです。先客1、後客2。店外から製麺室が見えます。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは塩らーめんとの2本立て。つけ麺や限定商品のボタンも用意してありましたが、往訪時には×印が点灯。

 店内は縦長カウンター10席のみ。卓上には一味と黒胡椒。厨房内には店主とねーちゃんが2人と、店のなりの割には賑やか。

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 珍しいことに、鍋焼きうどんみたいな蓋付きの器で登場。蓋を開けた時の香りを楽しんでもらう趣向なのかもしれませんが、もともと店内にスープから来ると思しき香りが強く漂っているのでほとんど意味がありません。それどころか、店にとって洗い物が増えて面倒なだけだと思います。

 スープは鶏出汁ベースかな?そこに鶏油を多めに加えてコクを補充しているような感じ。食べ初めはかなり甘く感じましたが、食べ進むにつれて急激にしょっぱく感じるようになりました(といってもご飯を欲するほどではありませんが)。あおさが面白いアクセントになっています。

 麺は自家製の細目ストレートタイプ。いかにも密度が高そうな麺で、硬くはないのに歯応えが強いのが特徴。すすり心地も良く、スープの絡みも申し分なし。

 豚チャーシューを提供前に炙っていましたが効果のほどはよく判らず。他に鶏チャーシュー、細切りメンマ、白髪ねぎ。

 「二代目にゃがにゃが亭」が閉店したため「ラーメン不毛地帯」と化したこのエリアでは貴重な存在。麺が良さげなので、「つけ麺」がラインナップに加わってから再訪かな?

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井澤春輝選手、伊藤涼太郎選手、オナイウ阿道選手の期限付き移籍

・岡本、駒井とレンタルバック失敗の悲報が相次いだ矢先、昨日(12/25)浦和から期限付き移籍中だった井澤春輝選手、伊藤涼太郎選手、オナイウ阿道選手がそれぞれ来年も期限付き移籍に出されることが公式発表されました。もっともレンタル延長のあり方・狙いは井澤と伊藤&オナイウでかなり異なります。

・井澤は今年ユースから昇格してすぐに徳島へレンタルされるという過去に類例を見ない、非常にはっきりした育成目的のレンタル移籍でした。しかし、残念ながら井澤は4月の練習試合中に半月板損傷など全治4カ月のけがを負ったのが災いして、開幕戦にベンチ入りしたのみに留まりました。

・徳島はロドリゲス監督の続投が決まっており、井澤は大怪我にも拘らず同監督から一定の評価を得ているためか、来年もレンタル契約延長の運びとなったようです。プロ2年目の来年、井澤はとにかく試合に出ることが先決です。

・次いで伊藤はレンタル先をJ2水戸からJ1大分へ、オナイウもレンタル先をJ2山口からJ1大分へ変更した上で再レンタルとなりました。要するに両選手ともJ2なら十分やれることは判ったので、J1で通用するかどうか見極める目的でのレンタルです。

・伊藤は今年水戸でMF登録ながらバイアーノの相方として2トップの一角として起用されることが多く、チーム2位の9得点を挙げてプチブレイク。しかも試合を決定づける得点を頻繁に決めている印象を強く受けました。ただコンスタントにスタメン出場しだしたのはリーグ戦後半から。また体力に不安があるのか、スタメンで出ても後半途中で下げられてしまう試合が目立ちました。

・伊藤は水戸でも鉄板のスタメンというほどではないが可能性は十二分に感じられるので、ステージを一つ上げて様子を見るのは悪くない選択でしょう。伊藤も来年でプロ5年目。このステップアップの機会が即ちプロサッカー選手としての分岐点になると思います。

・オナイウは伊藤と違ってもはやチームの大黒柱的存在。もう山口の戦術自体がCFオナイウが最前線でボールをキープしてくれることを前提に成り立っているようなものでリーグ戦全42試合に出場し、かつ堂々22ゴール(J2で2位)というケチのつけようがない実績を残しました。

・オナイウは来年プロ6年目の23歳なので、この実績を引っ提げて即座に浦和帰還となってもなんらおかしくないはずですが、残念ながら今オフ浦和はCFタイプとして即戦力の杉本を補強したばかり。もちろんCFとしては興梠も健在で、2トップの一角としても浦和のFWはズラタンが去ってもなお過剰気味。

・従ってオナイウを戻したところで来年も出番は極めて限られており、伊藤同様ステージを一つ上げて様子を見ることになったものと推察されます。J2では無敵だったがJ1ではさっぱりだったFWもアホほどいますし・・・

・ただ伊藤&オナイウとも気になるのは、大分で活躍したらしたでそのまま「借りパク」される可能性があること。岡本や駒井のように契約満了に伴う「借りパク」が最悪パターンなので、浦和での契約を延長した上でのレンタルなのかどうか。

・なお来年浦和と同一カテゴリーで闘うことになる伊藤&オナイウはもちろん「浦和レッズと対戦するすべての公式戦に出場できない」特約付き。一方カテゴリーが違う井澤はそのような特約はないようですが、かつて直輝や岡本を当該特約なしで同一カテゴリーの湘南へレンタルしていたのは何だったのかと・・・

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2018.12.25

茜ノ舞@池袋 ~ 炎の濃厚味噌らーめん

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 山手通りと川越街道が交わる「熊野町」交差点を東へ。すぐ近くにドン・キホーテあり。「博多らーめんかしはら」の跡地。池袋駅からはかなあり距離があり、もはや北池袋駅のほうが近そう。先客3、後客3。

 味噌ラーメン専門店で、卓上のメニューを見て基本と思しき「炎の濃厚味噌らーめん(800円)」を注文。ランチサービスなし。先会計制。メニューは他に濃厚海老味噌らーめん、濃厚黒胡麻クリーミー担々麺など。

 店内は前店の居抜きそのまんまで厨房を囲むL字型カウンター7席。卓上には一味のみ。ねーちゃん一人で切り盛りしており、巨大な炎を上げながら中華鍋でせっせと炒め物を作っているのが客席から丸見え。会計の手間を省くため、せめて前店が置いて行ったと思しき券売機くらい使えば良さそうなものですが・・・

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 もやしとキャベツを中華鍋で炒めて、さらにスープを炒め合わせる札幌スタイルゆえスープが脂っぽいのは当然。ただ脂が層をなすほどでもなく、またニンニクや生姜をがっつり効かせるわけでもないので、この手のスープにしてはマイルドな印象。味噌もちょっと甘目かな。わざわざ「濃厚」と冠するほど濃厚な気はしませんが、味噌が前面に出過ぎてやたらしょっぱくて飲み進む気が起こらないような奴よりは遥かにマシ。良い意味で中庸。

 なおメニューにわざわざ「辛くない」と付してあるのが不思議でしたが、「濃厚味噌らーめん」に「炎の」を冠したのが間違いのもとのような・・・

 麺は小林製麺の太目縮れ入りのたまご麺。つるつるした口当たりといい、もちもちっとした弾力感といい、大のお気に入り。

 後乗せのチャーシューとメンマは冷えていて、せっかくのスープをぶち壊すだけなので、これらを止めて炒め野菜を増やすなり、ひき肉を炒め物に加えたほうが良いと思うのですが。他に刻み青ネギ。

 特に難点はなく、万人受けする出来だと思いますが、味噌ラーメンはロードサイドやSCに幅広く展開するような店でもそれなりの出来のものが出てくるので差別化が難しく、店の前を車はバンバン通るけれども人通りは少ないというこの立地では少々心配。

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駒井善成選手、札幌へ完全移籍

・昨日(12/24)駒井善成選手の札幌への完全移籍が公式発表されました。駒井は浦和との契約満了に伴ってレンタル先に完全移籍してしまう、いわゆる「借りパク」の形での移籍で、岡本と全く同じ形です。駒井の札幌への完全移籍は12/6にスポーツ紙で報じられており、公式発表がここまでずれこんだのが意外なくらい。

・駒井は2016年京都から浦和へ完全移籍。右WBを主戦場としたもののミシャスタイルに馴染むのに時間がかかり(案外裏を取られやすい!)、1stステージは終盤関根に代わって短時間での出場に留まる場合がほとんどでした。

・2ndステージに入ると徐々にミシャスタイルに慣れてきたのか、関根が左WB、駒井が右WBと両サイドからドリブルでゴリゴリ仕掛ける形でミシャに重用されるようになりましたが、2017年に入ると宇賀神にスタメンの座を奪回されて再びベンチスタート&後半途中出場に。この辺は浦和の激しい競争の結果なので致し方ありません。

・ところが第19節札幌戦を最後にミシャが解任されたことで駒井の運命は一変。ミシャ解任直後に関根が海外へ移籍したので駒井の出番は増えるかと思いきや、後任の堀監督が第25節柏戦で基本フォーメーションを4-1-4-1に変えたのが契機となったのか、駒井は怪我でもないのにほとんどベンチにすら入れなくなってしまいました。もっとも座薬がどうのこうのと駒井のコンディションが良くなかった時期があったのも事実ですが。

・こうなるとシーズン終了を待たずに堀監督続投が決まってしまうと駒井が出場機会を求めて移籍の道を模索しだすのは当然。ミシャが札幌で指揮を執るのが決まったのは駒井にとってまさに「渡りに船」で、駒井は主に右WBで、リーグ終盤はボランチで札幌の主力中の主力として活躍しました。

・「駒井ボランチ」は浦和でもやったことがあるものの、点が欲しい時の窮余の一策というか、常に自爆装置を抱えているボランチといった風でしたが、本人はどうもサイドではなく真ん中のポジションをやりたい様子。浦和に戻ってもサイドしか活躍の場がないとなると、駒井が札幌に留まる道を選ぶのも道理と思えます。

・遠藤・高木・駒井と浦和の世代交代を担うべくミシャ政権末期に集めたはずの中堅どころの選手が相次いで去ってしまったのは残念至極です。もっとも目標だった海外移籍を果たした遠藤はともかく、高木と駒井は浦和の迷走が招いたような逸走劇ですが。

・またそもそもシュータンが駒井を慰留したのかどうか定かでありませんが、岡本&駒井のレンタルバック失敗で右WBをレンタルバックで補強するという道は絶たれてしまいました。来年は橋岡が世代別代表でちょろちょろ抜けるのは確実なので、3バックのままでもWBの補強は必須ですし、4バックに移行するにしても本職SBはいないに等しいので、これからがシュータンの腕の見せ所となります。車屋獲得は失敗に終わりましたが、WB/SBが足りないことをシュータンも解ってはいるようですし。

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2018.12.24

葵@川口芝下 ~ 塩そば

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 産業道路「芝宮根」交差点を東へ。丸源ラーメンの手前。一応蕨駅が最寄りになりますが、かなり距離があって電車でのアクセスは非現実的。半年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客1。

 基本メニューのうち「中華そば」「鶏そば」「まぜそば」は経験済みなので、今回は「塩そば(750円)」を注文。ランチサービスなし。他に「つけそば」など。限定メニューを頻繁に出していますが、往訪時は提供されていませんでした。

 店内は横長カウンター8席のみ。水セルフ。卓上にはブラックペッパー、ラー油、ビネガー。夏に店舗を改装したと聞いていましたが、外壁とカウンターを一新しただけかな? 座席を減らし、卓上もすっきりさせたみたい。

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 いかにも塩そばらしい、透明感のあるすっきりあっさりしたスープ。塩がいたずらに自己主張せず、鶏がら主体と思しき出汁をじっくりと味わってもらう趣向が気に入りました。

 麺は自家製のストレートかつ細め。つるつるした口当たりといい、すすり心地といい、しなやかながらもそれなりに噛み応えがあるコシの残し加減といい、言うことなし。

 細切りのネギは堅くて、しかも苦手な辛味・ネギ臭さがあって残念。他に柔らか仕上げのチャーシュー、穂先メンマ、刻みネギ。

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浦和2018年総括(5・完) ~ 衝撃のファブリシオ長期離脱と体制再整備

・第24節アウェー名古屋戦では相手の超強力ブラジル人選手によってボコボコにされてしまったとはいえ、中断期間開け後のリーグ戦戦績は4勝2敗3分と上々の出来。第24節終了時で勝ち点は32まで積み上がり、順位も9位に浮上して降格を気にする必要はあまりなくなりました。

・ところが好事魔多しというかなんというか、ファブリシオが第25戦ホームC大阪戦で自爆して長期離脱。チームに馴染むのにあまり時間はかからずに着々とゴールを量産するだけでなく、「ウルトラマン」のポーズで早々と人気者になったファブリシオ。中断期間開け後の浦和の得点源として誰もが期待を寄せていたファブリシオの長期離脱はとにかく衝撃的でした。

・C大阪戦ではファブリシオに代わって李が投入され、投入直後に鮮やかなカウンター、しかも多くの選手が関与しているという意味ではミシャ式の残り香っぽい素晴らしいゴールを李が決めるという見せ場がありましたが、試合全体を通じてみれば浦和は久しぶりにKLMが揃い踏みしているのが災いして、C大阪が固めている中央を細かいパス回しでなんとか打開しようとしてボールを失った挙句カウンターを浴びるの繰り返しで、結局セットプレー絡み2発で逆転負け。

・大槻→オリヴェイラ体制下では徐々に「ミシャの残り香」にすがるウェイトを減らし、縦に早い攻めに切り替えてゆく傾向が見て取れましたが、この試合は「ミシャの残り香」に別れを告げるという意味で象徴的な試合だったと思います。

・ファブリシオを失ったオリヴェイラ監督は第27節ホーム神戸戦からフォーメーションを青木アンカーの3-1-4-2ないし3-3-2-2に転換。当初はイニエスタ対策の意味合いがあった(しかしイニエスタ欠場で空振り)ようですが、これがシーズン終了までの基本フォーメーションとなりました。

・布陣自体総員突撃風味でやや前がかり気味、かつ序盤から激しく敵陣にプレッシャーをかけてゆくスタイルのためか、スコアは必然的に出入りが激しくなり、オリヴェイラ監督らしくなく毎試合失点を重ねるだけでなく、試合終盤の失速傾向も再び顕著になり始めました。久しぶりに最前線に据えられた武藤の得点能力が活きるという成果もありましたが、シーズン終盤に中盤の守備の要=青木が故障離脱する不運もあってG大阪・湘南に敗れてACL圏入りにはあと一歩届かない結果(勝ち点51の5位)に終わってしまいました。

・しかし、ACL出場権獲得というオリヴェイラ監督就任当初の公約は天皇杯優勝という形で無事達成。就任時の成績、さらにいえば中断期間入り時点での成績からすればリーグ戦3位以内という目標は現実味がなく、スタメン構成で判断する限りオリヴェイラ監督は早々と天皇杯重視の姿勢を見せていました。そのため槙野や遠藤はW杯終了後も休みをもらえず、3回戦松本戦にスタメン起用される憂き目に。

・なぜか敵地で戦う羽目になった準決勝鹿島戦では試合前日大原にサポーターを呼び込んで選手たちのモチベーションを上げに上げて、苦しい試合内容ながらセットプレー一発で逃げ切り勝ち。その試合で多数の負傷者を出したもの、ホーム埼スタが舞台の決勝戦では仙台相手にこれまた同じような準備、同じような試合展開で逃げ切り勝ち。オリヴェイラらしいというか、ある意味鹿島っぽい勝負強さを存分に発揮しての天皇杯奪還でした。

・堀体制瓦解からわずか8ヶ月。堀監督更迭時の真っ暗闇を思えば、よくぞここまでたどり着いた。実に感慨深いこの1年でした。

(完)

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2018.12.23

岡本拓也選手、湘南へ完全移籍 & 武富孝介選手、湘南へ期限付き移籍

・本日岡本拓也選手及び武富孝介選手が共に湘南へ移籍することが公式発表されました。岡本は浦和との契約満了に伴う完全移籍で、武富は浦和との契約が残っているせいかレンタル移籍です。

・岡本は2016年から丸3年湘南へレンタル。昨オフに浦和から復帰要請を受けたものの、既に右WBを主戦場に湘南の主力となっていた岡本は引き続き湘南で闘う道を選び、契約切れの今年はとうとう湘南への完全移籍の運びとなってしまいました。

・昨オフ時は浦和自体が揺らぎの過程にあり、岡本にとって先行き極めて不透明な浦和に戻るメリットは皆無に等しかったと思います。しかし今オフは浦和での岡本の起用法(右WB)もはっきりしており、満を持しての浦和復帰の可能性もあると思っていましたが、残念ながら岡本は来年も湘南に活躍の場を求めることとなりました。湘南の主力として久しぶりのタイトル獲得に大きく貢献したのも岡本の心が湘南へ傾く一助になったことでしょう。

・岡本も既に26歳と中堅世代に入っており、もはや育成の時期を過ぎた選手をだらだらと3年も同一クラブへレンタルしているとやがてはこうなってしまう。レンタルバックで戦力にもならず、おまけに移籍金も取れない。浦和としては最悪の結果になってしまいました。岡本の事例は強化サイドの失態といって差し支えないでしょう。もっともこの失態はシュータンのせいとは思いませんが。

・岡本のレンタルバックに失敗し、駒井も同じ道を辿ると噂されるされる中で現状浦和最大の穴と目される右WBをどうするのか。シュータンの力量が問われます。

・武富は昨オフに完全移籍で獲得したばかりの選手をわずか1年でレンタルに出す羽目になるという、本人にとってもクラブにとってもなんだかなぁとしか言いようがない事例。タナボタ的に急遽ACL出場が決まった柏の主力選手がなんで今年ACLがない、一介の中位チームでしかない浦和へ来る気になったのか謎としか言いようがありませんが、残念ながら武富にとって不幸な移籍になってしまいました。

・また浦和がそもそも武富獲得に至った経緯・動機も不明。大雑把に言えば梅崎に似たタイプで、梅崎の慰留に失敗してその代わりを探した結果武富獲得に至ったような気がしますが、梅崎よりはずっとIH向きで典型的なサイドアタッカーではありません。しかも堀体制ですら当初は後半途中からの出場で、リーグ戦でスタメン起用されたのは第4節・第5節のみ。しかも起用されたポジションがWGだったり、IHだったり、4-4-2の2トップの一角だったりと一定せず。

・堀体制の終焉で基本フォーメーションが3バックベースになると武富はベンチに入るのもままならなくなり、超久しぶりの出場機会となった第33節アウェー湘南戦ではスタメンにも関わらずさしたる見せ場なく、後半早々にお役御免。こうなるとオリヴェイラ体制継続が決まった以上出場機会を求めて移籍の道を探るのは本人にとっては当然です。また浦和もレンタルといった中途半端な形ではなく売却の道を探るべきだと思いますが・・・

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【祝】汰木康也選手、山形から完全移籍加入

・昨日(12/22)汰木康也選手が山形から完全移籍加入することが公式発表されました。名字は「ゆるき」と読み、Jリーグ屈指の難読選手です。

・汰木移籍は12/21になって地元山形新聞が報じたことで突如明るみになったもので、先日の鈴木同様電撃移籍に限りなく近いものです。浦和の移籍話がスポーツ各紙にダダ洩れで格好のおもちゃになっていた頃を思えば、シュータンはまるで人が変わったようです。国民栄誉賞はかくも人を変えてしまうものなのでしょうか(苦笑)

・ただ汰木獲得の位置づけは杉本や鈴木とはかなり違います。汰木はA代表経験があるどころか、J1自体が未経験なので即戦力としての期待は少々酷。しかし、柴戸やオナイウと同じ1995年生まれの23歳という年齢を考えれば「育成目的での獲得」というのも妙な話で、コンスタントにベンチに入れればOKというくらいの期待度合いで、浦和が極端に薄い20代前半の層を埋めに来たものと目されます。

・非常に判りやすいドリブラーで、かつイケメン&長身、しかもその長身はハイボールには何の役にも立たないというところまでほぼ永井の後継者と見ていいでしょう。ただ永井は大舞台に極端に強かったのに比べ、汰木は決定力に難があり、昨年の天皇杯準決勝でも約80mのロングドリブルで大いに見せ場を作ったものの、結局シュートは決められなかった辺りが気になります。

・浦和は昨年関根が移籍した上に、昨オフに高木・梅崎・駒井とドリブラーを悉く放出してしまったのが祟って、今夏引いた相手に苦しみがちだったため、終盤汰木のドリブルに夢を託すような起用が見られるかもしれません。ただ今年の山形でも基本途中投入止まりだった汰木が相手の当たりが格段に厳しいJ1でどこまでできるかは全くの未知数。体つきはなんか荻原と大差なさそうですし・・・

・また汰木は基本WGやSH向きのサイドアタッカー。守備負担を考えれば今の3-1-4-2のWBで起用するのは無理がありすぎ、荻原をWB起用した最終節FC東京戦の大博打と大差なさげ。オリヴェイラ監督が4-4-2へ転換することを視野に入れた獲得なのかもしれませんが、そうでもしないと今の布陣では2トップの一角くらいしか使い道がないような・・・

・とはいえ、オリヴェイラ監督が何らかの考えがあって汰木に白羽の矢が立ったのでしょうし、汰木が「オズの魔法使い」で大化けすることに期待しましょう!!

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2018.12.22

味噌呉田life@北浦和 ~ 味噌ラーメン

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 北浦和駅西口から線路沿いに南へ。駅から近いものの人通りが少ないところに立地。「呉田」が定休日の月曜日にほぼ隔週で味噌ラーメン専門店のセカンドブランドとして営業しているもの。「呉田」には約3年半以上前に一度行ったきり。先客1、後客2。

 券売機はなく、卓上のメニューから基本と思しき「味噌ラーメン(870円)」を注文。ランチサービスなし。後払い制。

 メニューは他に辛味噌ラーメン、牡蠣味噌ラーメン、味噌つけ麺、辛味噌つけ麺、牡蠣味噌つけ麺など。

 店内はL字型カウンター10席ちょっと。外観、内装、及び調度品に金かけてカフェ風に仕上げています。接客係もラーメン屋らしくない若いねーちゃんで、注文を取るとそそくさと箸置きに箸をセット。卓上にはきざみニンニク、きざみショウガ。

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 スープは少々とろみがかったタイプで味噌の粒々が見え隠れ。店主がせっせと中華鍋を振ってスープを炒め煮していましたが、炒め物の野菜がたっぷり入っているわけではありません。炒め煮したせいか若干脂で重たい感じも無きにしも非ずですが、総じて優しめの味わいで、味噌自体は甘目。底のほうにわずかに刻みニンニクが確認できましたが、ガツンと来るタイプではありません。

 麺は手もみの並太縮れ入り。いかにもとろみがかったスープがべっとり絡みつきそうな麺ですが、意外や意外絡み具合はさほどのこともなくて少々拍子抜け。もっともその方がくどくなくて良いのかもしれませんが。

 具は低温調理の豚チャーシュー、シャキシャキのもやし、きざみ玉ねぎ、三つ葉。

 「呉田」で食べた「塩らーめん」よりは好みに近いものの少々高いのが難で、どちらかといえばマニア向けの一杯だと思います。クオリティーはこの界隈では頭一つ抜けているとも思いますが。

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浦和2018年総括(4) ~ 長い中断期間を活かして整ってきた反撃体勢

・2018年Jリーグの日程面での最大の特徴はロシアW杯開催のため、リーグ戦は5月下旬からほぼ2ヶ月、その間に開催された天皇杯やルヴァン杯プレーオフをカウントしても1ヶ月ほど中断期間があったこと。その期間を活かして監督交代に踏み切ったり、大量の選手補強を敢行したりと派手に動くクラブもありました。

・浦和にとってはこの中断期間は2度にわたる監督交代後初の待ちに待ったまとまったトレーニング期間。中断期間開け後のホームゲーム第16節名古屋戦や第19節川崎戦のMDPを読むとオリヴェイラ監督は中断期間中に「フィジカルコンディションを上げる」「攻守の切り替え」「セットプレー」の3点に重点を置いてトレーニングを積んでいたことが明記されています。

・フィジカルコンディション向上の効果はてきめんで、特に第17節アウェーC大阪戦では練習が超厳しいことで知られるユンジョンファンのチームにも走り負けないどころか後半むしろ押していた時間帯すらあったのは驚きでした。

・素早い攻守の切り替えからのカウンターも有力な武器となりました。中断期間前にも川崎をアウェーで屠る試合がありましたが、中断明け後も広島・川崎と上位陣を連破。この連勝で厳しいトレーニングで積み重ねたことは正しかったと選手たちは自信を深めたことでしょう。

・セットプレーの練習に力点を置いた効果は天皇杯3回戦松本戦、第16節ホーム名古屋戦でいきなり発現!! 正直セットプレーの練習を全くと言っていいほどやらなかったミシャの5年半は何だったのかと訝しくなるほど(そして腹立たしいことに札幌ではセットプレーに力点を置いている)・・・ そしてこのセットプレーの練習の成果は暮れの天皇杯の舞台で再度活きてきます。

・また中断期間中に中村GMも一仕事。5/30にポルトガル1部のポルティモネンセに所属するブラジル人FWファブリシオを獲得し、第17節アウェーC大阪戦から実戦投入。ファブリシオは典型的なストライカーではなく、どちらかといえばセカンドタイプっぽいのですが、シュート精度というかシュートを撃つ瞬間の落ち着きはJリーグレベルから突き抜けており、第22節ホーム磐田戦でハットトリックの大爆発。

・もっとも長い中断期間があったとはいえ、オリヴェイラ監督も上記3課題をこなすのが精一杯で、攻守とも戦術的な積み上げ・ブラッシュアップはあまりなされないまま終わってしまった印象を強く受けました。端的に言えば第20節ホーム長崎戦、第21節アウェー鳥栖戦といったあまり前に出てこない相手には得意のカウンターを発動できず、手詰まりのまま試合を終えてしまう傾向が見受けられました。守っても強力な3バック&青木の個人能力頼みの色彩が強く、これらの問題の解消は年明け後のキャンプまで持ち越しになろうかと思われます。

続く

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2018.12.21

大ちゃん@東十条 ~ 濃厚タンメン

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 京浜東北線東十条駅南口から東へ坂を下り、北区保健所の真ん前。はす向かいに「ほん田」あり。先客5、後客ゾロゾロ。退店時に外待ち少々。
 
 入口脇のタッチパネル式券売機で店お勧めの「濃厚タンメン・並(750円)」を注文。タッチパネルの操作がよく判らずにまごついていると店員がしっかり指導してくれます(苦笑) メニューは他に「タンメン」「旨辛タンメン」「汁なしタンメン」など。さらにその上に肉盛りとかカツ盛りとか。

 店内は縦長カウンター5+7(?)席と店奥に4人掛けボックス席×2。水セルフ。卓上にはラー油、酢、ソース、ホワイトペッパー、おろしニンニク。なおカウンターにもタッチパネルが設置されていましたが、昼間は未稼働。居酒屋モードになる夜営業だけ使っているのかも。

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 うーーん、麺&具の量と比べてスープが少ない・・・こういうケチ臭い店はどうしても心証が悪くなります。そして「濃厚」と称するスープは動物系出汁が濃い、あるいは味つけが濃いと言うより単に背脂を加えて非常に脂っぽくしているだけのような気も。

 麺は太目のストレートで、まるでちゃんぽんのような食感&味わい。これはこれで悪くありません。

 具はモヤシと玉ねぎが主体で、他にキャベツ、きくらげ、わずかながらニンジンとニラといったところ。店先の看板に「野菜たっぷり」を掲げていますが、そんなにたっぷりでもないような・・・ また豚肉が少ないのも残念さに拍車。最初からブラックペッパーが振りかけられているのもなんだかなぁ・・・

 どう見ても「東京タンメン トナリ」の劣化版といった感じ。しかも多店舗展開していた「トナリ」の人気もピークを過ぎて閉店が目立つような時勢にその劣化版はどうなんだろう???

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浦和2018年総括(3) ~ 堀体制の負の遺産に苦しんだオリヴェイラ監督

・4/6に山道本部長に代わって強化部門の事実上のトップに立った中村GMは早速大槻暫定監督の後任探しに着手し、就任後ひと月も経たないうちにオリヴェイラ氏の招聘に成功。しかも第10節アウェー柏戦(4/25)から指揮を執ることが決定。5月下旬のロシアW杯による中断期間突入まで大槻暫定監督が指揮を執ると予想していた向きが多かっただけに、この中村GMの荒業には驚きました。

・オリヴェイラ氏は2007~09年にかけて鹿島で3連覇を達成するなどJリーグでの実績は申し分ありません。ただ残念ながらブラジルに戻ってからのオリヴェイラ氏の成績は芳しくなく、「これじゃセホーンと大差ないんじゃね?」と訝しくなるくらい短期間でクラブを渡り歩く羽目になっていました。また鹿島での大成功も何分10年近く前の話。さらに言えば最近ブラジル人監督はJリーグでも振るいません。

・中村GMは「タイトル獲得経験があること」「日本をよく知っていること」を条件に監督を探した結果オリヴェイラ氏に白羽の矢を立てたようですが、オリヴェイラ監督への個人的な信頼は就任当初「全幅の」とまでは言い切れず、「ギドとか松木とかを連れてこられるよりははるかにマシだろう」と言った程度なのが正直なところでした。

・ただ良い意味で予想外だったのはオリヴェイラ監督がかなり柔軟な思考の持ち主だったこと。オリヴェイラ監督は就任早々の記者会見で「少なくともワールドカップの中断までは、今のやり方に継続性を持たせることが重要」、具体的には「3バックで今までプレーしてきたこの形をまずは継続していきたい」と明言しました。同時に4バックが好みなことも明かしましたが、準備時間もないのに突然自分の好みの形に選手を無理やり嵌めるようなアホなことはしませんでした。

・具体的には監督就任直後のアウェー柏戦では前節札幌戦同様3-4-2-1、第12節アウェー川崎戦以降は3-3-2-2と推移したもののリーグ戦では終始3バックを継続しました。

・しかし、オリヴェイラ監督を悩ませることになったのは堀体制の「負の遺産」。堀監督の冬季キャンプがよほど温かったのか、浦和が後半急激に失速するのは勝っていた大槻体制下ですら顕著で、中断期間まで連戦続きゆえオリヴェイラ監督にはどうすることも出来ませんでした。

・また3バックを採用してとりあえず守備を安定させることに成功したとはいえ、堀体制下でWBが出来る人材を大量に放出したため、WB(特に右)の人材難に直面。大槻暫定監督が本職CBの橋岡を右WBに転用し、オリヴェイラ監督もその策をそのまま受け継ぎましたが、橋岡は如何せんWBとしては攻撃面に難があり、基本フォーメーションと陣容のミスマッチにオリヴェイラ監督は最後まで苦しむことになります。

・さらに攻撃面の火力不足・迫力不足も深刻。大槻体制下以降カウンターが上手く嵌まった時には点が取れ、特にアウェー川崎戦ではカウンターが嵌まって敵地で強敵を破る快挙を成し遂げたものの、持たされる展開になると辛い。3バックに戻して「思い出のミシャ式」にすがろうとしてもその残り香は日に日に薄れ、「惜しい!!」だらけで点が入らない試合が続きました。おまけに火力を補ってくれるはずのナバウトが川崎GKの蛮行で壊される不運にも見舞われました。

・従って中断期間までのオリヴェイラ監督はとにかく負けないこと、勝ち点を相手に与えないことを信条にしぶとく闘い、中断期間後の反撃に賭けていたような塩梅だったと思います。必然的に試合はとにかくしょっぱい。勝ち点は伸びず、勝ち点17の14位で中断期間突入。でもそうするしかなかった。そしてそれを可能にしたのが大槻体制下の「勝ち点10」でした。

・なお大槻暫定監督同様、オリヴェイラ監督もモチベーターとしての奇才の持ち主のようで、熱い言葉を次から次へと繰り出して来ました。選手はどうだか判りませんが、ファン・サポーターの心を掴むのは「前鹿島の監督」という拭い難い暗い過去を背負っている割には早かったと思います。これも塩漬けの日々を我慢するのに一役買ったと思います。

続く

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2018.12.20

八重桜@王子 ~ 豚骨魚介らーめん

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 王子駅北口から北へ徒歩3分程度。北本通りを渡って「りそな銀行」の裏あたり。「麺や 雄」のリニューアル。先客ゼロ、後客9(退店時外待ち1)となかなかの繁盛ぶり。

 店内の券売機ボタン先頭は「特製つけ麺」でつけ麺推しっぽい店のような気もしましたが、その次の「豚骨魚介らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。後客の注文を見ているとつけ麺の注文が圧倒的というわけでもなく、「中華そば」を頼む客も目立ちました。

 店内は縦長L字型カウンター9席。卓上にはブラックペッパー、酢、一味唐辛子。いかにもバイト然とした若い兄ちゃん、姉ちゃんで切り盛りしていました。

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 スープは「豚骨をメインに鶏ガラ、煮干しで香り付けした」とされるつけ麺用のスープを「ラーメンに合うようにのばした」と正直に書くあたりに少々好感が持てましたが、やはりもともとつけ麺用に最適化されたものをのばす過程で無理が生じ、ミルキー&マイルドというよりはなんだかコクに乏しい、薄っぺらい味わいに感じました。よって途中でブラックペッパーを投入。粘り気はほとんどなく、魚粉のざらつきも底のほうに少々感じる程度。

 麺は細目のストレート系で自家製とのこと。歯切れといい、啜り心地といい、なかなかの出来。スープがライトなので、細麺でも全くスープに負けている感じはしません。

 チャーシューは大き目ながらペラペラ。他にメンマ、刻み青ねぎ。

 ふた昔前の「またお前か」の域を出ませんが、いつでも安心して食べられるのも確かなので、これといったラーメン屋がないこの一帯でそこそこ人気を博しているのでしょう。

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【祝】鈴木大輔選手、柏から完全移籍加入 ~ 柏から浦和へ

・昨日(12/19)鈴木大輔選手が柏から完全移籍加入ことが公式発表されました。鈴木獲得に関しては12/18になって突如「浦和が獲得濃厚」「柏を含めたJの5クラブによる争奪戦になっており、鈴木が浦和以外のクラブに断りを入れた」との報が舞い込んだばかりなので、形は報道の追認とはいえ電撃移籍に限りなく近い恰好です。とにかく、シュータンの剛腕が連日うなりをあげているようです。

・鈴木のキャリアはやや複雑で07年新潟でプロキャリアをスタートし、13年に柏へ移籍。16年から2年半スペインの2部クラブに移籍した後、昨年9月に柏へ復帰。しかし、そのわずか3ヶ月後に浦和へ完全移籍ということになります。2015年末に吉田監督が退任して柏から選手が大量流出した際に退団し、今回は柏J2降格と同時に退団とちょっと経緯が気になります。

・経緯はともかくロンドン五輪代表の主力で一応A代表経験もあり。スペイン2部でのキャリアの評価はなんとも微妙で、柏のチーム状態が極めて良くなかったことも災いして昨年はぱっとしなかったように見受けられましたが、「Jリーグでは申し分ないレベルだが、もはや海外には行けそうにない」という意味では杉本と似たキャリアっぽい感じがします。

・まもなく29歳になるという点がちょっと残念ですが、主力が30代だらけで20代が薄い浦和としては年齢構成のばらつきを是正する意味で、これまた杉本同様妥当な補強です。

・また鈴木は純然たるCB。浦和は遠藤離脱後CBの穴埋めをしなかった(山形から茂木をレンタルバックしたものの、オリヴェイラ監督が茂木のCB適性を否定する始末(つД`))ので、スタメンこそ岩波が埋めたものの、CBの控え不足に苦しみました。橋岡をCBに回したくてもWBはCB以上に人材難で回すに回せず、阿部の衰えが著しくてスタメン起用にはもはや心もとなく、かといってすっかり怪我がちになった森脇のCB起用はそれ以上にヤハイ。

・従って鈴木獲得は遠藤の穴を遅まきながら埋めたという意味あいもあろうかと思います。もちろんオリヴェイラ監督が来年4バックをベースとするならCBの陣容は俄然分厚くなりますし、3バックのままでも1対1に難がある岩波に代わって鈴木がスタメン起用されるかもしれません。

・あとは肝心のWB/SBの補強を待つばかり・・・

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2018.12.19

葵@蕨 ~ 濃厚つけ麺

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 蕨駅西口から徒歩5分弱。「るーぱん」の隣。近隣に「小半」あり。川口芝下「中華そば 葵」が川口駅そばの「竜葵」に続いて出した支店です。約7ヶ月半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。

 前回往訪時は「濃厚鶏そば」を注文したので、今回は店内の券売機ボタン先頭の「濃厚つけ麺(800円)」を注文。この界隈にしてはやや高めなためか、終日大盛り無料サービスをやっているので大盛にしてもらいました。なお麺量はつけ麺並200g・大盛300g、らーめんが並140g・大盛210gとの表示。

 メニューは他に鶏そば(塩)、鶏そば(醤油)鶏白担々麺、汁なし担々麺など。日によっては「限定麺」も出しているようですが、残念ながら往訪時は提供無し。

 店内は厨房を囲むL字型カウンター7+1席、店奥に2人卓×1。卓上には花山椒、コショウ、一味、柚子コショウ、揚げねぎ、果実酢、ラー油。

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 ややとろみが強めのつけ汁はとにかく鶏の旨味がぎっしり凝縮された優れもの。わずかに鶏の香りが漂ってきますが、その香りから来る期待感を全く裏切りません。ラーメンのスープ同様純系名古屋コーチンを使用したものでしょうが、濃厚なのに全然しつこくないし飽きも来ない。いやはやこれには恐れ入りました。

 麺は自家製の太麺ストレート。黒い粒々はロースト胚芽とのことで、それゆえわずかにざらつきのある口当たり。しっかり冷水で〆られていて歯応えが強く気に入りました。麺の上には具は豚・鶏チャーシュー、メンマ。

 前回往訪時にこの店は鶏そばよりつけ麺のほうが無難と予想しましたが、結果はその予想通り。

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【祝】杉本健勇選手、C大阪から完全移籍加入

・昨日(12/18)杉本健勇選手がC大阪から完全移籍加入することが公式発表されました。杉本を浦和が狙っていること自体は11月末時点でニュースになっており、さらに12/10時点で「獲得決定的」との報も出ていたので、今回の公式発表はそれを追認した格好です。

・杉本はC大阪下部組織育ちの典型的なCFで、ロシアW杯メンバーには選出されませんでしたがそこそこ日本代表歴があり、2017年には22ゴールを挙げ、その冬にはヘタフェからのオファーを断ってC大阪に残留したとの話も伝わっています。年齢は26歳になったばかりで、「Jリーグでは申し分ないレベルだが、もはや海外には行けそうにない」という、今後のチームの屋台骨として期待するには絶妙なキャリアっぽい感じがします。

・杉本のスピードと技術は申し分なく、また長身を活かして空中戦にも強さを見せられるという、ある程度万能型CFです。従って興梠の代役&後釜として獲得されたものと目されます。ズラタン退団で高さのあるFWが皆無になったので、終盤のパワープレーのターゲットとして起用されることも多くなるでしょう。

・ただポストプレーはさほど得意ではなく、ユン監督がポストプレーヤーとして山村をコンバートして杉本と併用せざるを得なくなったあたりに、興梠の後釜として一抹以上の不安があります。また今年は故障がちだったのも気になるところ。

・とはいっても、浦和の日本人FW陣は30オーバーだらけ。世代交代の意味合いでは杉本の補強は実に的確だと思います。剛腕シュータン、GJでした!!

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2018.12.18

みよしの 狸小路店@狸小路 ~ ぎょうざカレー

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 なぜか餃子とカレーが2枚看板という札幌が誇るファストフード店「みよしの」。狸小路2丁目商店街にある狸小路店を往訪してみました。

 アーケード内にも「みよしの」のCMがガンガン鳴り響いており、さぞかし有名店なんだろうと思いましたが、店舗を見るとびっくりするぐらい間口が狭くて店内も狭い。大きなテーブルが2つあって、椅子は一応10数席設えてありますが、席間が恐ろしく狭いので実質10人も入れば一杯じゃないかなぁ・・・ 従って大きな荷物を持った旅行客にはお勧めできません。でも絶えず8~9人くらいが出入りしていて結構な繁盛ぶり。

 着席して卓上のメニューから人気No.1の「ぎょうざカレー(420円)」を注文。甘口と辛口が選べるので辛口でお願いしました。券売機はなく後払い。「みよしの」はもともとは餃子専門店だったようですが、メニューの絵柄的にはもはやカレーが圧倒していて、ぎょうざ定食もやってます!!的な感じに。 でもそのぎょうざ定食を頼む方もちらほら。

 厨房は店奥にあって様子は伺えませんでしたが、オバハンが二人で切り盛りしている様子。卓上にはカレー用に福神漬けを用意。

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 「ぎょうざカレー」はその名の通り、カレーの上になぜか餃子が3個鎮座するというビジュアル的には奇怪極まりない代物。しかし、ここの餃子は野菜たっぷりのあっさり系ではなく、ひき肉がたっぷり詰まったタイプ。皮も薄めなせいもあってか、強いて言えばハンバーグカレーとかメンチカツカレーの延長線上にあるような味わいで、見た目と違って全然違和感はありません。

 カレーはとろみが強くてコクのある昔ながらの味。辛口でもさほど辛くなく、心持ちスパイシーといったところ。カレーの旨味をかき消さないためにはこれくらいでちょうど良いかも。

 値段から推察できる通り、量は多くありません。餃子もやや小ぶりなので餃子6個の「ぎょうざ定食」ではちょっと物足りないかなあ・・・ランチタイムにがっつりではなく、放課後の学生が腹の足しにするための一品というコンセプトなのかも。そのためか何のメニューにせよ大盛りを頼む人が目立ちました。

 餃子はサイズこそ小ぶりながら京都王将原理主義者としてもまあまあ満足できる出来なので、昼間から餃子でビールを一杯!!というのもありだと思いますが、前述のようにこの店は腰を落ち着けるには如何せん狭い、狭すぎる!! 郊外店だともっと広いのかなぁ・・・

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浦和2018年総括(2) ~ 反撃へ向けて時間と勝ち点を稼いだ大槻暫定監督

・堀監督の後任には大槻育成ダイレクターが暫定監督として就任。堀監督をわざわざ中断期間開け初戦の後に更迭するという、タイミング的にはどう見ても愚行としか言いようがないフロントの所業のために、大槻暫定監督は準備期間が全くない状態でチームを立て直すという非常に難しいタスクを強いられました。

・大槻体制初戦のルヴァン杯第3戦アウェー広島戦をメンバー総とっかえの上でドローで凌ぎ、その直後のリーグ戦第6節仙台戦では堀体制の4-1-2-3をあっさり放棄して、フォーメーションを3-4-1-2に転換。仙台戦は多分に相手のフォーメーションに合わせての対策的意味合いが強かったと思われましたが、以後神戸戦・清水戦とそのフォーメーションを継続して結果は存外の3連勝。

・大槻暫定監督は基本フォーメーションを主力選手が慣れ親しんでいる3バックに戻した(但し主力が抜けるルヴァン杯では4-4-2)だけでなく、自信を失っていた選手たちのモチベーションを高め、時にはケツを蹴り飛ばしながら過去の成功体験を呼び戻すという「モチベーター」として稀代の才能を発揮しました。どこからどう見てもヤクザの高級幹部にしか見えないいで立ちで指揮を執るという演出力というか自己プロデュースにはただただ脱帽!!

・「勝っていても負けていても同点でも、どんなに苦しい状態でも戦いなさい、走りなさい。そうすれば、この埼玉スタジアムは絶対に我々の味方になってくれる。そういう姿勢を見せずして、応援してもらおうと思うのは間違っている。」 清水戦のMDPに掲載されたこの言葉は浦和史上屈指の名言でしょう。

・大槻組長が構成員をシバキ上げて一気に勝ち点10(3勝1分)を稼ぎ、リーグ戦序盤とはいえ順位を9位にまで上げて一息ついた功績が高く評価されるのは当然のこと。この貯金がなかったら後任のオリヴェイラ監督は就任早々目先の勝ち点稼ぎに忙殺され、その結果リーグ終盤へ向けての大反撃なんて考える余裕なんて生まれなかったかもしれません。

・ただ大槻暫定監督はまとまった練習時間が取れない中、かつ「暫定」というある意味気楽な立場ゆえ、もっぱらモチベーション注入で勝ち点を稼いだ側面もあり、短期間で結果を出すというタスクにたまたま向いただけかもしれません。フロントが後任探しをさぼって下手に大槻体制を長期化させていたらボロを出したかもしれません。

・その意味では堀監督を更迭した直後に山道本部長を事実上更迭し、中村修三氏をGMとして招聘したのは遅まきながらとはいえ好判断でした。山道氏はミシャ長期政権後の構想がノーアイデア、ノープランで堀コーチを急遽再登板させる愚を犯したのみならず、その堀監督すら1年を経ずに更迭する羽目となったことで、さすがに浦和経営陣から詰め腹を切らされたのでしょう。真面目に監督を探そうとしない山道氏が続投していたら、その後の浦和はどうなったであろうかと想像するだけでぞっとします。

(続く

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2018.12.17

桂苑@小樽 ~ あんかけ焼きそば

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 小樽の食べ物といえば何と言っても「寿司」。しかし、その陰でB級グルメとして小樽が推しているのが「あんかけ焼きそば」。しかも街興しの一環として無理やり作り上げられたものではなく、昭和30年代から小樽ではポピュラーだという由緒正しいもの。ただ惜しむらくは「あんかけ焼きそば」を出す店に共通する特徴はないようで、往訪した店によって印象はだいぶ違うかもしれません。

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 今回往訪したのは小樽駅近く、「都通り商店街」内にある「桂苑」。結構な人気店で早い時間帯から混みあっており、退店時にはほぼ満席。当然ながら相席上等、中をのぞいて諦めて帰ってゆく方もいました。またこんなところにも外国人観光客がやってくるみたいで。

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 外観通り焼きそば専門店でもなんでもなく、ただの町の中華料理屋さんですが、多くの方が「あんかけ焼きそば(800円)」を注文。注文があまりにも多いせいか店では「麺一丁!!」とコールしていました。券売機はなく、後払い。

 店はテーブル席主体で4人卓×5、6人卓×1、厨房前にカウンター6席。

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 小樽なので具は海産物が多いのかな?と思っていましたが、残念ながらそれらしきものは海老が認められるだけ。あとはもやし、白菜、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、きくらげ、たけのこ、豚肉など、ごくごく一般的な中華店の五目焼きそばの具と大差がなく、小樽らしさどころかローカル色が全くないような・・・

 でもあんかけ自体は確かに美味い。これまたよくあるオイスターベースのしょうゆ味ながら旨味たっぷりで、しつこくもなく飽きも来ず。

 麺はやや細目かつやや硬めの仕上がり。といっても皿うどんの硬麺風ではなく、麺を焦げが出来るくらいにしっかり焼いた結果のよう。量は特に多いわけではなく、一気に完食。

 まぁ美味いことは美味いけれども観光客にとってはローカル色が全然ないのが難点で、小樽に何度も来てる方が目先を変える意味でいいかもしれませんが、初めての方が食べるものではないかと。っちゅーか、都内でも「五目あんかけ焼きそば」として似たようなものがあってもなんら不思議はないというのがB級グルメとしてはチト辛いかなぁ・・・

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浦和2018年総括(1) ~ あっさり瓦解した堀体制

・2018年は全日程を終了し、オリヴェイラ監督の続投も既に決まっているので、あとは五月雨的に流れてくる選手の異動情報くらいしか楽しみ(とは限りませんが)がないので、波乱万丈だった浦和の2018年を簡単に振り返っておきます。

・といっても、一遍にだらだら長文を書いても読みづらいだけなので、

(1)あっさり瓦解した堀体制
(2)反撃へ向けて時間と勝ち点を稼いだ大槻暫定監督
(3)堀体制の負の遺産に苦しんだオリヴェイラ監督
(4)長い中断期間を活かして整ってきた反撃体勢
(5)衝撃のファブリシオ長期離脱と体制再整備

と計5回にわけて短文を連ねることとします。

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・第5節アウェー磐田戦(4/1)を最後に堀監督を更迭。昨年8月にミシャ長期政権の後を受けて急遽その後任に据えたばかりの堀監督を1年も経たないうちに更迭。これが2018年浦和の混迷の始まりでした。いやそのかなり前から既にチームはぶっ壊れ始めていて、堀監督更迭はそれを決定づけただけに過ぎないと言ってもいいでしょう。

・堀監督は昨年ACL優勝という歴史的偉業を果たし、その大戦果を受けてフロントも監督続投を決断したのでしょうが、昨年のリーグ戦は「残留争い組にはなんとか勝てるが、中位相手には引き分け止まり。そして上位相手にはホニャラララ」という「堀の法則」が鉄板になってしまう実にお寒い状況でした。

・堀監督はミシャのもとで長年コーチを務めていたにも関わらずなぜかミシャスタイルとはほぼベクトルが真逆のスタイルを志向したのも謎でしたし、4-1-4-1の基本フォーメーションのもとで武藤やラファエルのSH、遠藤の右SB起用といったかなり無理のある選手起用も謎でした。堀監督の妙な選手起用に愛想が尽きたのか、完全に干された状態だった駒井はもちろん、出番が少なくなった高木や梅崎といったサイドアタッカーがオフに大量流出してしまいました。

・そしてACL優勝の立役者だったラファエルが突如1月に中国へ移籍。あれだけACLで活躍すれば遅かれ早かれラファエルの海外移籍は避けがたかったと思いますが、キャンプ中の移籍は恐らくフロント・監督とも全く予想してなかったかと。所詮「ラファエルなんとかしてくれー」に過ぎなかった堀スタイル「ホッカー」はこれでほぼ全壊したようなものでしょう。多分に後講釈かもしれませんが。

・おまけに基本4-1-2-3の2018堀スタイルに適合的と思われたWGマルティネスがまるで使い物にならないのが第3節アウェー長崎戦までに露呈したのも大誤算でした。ちなみに長崎戦では堀体制では「禁断」だったはずのフリックが復活。上手くゆかない状況を打開すべく選手たちが勝手に動き出した。すなわちこれがチーム瓦解の兆候だったのでしょう。

・ルヴァン杯第2戦でG大阪にホームで大敗を喫したのを契機に、堀監督は続く第4節ホーム横浜M戦でいきなりフォーメーションを4-4-2に転換する迷走を見せたものの、「上位相手には点が取れそうな感じはしないのに、失点は防げずに僅差で負ける」という堀の法則をここでも発動。

・横浜M戦の後は代表ウィークで中断期間に入るので、その間に堀監督更迭は間違いなしと誰もが思ったでしょう。しかし、浦和フロントはなぜかこの中間期間を無為に過ごし、さりとて堀監督を全力で支持するわけでもなく、中断明け初戦の第5節アウェー磐田戦の敗戦でいきなり堀監督を更迭するという暴挙に出ました!!

・磐田戦の終盤を見たらチームがぶっ壊れたのは一目瞭然でしたからフロントが監督を支持する気力を失ったのかもしれませんし、ひょっとすると堀監督が指揮を投げだした結果のかもしれません。第5節終了時点で浦和の勝ち点はわずか2(2分3敗)。昇格組&昨年下位チームにも勝てず「堀の法則」は悪いほうにブレイク。

・この状態から浦和は年末にかけて良く立ち直ったものだと思います(しみじみ)。

続く

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2018.12.16

EV-801系電車試乗

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2017年3月4日から秋田~男鹿間で営業運転中のEV-801系電車を試乗。非電化区間を蓄電池で走る電車で、烏山線のEV-E301系と同じ「ACCUM」という愛称がついていますが、正体はほぼJR九州BEC819系電車(DENCHA)の50Hz版みたいな。

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2両を赤・青で塗り分けているのはナマハゲのお面の赤・青から来ているそうです。

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「DENCHA」は若松駅到着時の若戸大橋がアクセントになっていましたが、こちらは男鹿線各駅でナマハゲが登場。わずか2カットですが、ナマハゲはちょこちょこ動きます。

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EV-801系電車は現在1編成しかなく、男鹿線の主力は依然ボロボロのキハ40系なので落差でかすぎ。なんで八戸線みたいにキハE130系で一斉置換えにしなかったんやろ? 小海線のハイブリッド気動車に始まるJR東日本のこの手の取り組みって全部中途半端で、なんら汎用性がないままだらだら続けられているような・・・金持ちの道楽としか・・・

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2018.12.15

しょうえい@王子 ~ 辛つけ麺・大

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 王子駅北口から北本通りを挟んで東側に広がる飲食店街の一角。どういうわけかなんとも微妙なラーメン屋が3軒並んでいます。先客3、後客3。もともと予定していた店が開店時刻をかなり過ぎて一向に開く気配がないので、近隣のこちらへ転進した次第。

 明らかにつけ麺推しの店で並(300g)・大(450g)・特盛(600g)同値段なのはともかく、つけ麺・辛つけ麺・ごまだれつけ麺が同値段というのは少々変わっています。「辛つけ麺・大(750円)」を注文。つけ麺推しの店ですが、一応ラーメンもあります。

 店内は縦長L字型カウンター12席。卓上には刻み玉ねぎ、削り節、白ごま、酢、ブラックペッパー。店はオッサン二人で切り盛り。「太麺なので茹で時間がかかります」との貼り紙通り、出来上がりまでかなり待たされます。

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 つけ汁は豚骨、鶏ガラ、魚介類がベースとのことですが、少々脂っぽいためかほぼ動物系という感じ。粘り気や魚粉のザラザラ感は全くありません。ただかなり甘いのが困りもの。たまらず卓上の刻み玉ねぎを投入して甘さを緩和。辛つけ麺でこの感じだと、デフォルトのつけ麺は相当甘ったるそう。辛さは一味でつけてあるだけかな?

 麺は極太のほぼストレート。つるつるした口当たりで噛み応えも強く、文句のつけようがない出来。ただ食後の胃もたれ感から判断すると450gもあるようには思えず。この店は茹で後表示で、より一般的な「茹で前表示」だと300g程度のような気がしましたが・・・

 具がしょぼくて、つけ汁の中に旨味が抜けきってしまったような短冊状のチャーシューとメンマ、ゆで卵半個、それに刻みネギが入っているだけ。

 基本的に安くて量を食べたい方向けの店です。

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2018.12.14

ズラタン・リュビヤンキッチ選手退団

・昨日(12/13)ズラタン・リュビヤンキッチ選手の退団がクラブから報じられました。

・ズラタンは2012年7月に大宮加入。同僚ノヴァコヴィッチとの「スロベニアン2トップ」として大暴れした実績を引っ提げて、2015年に浦和へ「禁断の移籍(笑)」。いうまでもなくミシャ体制下での浦和加入です。

・ズラタン加入当初は興梠小破に伴い第4節松本戦から1トップでスタメン起用され、続く第5節アウェー川崎戦では敗色濃厚の流れをFKからのヘディング一発で同点に追いつく活躍を見せてくれました。

・しかし、ズラタンは決してポストプレーが得意ではなく、とにかくボールが収まらないのが悩みの種。そのため興梠の故障明けと共にリーグ戦では基本的にベンチスタートとなり、浦和FW陣の中では唯一上背があることから終盤のハイボール・ハイクロスのターゲットとして切り札的に起用される場面が目立ちました。

・実際苦しい局面をヘッド一発でなんとかしてくれる試合もありましたが、これまた「浦和FW陣の中では唯一上背がある」というだけの話でそんなにハイボールには強いわけでもなく、むしろスペースにボールを出してズラタンのスピードを活かすようなWG的、あるいは2トップの相方的な使い方がズラタンには最適だったと思います。

・端的にいえば大宮時代の「スロベニアン2トップ」がズラタンにとって最適で、さらに言えばミシャスタイルでは使い道が限られるFWだったと思います。浦和では2016年ルヴァン杯準々決勝で神戸をボコボコにしたカウンタースタイルがズラタン一番の見せ場だったかも。

・ズタランの真価が発揮されたのは国内リーグ戦ではなく、むしろACL。なにぶん体格ががっしりしていて当たりには強いので、当たられてすぐにピッチに這いつくばる羽目になった高木らをしり目に頼もしい働きを見せてくれました。

・ミシャ退任後もズラタンは基本的にベンチスタートだったため、出場試合数の割には出場時間が短かったのは残念ですが、その短い出場時間の中で印象に残る仕事、決定的な得点を取る選手だったのは確か。また得意ではない仕事をも懸命にこなそうとしている姿は人々の胸を打つものがあり、基本ベンチスタートという境遇下でも全くメンタル的に折れることなく、それどころかチームを鼓舞する役割すら果たしており、どの監督にとっても非常にありがたい存在だったと思います。

・残念ながら2018年は故障に悩まされて、ルヴァン杯第3節アウェー広島戦(4/4)を最後に長期離脱。第33節アウェー湘南戦でなんとか復帰したものの、その後は天皇杯決勝AT+5分に興梠に代わって出場するのみでした。今にして思えば交代時に興梠がキャプテンマークをズラタンに渡したのは餞代わりだったのでしょう。

・ズラタンはまもなく35歳になり、かつ故障もあって通年での活躍が見込みづらくなった以上、今般退団の運びとなったのはやむを得ないと思います。今後のズラタンの去就は不明ですが、ともあれ4年間ありがとうございました。

|-`).。oO 浦和でダントツにスーツが似合う男の退団で、一番悲しんでいるの麻布テーラー様かもしれんなぁ・・・

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2018.12.13

【観戦記】18年天皇杯決勝:浦和 1-0 仙台 ~ 粘り強く闘って12大会ぶりの優勝!

・95回大会以来、3大会ぶりに天皇杯決勝の舞台にたどり着いた浦和。平成最後の天皇杯の舞台は奇しくも埼玉スタジアム。こうなると赤者がわらわらと押し寄せるのは必定。日曜のナイトゲーム、しかも昼に「さいたま国際マラソン」が開催された影響で埼スタへ向かうシャトルバスが全面運休という悪条件にも関わらず、埼スタは5万人強の大入りとなりました。

・決勝戦の相手は仙台に決定。準決勝の相手=鹿島と比べれば格段に楽な相手なのは確かで、しかも試合会場は埼玉スタジアム。準決勝で鹿島を破ったことでもう優勝したような錯覚に陥り勝ちですが、そこに落とし穴があるのはありがちな話。そこでオリヴェイラ監督はチームを引き締めるべく決勝戦前日にも練習を一般公開。意気に感じた赤者が旗を手に手にどどっと大原に800人も押しかけて鬨の声を上げ、檄を飛ばして選手達を後押し。

・ところがどっこい、準決勝での鹿島との死闘のダメージは甚大でした。まず故障明けで準決勝に出場したマウリシオは無理が祟ったのかなんと決勝戦を欠場(代わって阿部がスタメン)。また準決勝で負傷退場した興梠・武藤・青木はいずれも決勝戦の舞台には間に合いましたが、青木はなんと左腕を剥離骨折していたことが試合後に判明。他の選手達もおしなべて精彩を欠き、浦和のパフォーマンスは準決勝と比べれば7割も出ていなかったように感じました。

・それでも浦和は序盤にセットプレーからの流れでもぎ取った1点を守りきって、86回大会(vsG大阪)以来12大会ぶりに天皇杯を奪回し、同時に来年のACLストレートインを決めました。試合展開自体は準決勝と似ており、浦和が受けに回る時間帯が長かったあたりも似ていますが、西川のスーパーセーブどころか、槙野が危ないところを間一髪で防いで雄叫びを上げるような場面は一度もなく、ましてや宇賀神の神クリアなんてものはありませんでしたから、準決勝よりはだいぶ楽な試合だったような気も。

・もっとも前述のように浦和の出来は見るも無残。決勝の相手が川崎どころかFC東京レベルでも浦和の勝利は難しかったかもしれません。端的に言えば、9月下旬からほとんど勝てなくなり、結局11位といういつもの順位に終わった仙台が相手で助かったと言ってもいいでしょう。ズタボロの浦和相手に仙台はボールを支配するもののたいして決定機を作れずじまい。それゆえか試合内容は実にしょっぱく、第3者的には非常につまらない試合だったのは否めません。

・ただ試合がしょっぱかろうがなんだろうが、「勝てばよかろう」なのがトーナメントであり決勝戦であるというもの。一時は残留争いに巻き込まれかねない惨状だった浦和が大槻→オリヴェイラ監督のもとで体勢を立て直し、途中主力選手の長期離脱に見舞われながらも現有戦力を活かして出来ることを突き詰めた結果としての天皇杯奪回。その結果にいささかも瑕はつきません。

・ミシャは5年半でタイトルわずか一個だったのに、オリヴェイラ監督就任後半年ちょっとでいきなりタイトル一個。残念ながらここ一番の強さが両監督で全然違うのでしょう。ミシャのサッカーの面白さは捨てがたいのですが、それだけではここ一番で勝てなかったのは事実。準決勝&決勝とも選手のモチベーションを上げに上げ、しかもセットプレー一発で勝ち切ってしまうオリヴェイラ監督の勝利への執念には恐れ入りました。

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・繰り返しになりますが、浦和の出来は芳しくありませんでした。立ち上がりから仙台にほぼ一方的にボールを支配され、浦和はビルドアップもままならず。しかし、仙台はボールを支配すれども決定機は作れない。これがこの試合の基調であり、終わってみればその基調をたいして修正できないまま試合が終わったといっても過言ではありません。

・なんだかんだと最初に決定機を作ったのは浦和。11分岩波縦ポン→長澤右サイドに飛び出してクロス→興梠ヘッドも惜しくもサイドネット。そしてその直後の13分柏木CK(ショートコーナー)→武藤→柏木→長澤クロス。これは相手にクリアされたものの、そのこぼれ球を宇賀神がダイレクトボレーでゴールに叩き込んで浦和が先制!! 

・聞くところによるとこの宇賀神のスーペルゴラッソは偶然でもなんでもなく、相手CK時にゾーンで守る仙台相手に周到に準備されたもので、しかも前日に繰り返し練習されていたとか。ああ、これがオリヴェイラ監督の勝利への執念の賜物なのか!!

・その後も仙台がボールを支配する時間帯が長かったように感じましたが、前半の仙台の決定機は26分野津田のミドルシュートのみ(但し西川が難なくセーブ)。浦和も45分ショートカウンターから長澤ミドルシュートがあったくらいで前半終了。

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・48分西川ゴールキックに対する平岡のミスに助けられて宇賀神が仙台最終ライン裏へ飛び出す好機がありましたが、宇賀神ループシュートは枠外。さらに54分左サイド高い位置からのボール奪取&ショートカウンターで柏木→興梠→武藤の絶好機がありましたが、シュートはバーの上。絶好機にも関わらず3選手とも体にいかにもキレがなく、この一連のプレーが浦和の満身創痍ぶりを象徴していたように思えました。

・しかも驚いたことにオリヴェイラ監督の放った最初の一手は62分柏木→柴戸。柏木の出来はさっぱりでしたが、最初に下げるのが強行出場3人組ではなかったことが何よりの驚き。しかもこの交代はあまり効果的ではなく、むしろ柴戸のミスで浦和が窮地に陥る場面すら見受けられました。

・一方効果的だったのは67分仙台の2枚替え。特にそれまで1トップとしてクソの役にも立たず、なんでリーグ戦でほとんど実績がなくいかにもJ1未満の実力しかなさげな選手をわざわざ決勝戦に出しいているのか謎過ぎたジャーメインを下げて阿部に代えたのが効いて仙台が立て続けに決定機を迎えました。

・71分右サイドに飛び出した平岡クロス→アーク付近にいた阿部のシュートは慎重すぎて緩く、しかも西川の正面。72分椎橋の浮き球パスに反応して裏抜けに成功した野津田のヘッドは枠外。どちらかが決まって延長戦に突入していれば仙台が疲労困憊の浦和をうっちゃる可能性はあったかと思いますが、ボールを支配していてもたいして決定機は作れず、なんとか作った決定機も決められないのが仙台の実力なのは今年リーグ戦2度の対戦でも実証済。

・渡邉監督は放った最後の勝負手は椎橋→矢島。しかしこの交代は大失敗で矢島は仕様通り15分も浮遊し続け、事実上浦和をアシストする始末。仙台はこの試合好位置でのFKを得る機会が多かったものの、野津田のキックは可能性のないものだらけ。せめてリャンを投入していれば一発があったかも、と傍目には思えてなりません。「大事な試合に使いたくなる何か」が矢島に備わっているのかもしれませんが、昨年浦和はそれで痛い目に遭いました(つД`)

・左WB中野が結構厄介で、対峙する橋岡が後半何度も振り切られそうになってしましたが、仙台は中野の個人技による崩しからの先がなく、浦和は中央で淡々と弾き返してやり過ごし、84分武藤に代えて李を投入したあたりから早々と時間稼ぎを敢行。仙台は高さがないのでパワープレーで事故を巻き起こすのもままならず、どこから沸いてきたのか5分もあったAT、最後はGKシュミットを上げようとしている最中にFKを蹴ってしまうマヌケさが炸裂して試合終了。

・そして浦和は2年ぶりにアジアの舞台へ。山道&堀体制の「負の遺産」としか言いようがないくらい選手構成が歪で、同時に世代交代という課題を抱えているため、浦和がACLとJリーグを並行して闘うのは例年以上に困難なものになりそうですが、中村GM&オリヴェイラ監督がなんとかしてくれると信じてシーズン開幕までワクテカな気分で過ごしたいもの。最後は勝って終わる。これが天皇杯ウイナーの特権ですし!!

・天皇杯にはMVPがないあたりが「宇賀神もってない」。準決勝の神クリア & 決勝の神ボレーでどう考えてもMVP級なんですが。

・なお前日練習ではマウリシオや武藤の状態が芳しくないのは一目瞭然。また宇賀神のゴラッソとして結実したセットプレーの練習をしているのも丸わかりだったそうですが、そんな情報が一切漏れてこなかったのはさすが。もっとも動画・写真を見る限り、大原は西南戦争直前の鹿児島私学校状態と化していて、そんなところでスパイ行為でも発覚したら「惨殺晒し首」は免れなかったでしょうけど(苦笑)

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---武藤--興梠---
---柏木--長澤---
宇賀神--青木---橋岡
-槙野--阿部--岩波-
-----西川-----

(得点)
13分 宇賀神

(交代)
62分 柏木→柴戸
84分 武藤→李
90+5分 興梠→ズラタン

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-----ジャーメイン----
--石原---野津田--
中野-椎橋--奥埜-古林
-板倉--大岩--平岡-
-----シュミット-----

(交代)
67分 ジャーメイン→阿部
67分 古林→関
80分 椎橋→矢島

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2018.12.12

君に会い鯛@東武練馬 ~ 濃厚そば

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 東武東上線東武練馬駅南口から線路沿いに南へ。先客ゼロ、後客4。

 券売機はなく後会計制。卓上メニュー先頭の「濃厚そば(800円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に鯛担麺850円、汁無し鯛担麺の3本立て。

 店内は厨房前に横長カウンター5席、店左奥にカウンター3席。卓上には黒胡椒と酢のみ。厨房には若い店主のみ。

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 店主はフレンチ出身のようで、ラーメンの外観も味わいも確かにフレンチ寄りっぽい気がします。スープは「宇和島産の鯛と鶏のコラーゲンをおいしい水で9時間ゆっくり煮込んだ」ようですが、濃厚かつクリーミーでいて、しかも鶏出汁にかき消されることなく、予想以上に鯛の味わいがしっかり伝わってきます。それでいて魚臭さは一切なし。

 ただ惜しむらくはちょっとぬるいかなぁ・・・ たぶん旨味を飛ばさないように等々、なんらかの考えがあってのことでしょうけど、フレンチのコースに付いてくるスープ単体ならこれで良いのでしょうが、ラーメンのスープでぬるいというのは個人的には辛いんだよなぁ・・・ 

 淵にべっとり付いているのはカレー味のペースト。店からは何の説明もありませんでしたが、最初にこれを溶かし込んでしまうといきなりカレー味になってしまうので、あくまでも途中からの味変アイテムとして利用すること。ただ全部溶かしてもスープのベースの味わいはしっかり残るあたり、バランスを良く計算しているようです。

 なお「宇和島の鯛」って他店でもそれを売り物にしていたような記憶が。なんとなく明石とか来島とか瀬戸内海の魚というイメージが強い鯛も今や養殖が圧倒的で、養殖では瀬戸内海に面していない宇和島のシェアが非常にでかいみたいで。

 麺はやや細目のストレートタイプ。心持ちざらざらした口当たりで、若干ぼそぼそしたような食感。細めながらも濃いめのスープに負けている感じは全くしませんでした。やや量が少ないせいか、替え玉や和え玉が用意されていましたが、前述のようにスープがちょっとぬるいので替え玉は不向き。量が足りない場合は「鯛めし」を注文したほうが良さげ。

 チャーシューは薄切りの豚と鶏。白菜やニンジン、ごぼう、赤カブ?とやたら野菜の色どりが豊富な辺りにもフレンチの影響を感じます。

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2018.12.11

花ももの湯@飯坂温泉

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滞在わずか3時間程度と駆け足ですが、久しぶりに飯坂温泉へ行ってきました。往訪時はたまたま秋祭りだったのか、飯坂温泉駅前には山車が勢ぞろい。

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飯坂温泉って、「川沿いに潰れた大型ホテルが林立する」という意味で鬼怒川温泉と双璧をなす時代遅れの温泉地というイメージが強いのですが、それでもチビチビと再生に向けて歩んでいるようで、鯖湖湯に続いて波来湯がリニューアルされていました。

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入浴したのは「花ももの湯」。駅から緩やかな坂を登ること10分程度。「ホテルじゅらく」付設の大型日帰り温泉で、料金1380円と高めですが、タオル・バスタオルはもちろん浴衣(4種類から選べる)もついてきます。さらに福島交通「花ももフリーきっぷ(1500円)」を使うと往復の電車賃がほぼ丸々浮く勘定になってめっちゃお得!! 

各種内湯・露天風呂に3種類の源泉を引いているのが売り物ですが、いずれも無色透明・無臭の単純温泉ないし硫酸塩泉なのでお湯に際立った特徴はありません。館内諸施設は概して女性向けの作りで、清潔感にはかなり気を使っている風。あえて難を挙げれば、風呂がでかい割には休み処が小さい点かな?

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昨年営業運転を開始したばかりの1000系(元東急1000系)にも試乗。ボロボロの7000系との落差がでかすぎました(苦笑)。

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2018.12.10

僕との麺@川口前川 ~ (二郎系)らーめん・正油

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 イオン川口前川店の北東。飲食店が点在する、南北に伸びるバス通りに立地。先客ゼロ、後客2。蕨駅からも東浦和駅からもかなり距離があり、事実上最寄り駅なし。

 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「らーめん・正油(800円)」を注文。基本的に二郎系の店ですがメニューがやたら多く、らーめんは他に塩と期間限定で味噌も用意。さらに辛い系と思しき「魚火麺」やつけ麺(正油・塩)、汁なし(正油・塩)、さらにCSYM、汁なしCSYMという謎めいたメニューも。各種丼ものも用意。

 着席すると最初に無料サービスの生卵の要否を聞かれますが、この手のラーメンで生卵の使い方が判らないので不要としました。また麺の硬さ・味薄め・アブラ少な目は食券を渡す時に言ってくれとのこと。

 野菜の量やニンニク・生姜等の要否は配膳直前に聞いてくるので、「野菜ちょい多め&生姜あり」でお願いしました。また数量限定で「肉カス」の無料サービスがあったので、それを入れてもらいました。デフォルトだとニンニクや生姜は入っていません。なお変わったことに「タルタル」のトッピングというのも。

 店内はL字カウンター10席くらい。卓上には唐辛子、醤油、酢、胡椒、カエシ。水セルフ。店は店主の兄ちゃんとオバハンの二人で切り盛り。

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 スープは豚骨オンリーではなく、鶏を併用している模様。ぱっと見背脂はそれほど目立ちませんが、デフォルトでも脂はそこそこある反面、カエシはさほどきつくありません。この手のラーメンには珍しく、出汁の旨味が楽しめるタイプかなと最初は思ったのですが、食べ進むにつれて急激にしょっぱく感じるように。

 麺は湘南麻生製麺の緩い縮れ入り太麺。デフォルトでも硬めで、この手のラーメンらしい噛み応えが実に力強い麺です。

 野菜といってもその正体は全部もやしで、キャベツは見当たらず。量的には「野菜ちょい多め」で他店の野菜普通くらいかなぁ・・・

 チャーシューは分厚いのが一枚だけ。チャーシューを温めるべく、食べ初めに丼の底に沈めておいたら危うく食べ忘れる始末(苦笑) そしてこれが強烈にしょっぱい!! 肉カスはチャーシューの切れはしか何かをフレーク状にほぐしたものみたいですが、これまたしょっぱく、食べ進むに従ってスープが急激にしょっぱくなったのは肉カスが主因かも。

 なんかデフォルトが一番美味くて、変にトッピングを増せば増すほどダメになる店なのかも。

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2018.12.09

丸信ラーメン 駅前店@福島 ~ 醤油ラーメン

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 福島駅東口から徒歩5分弱。「中合」の斜向かい辺りの飲食店街の一角。外観がラーメン屋らしくないので案外分かりづらいかも。先客3、後客5。

 券売機はなく後払い制。店内に掲げられてメニューを見て、基本と思しき「醤油ラーメン(600円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に塩ラーメン、つけめんなど。

 店内は厨房を囲むコの字型カウンター20席のみ。席間や座席の背後はやや狭め。水セルフ。卓上にはブラックペッパー、酢、ラー油、おろしニンニク、豆板醤。オッチャン&オバチャンの二人で切り盛り。

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 醤油ラーメンは「二層のスープになっている」のがウリみたい。見かけはまるで塩ラーメンのような透明感がありますが、どうも醤油ダレが底に溜まっているだけの模様。「ますたに」の3層構造みたいに、食べ進むうちに味わいがはっきりと変わってくるという仕掛けは感じられず。

 よって表面はベースとなる鶏ガラ主体のスープだけみたいで、ほんのり塩味がするものの、さすがにこれだけでは物足りません。脂っ気も全くなくかなりあっさりした味わい。それでも食べ進むうちに醤油ダレが混じってゆき、ようやく醤油ラーメンらしい味わいに。オバチャンからニンニクや豆板醤を勧められましたが、醤油は控えめで出汁で押してくるこのスープにはちょっと刺激がきつすぎそうで、ブラックペッパーがせいぜいかと。

 麺は太め平打ち麺。水気の多そうなつるつる、もっちりとした食感が楽しめるもの。

 チャーシューは程よく醤油ダレに浸かっており、かつ脂も適度に差してなかなかの出来。やや単調さは否めないスープをチャーシューの旨味で上手くカバーしている気も。限定商品として「Wチャーシューメン」を出しているのも納得。

 メンマはサクサクっと歯ごたえよし。他に刻みネギが多め。

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福島駅前では休日らしいイベントが。

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伊達家はもともと福島出身だから、福島県でも政宗推しなのかなぁ・・・ ものすごく無理があるような・・・

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2018.12.08

よかろう 分家三代目@練馬 ~ 正油ラーメン

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 西武池袋線練馬駅西口から千川通りを西へ。豊島園通り入口交差点そば。先客ゼロ、後客2。外観は真新しいのに「創業大正15年」を謳っているのが妙だと思ったところ、公式サイトによると祖父が大正15年に埼玉県大里郡妻沼町に開店した「西洋料理店ヨカロー」にルーツがある模様。

 店内の券売機ボタン先頭は「豚骨ラーメン」でしたが、無難そうな「正油ラーメン(730円)」を大盛で注文。終日大盛無料サービスがあり、さらにランチタイムはライス1杯無料サービスもあるようですが、店からは積極的に勧めてきませんでした。メニューは他に塩ラーメンなど。つけ麺はありませんでした。

 店内は厨房前にくの字型カウンター7席と4人卓×2、2人卓×2。卓上には辛子高菜、胡椒、豆板醤、辣油、醤油、酢。

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 透明感というにはいささか曇りのあるルックスですが、そのルックスからは少々意外なことにスープはあっさり系ではなく、動物系出汁が主体と思しきどっしりタイプ。しかも醤油が意味もなくでしゃばらないので、ついついスープの旨味に惹きこまれてしまいました。

 麺は太めのほぼストレートでほんのわずかながらざらつきのある口当たり。もっちりと形容するにはちょい硬めな仕上がり。大盛でもスープとの量的バランスが崩れないあたりは有難いのですが、途中で飽きが来たので胡椒を少量投入。

 チャーシューは小さめながら程よく脂が差し、また煮込み加減が絶妙。ラーメン自体はご飯を欲するタイプではありませんが、チャーシューメンにサービスライスを付けて、半ばチャーシュー丼を楽しむのは良さげ。
 
 具は他にメンマ、海苔、刻みねぎ。

 この出来なら他のメニューを試してみる価値あり。

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2018.12.07

Soupmen@ときわ台 ~ 鶏醤油らぁ麺

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 東武東上線ときわ台駅南口から線路沿いに南へ。先客4、後客6。退店時に外待ち2名とまずまずの繁盛ぶり。

 往訪時のランチメニューは「鶏醤油らぁ麺(600円)」一種類のみ。但し、味変アイテムとして片口いわし背黒or干し海老が選べ、さらに中太麺(200g)or細麺(150g)を選べるという方式になっていたので、片口いわし背黒&中太麺を選択。

 ただ店は店主一人で切り盛りしており、客がやってくる度にオプションを説明するのはいかにも面倒ですし、おまけに店主はあまり口が達者ではなさそう。店先にオプションを明示して、券売機で選べるようにするのが何かと良策だと思いますが・・・

 席は厨房前に縦長カウンター8席。カウンターの背後が狭いのに、店奥の券売機横に給水器&コップを置くというのもいささか鬱。卓上は酢、七味唐辛子、黒胡椒。拉麺胡椒。 店主は1ロット4杯ずつ作っていましたが、いかんせんワンオペかつ作業が丁寧なせいか結構待たされ、当方の分が出来上がる頃には先客全員が食べ終わって退席してしまいました(つД`)

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 名古屋コーチンがベースのスープは出汁の旨味が実に力強く、鶏らしい旨味が満喫できる優れもの。ただ表面の脂がかなり多くてこってりなのはともかく、脂臭さがちょっと気になりました。そこで途中から件の「片口いわし背黒」を溶かし合わせてみると味わい一変。脂臭さが一掃されて食べやすくなりました。

 麺は三河屋製麺製のストレートやや太め。つるつるした口当たりですが、もっちりと形容するには聊かコシが甘くて残念。こってりスープには細麺より中太麺のほうが合うのは確かですが、もうちょっと固ゆでじゃないとなぁ・・・

 チャーシューは配膳前にバーナーで炙りを入れていましたが、柔らか系なのでその効果はよく判らず。他に海苔、刻みねぎ。

 麺は好みに合わないのはともかく、この内容、このクォリティーで600円というのはどうなんだろう?? 腕は立つのだがどうにも商売下手で長続きしなかった店って結構あるからなぁ・・・

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2018.12.06

【観戦記】18年天皇杯準決勝 浦和 1-0 鹿島 ~ 満身創痍ながら文字通りの死闘を制して決勝進出!!

・忌々しいことに鹿島ACL優勝により12/12からカタールで開催されるCWC進出が決定したため、急遽天皇杯準決勝&決勝が12/5&12/9に前倒し。それはともかく、トーナメント図上は本来浦和のホーム扱いだったにも関わらず、理不尽なことに準決勝の開催地がなぜかカシマに。

・初冬の平日夜にあんな僻地に行く物好きがおるんかいな??と誰もが思ったでしょうが、その物好きがアホほどいるのが浦和。驚いたことにビジター側サイドスタンドは8割方埋まりました。そしてそのバカどもの熱狂的な声援に浦和の選手たちはよく応え、華麗という形容とはほぼ真逆の、不細工であり非常に泥臭い内容ではあったものの、90分闘志を剥き出しにしたようなプレーの連続で見事勝利をもぎ取りました。

・あえて単純化すれば、華麗だが肝心なところではさっぱり勝てなかったミシャにはなかった激しさ、厳しさがこの試合には間違いなくあった。その代償として綺麗な崩しなんてものはものの見事になくなってしまい、戦術的な面白さは後退したかもしれないが、非常にしんどい試合を勝ち切る何かを掴んだ。この変化は稀代のモチベーターとして定評があるオリヴェイラ監督ならではでしょう。

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・浦和のスタメンはいわゆる「鉄板」メンバー。リーグ戦最終節から中3日の試合のため、最終節温存した武藤・興梠、ベンチスタートだった宇賀神・長澤は当然ながらスタメンに復帰し、小破してリーグ戦2試合を欠場したマウリシオも無事復帰。一方鹿島はなぜかレオシルバと三竿がベンチにすらおらず、やむなくサイコパス西をボランチに転用するという苦しい陣容でした。

・ところが、久しぶりに鉄板メンバーに戻った浦和は序盤苦戦。浦和のプレスは全くと言っていいほど嵌まらず、岩波やマウリシオはスピードがあるFW鈴木に苦戦。8分マウリシオが鈴木に裏を取られかかった場面はあわやPKかという際どいものでした(追加副審が目の前で見ている以上無問題)し、11分には岩波が鈴木にぶち抜かれてしまいました(なんとか槙野が飛び込んでクリア)。

・守備が嵌まらないどころかビルドアップがままならないのにも参りました。前回対戦時鹿島は前半浦和に決定機の山を作られたのを反省して対策を練ったのか、武藤&興梠へのマークを徹底。浦和がなんとか2トップにボールを当ててきたところでボールを奪ってカウンターを発動する場面も目につきました。前節に続いて橋岡がハイボールのターゲットとしてあまり機能しなかったのも浦和苦戦の一因でしょう。

・この試合を難しいものにしたかなりの責任は福島主審にあります。激しい体のぶつけ合いに全くと言っていいほどファイルを取らずに流すのは良いととしても、どう見てもラフプレーとしか思えないものまで流すのは困りもの。かと思えば、軽微に見えるファウルをなぜか取ってしまうケースもあって難儀でした。浦和にしてみればサイコパスが興梠を壊そうとしているのを主審がなぜか放置するのが一番困りましたが、どちらかに偏っているのではなく、どちらにも不満が残る迷裁きだったと思います。

・しかしなんだかんだと浦和守備陣が槙野を中心に奮戦したためか、序盤鹿島は優勢だったにも関わらずシュートが撃てずじまい。19分内田のクロスにサイコパスが飛び込んだのが序盤唯一かつ最大の決定機でしたが、ヘディングシュートはバーのはるかに上。

・一方、試合開始から全くいいところがない浦和が27分初めて掴んだCKから、ファーでマウリシオ高高度ヘッドが炸裂して先制!! マウリシオにはCBチョン・スンヒョンが付いていましたが何の役にもたたず。というかチョン・スンヒョンは前回対戦時にも失態を演じており、曽ケ端に代わって浦和応援団の素質があるようです(苦笑)。

・先制弾を機に浦和は一時体勢を立て直して攻勢に。33分には先制弾と全く同じ形(ファーでヘッド)で岩波に決定機がありましたが、ここはGKクォン・スンテがなんとかセーブ。

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・後半は浦和が引き気味に構えてカウンターを狙う判りやすい展開に。鹿島は相変わらずシュートが撃てない一方、浦和は48分昌子に競り勝った(?)武藤がそのままボックス内に突入し、追いすがる安部をも簡単に交わしてシュートという決定機がありましたが、ここもGKクォン・スンテがセーブ。こぼれ玉を拾った柏木→興梠のシュートはやや力なし。

・浦和に試合の主導権が移るかもしれないと思われた時間帯でしたが、前半からサイコパスにやられ続けた興梠が51分とうとう試合続行不可能になってオリヴェイラ監督はやむなく李を投入。55分自陣スローインから長澤→李→長澤の決定機を作ったものの、65分今度は武藤が故障するというアクシデントが発生。

・武藤に代わってズラタンを投入する選択肢もあったはずですが、オリヴェイラ監督は柴戸を投入して3-4-2-1に布陣を変更(柴戸がシャドー扱い)。2トップをほぼ一遍に失った浦和の攻撃はこの選手交代&布陣変更で全くと言っていいほど成り立たなくなってしまいましたが、「1点を守り切る」という監督のメッセージがはっきりと伝わるという意味では有意義でした。

・しかし、大誤算だったのは72分青木まで故障してしまい、まだ20分以上残り時間があるにも関わらず早々と3枚目の選手交代を余儀なくされたこと。終盤には橋岡や李、さらには西川まで傷んでうずくまる場面があり、オリヴェイラ監督は試合終了の笛がなるまで冷や汗かきっぱなしだったと思います。浦和はボールを前に蹴りだす、あるいは李や柴戸がなんとかドリブルで前に運ぶのが精一杯で時間稼ぎすらままならず。

・満身創痍に陥った浦和に対して鹿島はピッチをワイドに使いながら攻めを仕掛けるものの、ACL優勝の代償=厳しい日程からの疲れなのか、サイドチェンジが誰にも合わずにラインを割るとか、肝心なところでボールコントロールできないとか、およそ鹿島らしくない場面が目立ちました。単純なロングボール攻撃は浦和3バックに簡単に弾き返されて、前半同様なかなかシュートは撃てず。AT突入までの鹿島の決定機は72分青木が傷んでいる隙をついて右サイドに流れた鈴木クロス→中に飛び込んだ安西ヘッド(撃ち切れずに枠外)だけでしょう。

・ATには鈴木・セルジーニョ・土居と中央を割って入る鹿島の攻勢に対し、長澤・岩波・槙野と受けがいかにも軽く、ボックス内でセルジーニョにシュートを許す絶体絶命の大ピンチがありましたが、セルジーニョのシュートに力がなかったのが幸いしてゴールマウスに吸い込まれる寸前で宇賀神がクリア!!

・試合を通じて鹿島がほぼ一方的に攻めているものの、終わってみれば鹿島のシュートはわずか7本。しかも枠内シュートがほとんどないので西川の見せ場はあまりありませんでした。このスタッツは浦和の守備が粘り強かったことの何よりの査証でしょう。良い試合とは言い難いものの粘り強く闘い、セットプレー一発で勝利をものにする。非常に鹿島臭い勝ち方であり、これもまたオリヴェイラ監督がもたらしてくれたものなのでしょう。

・個人的なMOMは文句なく槙野。鹿島の攻勢に槙野が立ちふさがり、間一髪のところでピンチを免れた場面が何度あったことか!!

・決勝戦の相手は仙台に決定。鹿島と比べれば格段に楽な相手なのは確かで、しかも試合会場はホーム埼玉スタジアム。準決勝で鹿島を破ったことでもう優勝したような錯覚に陥り勝ちですが、そこに落とし穴があるのはありがちな話。故障でレギュラークラスを3人も失い、特に青木の復帰は難しいことが伝えられていますが、その穴を埋めるだけの控え選手も揃っていますが、むしろこのアクシデントが決勝へ向けて気を引き締めるという意味で良い方向に働いてくれるかもしれません。このアクシデントに際してはとにかくオリヴェイラ監督の手腕を信じて決勝に臨みましょう!!

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---武藤--興梠---
---柏木--長澤---
宇賀神--阿部---橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
27分 マウリシオ

(交代)
51分 興梠→李
65分 武藤→柴戸(3-4-2-1にシフトして柴戸がシャドーに入る)
72分 青木→阿部

・スタメンが鉄板に戻ったのに対して、サブは入れ替えがあり、なによりナバウトと荻原がベンチ外になったのが目を惹きました。

・ナバウトは何度も出場機会を与えられながらほぼ空回り状態が続いており、とうとうズラタンと入れ替えの憂き目にあったのかも。荻原はFC東京戦の出来がオリヴェイラ監督には不満だったのかもしれませんが、荻原に代わってベンチ入りした武富も湘南戦では良いところがありませんでしたし・・・

012

---鈴木--セルジーニョ--
安部--------遠藤
---永木--西----
山本-昌子--スンヒョン-内田
-----クォンスンテ----

(交代)
61分 永木→土居
70分 遠藤→安西
84分 山本→山口(安西が左SBに下がる)

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2018.12.05

ZAGINZA@王子 ~ 濃厚鶏白豚醤油ラーメン

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 王子駅南口から線路沿いに南に下って、最初の踏切で都電を渡る。コーセービューティーアカデミーの北あたり。ぱっとしない雑然とした住宅地の中にあり、外観も非常に地味。先客ゼロ、後客4。ラーメン屋兼立ち飲み居酒屋といった風の営業形態ですが、そもそも昼間ですし、繁華街でもないせいか、客の注文は全員ラーメンでした。

 店内の券売機ボタンを見て「濃厚鶏白豚醤油ラーメン・大盛(750円)」を注文。立ち飲み&立ち食いのせいか、並だと650円と安いのが特徴。ランチサービスなし。

 メニューは「鶏清湯醤油ラーメン」との2本立て。店では「鶏白豚」を「白」、「鶏清湯」を「黒」と呼んでいました。

 店内は厨房を囲むL字型カウンターのみで、6~7人も入れば一杯かな? 卓上には酢、タバスコ、ブラックペッパー。店は店主の兄ちゃんとアシスタントのねーちゃんで切り盛り。入店するとおしぼりサービスあり。

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 「鶏白豚」とは耳慣れない単語ですが、要は鶏白湯と豚骨のWスープのこと。ただ実際はかなり鶏が前面に出ているような感じ。それゆえか、若干とろみがあって濃厚なスープだけれども重たさ、しつこさはなく、食後の胃もたれ感は皆無。

 麺は太目のほぼストレートタイプ。心持ちざらつきのある口当たりで、やや硬めの仕上がり。短くはありませんが家系にありがちな麺に似ている気も。また「大盛」だと若干スープが少ないような気がしましたが、バランスを逸するほどでもなく許容範囲内。

 また卓上の酢orタバスコを勧めていたので、ものは試しとタバスコを投入してみたところ、鶏臭さが消え去って一段とマイルドな味わいに。

 チャーシューは低温調理の柔らかくて薄めのもの。「ブラックペッパー好きが作る醤油ラーメン」を謳っているせいか、デフォルトでブラックペッパーが振りかけられており、確かに相性は良いのですが、こういうのは客の好みに任せてほしいもの。

 白髪ねぎの代わりに薄切りのたまねぎが入っていましたが、個人的には刺激が強すぎて苦手。他にカイワレ、海苔。

 ラーメン屋兼立ち飲み居酒屋といった風の営業形態ゆえあまり期待せず、単に割と近場のラーメン屋だというだけで往訪したところ、予想外に美味くてびっくり。正真正銘のポジティブサプライズでした。後客は全員常連さんみたいでしたが、非常に目立たないながらもこれといった競合店がない立地なので、常連だけでも十分やってゆけそうです。

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2018.12.04

麺屋 翔 みなと@西新宿 ~ (宇和島真鯛)塩らーめん

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 新宿野村ビル地下2階。野村ビルは老朽化が進んでいるせいか、夜の飲食店街は全般に元気がありません。先客5、後客2。

 「宇和島真鯛」を売り物にした店で、店外の券売機ボタンを見て「塩らーめん(850円)」を注文。メニューは他に醤油らーめん、つけ麺の基本三本立て。

 店内は場所柄いかにもランチタイムがメインの店らしくカウンター席のみで、横にずらずらっと20席ほど。卓上には愛媛いよかん八味のみ。

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 鯛を売り物にするラーメン屋って、ともするとお上品すぎて個人的には甚だ物足りないのですが、ここは鶏出汁を合わせることでその弊を免れているようです。ただその代わりに鯛の風味が大きく後退して、「鯛です!」と言われないと気がつかない感じに。塩ダレはしょっぱくなる一歩手前のレベルで抑えられていてバランスのいいスープに仕上がっているとは思いますが、鯛を売り物にしたラーメンスープの難しさを改めて確認したような結果に。

 麺は菅野製麺製のストレート細麺。しなやかでいて、やわやわにはならずに辛うじてコシを残している絶妙の仕上がり。ただ夜ならともかく、ランチには量がちょっと少なそう。

 具は低温調理らしき柔らかいチャーシュー、穂先メンマ、三つ葉、あおさ海苔、刻み青ねぎ。

 悪くはありませんが、高いので一回でいいかなぁ・・・

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2018.12.03

ゑん@蕨 ~ (背脂煮干)らぁめん

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 蕨駅西口から駅前通りを直進。モスバーガーの向かいあたり。先客1、後客3。

 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「らぁめん(750円)」を注文。メニューはトッピングでバリエーションを付けているだけで、事実上背脂煮干を謳う「らぁめん」一本のみ。ランチタイムには小ライスサービス付き。

 店内は厨房前の縦長カウンター7席と4人卓×1、2人卓×2。卓上にはブラックペッパーのみ。オッチャンとねーちゃんの二人で切り盛り。

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 「背脂煮干」を謳ってはいますが、見た目通り背脂は特に多い訳ではありません。また煮干しも心持ち感じる程度で、わざわざ「煮干」を掲げるのはどうかと・・・カエシがきつくて最初こそ若干甘く感じるものの急激にしょっぱさが増して、せっかくの煮干しの味わいをかき消しているような気も。こんなにしょっぱいラーメンで無化調を謳っても意味がないと思いますが・・・

 麺は村上朝日製の並太ストレート。水気の少なそうな食感で、しかも硬めの仕上がり。スープに対して強すぎる印象。

 具はペラペラのばら肉チャーシュー、メンマ、海苔、刻み玉ねぎ。

 小ライスには細かくほぐしたチャーシューが乗っているものの、「何日保温ジャーに入れっぱなしやねん??」と訝しくなるくらいゴワゴワ、パサパサで参りました。

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2018.12.02

【観戦記】18年最終節:浦和 3-2 FC東京 ~ 内容はともあれ勝って平川送別会に花を添える心地よさ

・両チームとも最終節を待たずにACL圏入りの可能性がなくなり、最終順位をちょっとでも上げてちょっぴり賞金がもらえるかどうかだけといういかにも消化試合然とした一戦。もっともFC東京(以下「瓦斯」)のほうは正真正銘の消化試合だったのに対し、浦和は中3日で天皇杯準決勝が控えている立場で、その状況の差がこの試合への取り組み姿勢にはっきりと表れた一戦となりました。

・具体的には瓦斯が現時点でのベストメンバーを組んできたのに対し、浦和は前節出場停止の柏木と故障明けの槙野・青木をスタメンに復帰させたものの、興梠・武藤をベンチ外とした他、宇賀神・長澤がベンチスタート。代わりに普段スタメンで出る機会がない李・ナバウト・荻原・柴戸をスタメン起用するという、非常に判りやすい天皇杯優先のシフトを組んできました。

・前節湘南戦もそうですが、今の浦和はスタメンを大きくいじるとチームのパフォーマンスはガタ落ちになってしまうようで、この日の試合内容も芳しくありませんでした。シュート数こそ10対13とさほど差は付いていませんが、決定機の数はどう見ても瓦斯のほうが多く、浦和の大敗に終わっても仕方がない試合だったと思います。

・ところが前節湘南戦とは逆に浦和は多くはない決定機を確実に決めたのに対し、瓦斯は19分ディエゴのまさかの決定機逸を筆頭に決定機を外しに外したのに助けられて、浦和がなんとか逃げ切り勝ち。平川の引退に花を手向けるべき試合に泥を塗ることなく、曲がりなりにも勝ってセレモニーに繋げられて本当に良かった。しみじみそう思いました。

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・9分柏木CK→李ヘッドで浦和が早々に先制したものの、その後は防戦一方。先制後の浦和の決定機は22分大森の横パスをカットしたナバウトがそのままミドルシュートを放った場面だけかな?

・浦和は先制後立ち上がりと比べてやや引き気味に構えたように見えましたが、ディエゴのポストプレーへの対応がまるでなっていないのが致命的。ディエゴに楽々ボールをキープされた浦和の守備は後手に回り勝ちで、瓦斯にバイタルエリアを好きなように使われ、さらにはサイドに簡単に展開されてしまいました。

。19分森重→ディエゴへの縦パスを契機に右サイドから東→ディエゴの決定機を作られたのがこの日の浦和の出来の悪さの象徴事例でしょう。ところがボックス内フリーで西川と対峙したディエゴのシュートはなぜか明後日の方向へ。28分にも高萩(?)→ディエゴの縦パスを契機に、最後はボックス内フリーで東にシュートを撃たれてしまいました(シュートは西川が難なくセーブ)。

・また普段スタメンで出る機会の少ない選手が多いせいか、連携がメロメロ。パスミスは多く、動きが被ることも多く、おまけに走ってほしいところに走りださない。また若い選手が混じっているせいか、リードしているのになぜか慌ててしまい、焦ってボールを前に運ぼうとしてロストした挙句に瓦斯のカウンターを食らう場面も目立ちました。36分柴戸がボールを運ぼうとした瞬間にハーフライン辺りでカットされ、そのまま高萩にミドルシュートを撃たれたのがその一例。

・瓦斯の外しっぷりに助けられてはいたものの、そうそう運が味方し続けるはずもなく、46分またしてもディエゴにポストプレーを簡単に許し、室屋→東の縦パスに対しても対応が甘くて東に簡単に前を向かれ、最後はアーク付近でディエゴがどフリーだという「悪の三重奏」みたいな形でとうとう失点。まぁ「納得の失点」と言うべき失点でした。

・しかし、その直後にこの試合の行方を決定づける、いかにもオリヴェイラ仕込みらしいというか、端的に言えば「鹿島臭い」プレーが炸裂。荻原のドリブルによる仕掛けで得たFKを柏木が素早くリスタート。瓦斯の集中が切れているといえばそれまでですが、その隙を見逃さない柏木に天晴れ!それ以上にFKにダイビングヘッドで飛び込んだのが李ではなく柴戸だったというのには驚きました。当然ながら柴戸も抜け目なく瓦斯の隙を伺っていたのでしょう。

・ただ突き放しに成功したとはいえ、浦和の守備が体をなしていないのは相変わらず。ナバウトを最前線に残して5-4-1の守備ブロックを敷いているように伺えましたが、ボールの奪いどころが定まらずに後手に回りに回って瓦斯に決定機を許し続けました。相変わらずディエゴへの対応は甘々。また前半から橋岡&岩波はサイドに流れたスピード王永井に苦戦勝ちな上、おまけに荻原は室屋に簡単に裏を取られるなど、中といいサイドといい、後半も浦和守備陣の至るところで火災が発生しているように見受けられました。

・ところが不思議というか、これぞフットボールというか、後半も圧倒的に瓦斯が優勢だったにも拘わらず、決定的な3点目を奪ったのは浦和。67分西川ゴールキック→ナバウトが森重に競り勝って(というか森重は競ってすらいない(笑))ハイボールを背後に落とし、ボックス内で自ら拾って李が仕上げという単純極まりない形でゴールが決まりました。9割がたナバウトの得点。ナバウトはスピードがないのでスペースにボールを出してもあまり意味がありませんが、フィジカルの強さが活きた格好でしょうか。

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・2点リードしたことでオリヴェイラ監督は脚を攣った荻原に代えて宇賀神、故障明けの青木に代えて長澤と相次いでレギュラー陣を投入して試合を締めに。途中投入の長澤の運動量は圧倒的で、すっかり負け癖のついた瓦斯にも諦めの気配が漂い出した時点で満を持してオリヴェイラ監督は平川の投入を準備しました。

・しかし、ベンチが平川投入の準備をしているのが判ってスタジアムがざわつき出したのが良くなかったのか、さらにはそのざわつきによって浦和の選手達が集中を欠いてしまったのか、87分ボールを拾った高萩に始まり、クロスを上げた室屋も、仕上げの前田も悉くどフリーというお粗末極まりない形で失点。その直後にも柏木CKのこぼれ玉を拾った柴戸がなぜかボールを前に運ぼうとしてロストした挙句、3対4のカウンターを許してしまう大失態を演じてしまいました。

・こんな展開になってしまうと平川投入自体がお蔵入りになっても不思議はないのですが、そこは消化試合の気楽さなのか、オリヴェイラ監督は迷うことなく平川投入を敢行。大規模な配置転換を伴う危険な選手交代でしたが、平川の顔に泥を塗るわけにはいかないとばかりに浦和の選手達もなんとか集中を取り戻し、かつ当の平川自身が右サイドの守備に奮戦してなんとか逃げ切り勝ち。

・浦和は最終節に勝って5位(勝ち点51)でフィニッシュ。エコパで惨敗して堀監督のクビが飛んだ日にはお先真っ暗、残留争い間違いなしと思いましたが、あそこからよくここまで立て直したと思います。そして逆に磐田の方がプレーオフ行きとはまさに世の中一寸先は闇。優勝した川崎の実力こそやや飛びぬけていますが、それ以下は2位も最下位もそんなに差はない。非常に厳しく、そえゆえに面白いJリーグらしい2018年でした。

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---李---ナバウト---
---柏木--柴戸---
荻原---青木---橋岡
-槙野--阿部--岩波-
-----西川-----

(得点)
9分 李
48分 柴戸
68分 李

(交代)
72分 荻原→宇賀神
81分 青木→長澤
89分 柏木→平川(平川が右WB、阿部がアンカー、長澤がIH、橋岡が右CB、岩波が中CBへ)

※マウリシオが小破して前節に続き欠場。

・天皇杯準決勝へ向けてという意味では橋岡の不振が気がかり。U19のみならずU21までも引きずり回されて、シーズン最終盤にはもうクタクタなのかも。ゴールキックのターゲットとしてもあまり相手に競り勝てなくなり、守っても軽すぎるプレーが頻発。ひょっとすると天皇杯では森脇のWB起用があるかっも。

・お疲れという点では槙野も同様かな。この試合はディエゴに自由にやられ過ぎでした。

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---永井--ディエゴ--
東---------大森
---高萩--橋本---
太田-森重--チャン--室屋
-----林------

(得点)
46分 D・オリヴェイラ
87分 前田

(交代)
68分 永井→前田
78分 大森→リンス
78分 太田→小川

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2018.12.01

焦がし味噌からあげ@からやま

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 「からやま」が期間限定(11月22日より約1か月程度)で「焦がし味噌からあげ」を売り出したと聞いて約4ヶ月ぶりの再訪。注文したのは店が大々的に推している「カリッともも」と「焦がし味噌からあげ」の「合盛り定食(620円+税=669円)」。

 どうも「からやま」は定番の「からあげ」と何かもう一品を組み合わせた「合い盛り定食」を手を変え品を変え提供しているみたいで、前回は「赤カリ」でした。唐揚げにタレが2種類付いてくるので、合い盛りだと理屈上は4通りの味わいを楽しめる勘定になります。

 ごはん大盛り無料ですが、大盛は自粛。卓上には塩辛と大根の漬物。イカ不漁が長期化しているのでおいおい「ひらお」みたいに塩辛がなくなったりしないのかなぁ?

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 あっという間に出てきたところを見ると揚げたてではなく作り置きが出てきた可能性が極めて強いものの、テイクアウト客を含めて客入り&回転が良いせいか、揚げたてと遜色ない出来。からあげは「カリッともも」も「焦がし味噌からあげ」も全然脂臭くなくパリパリとした食感が楽しめる優れもの。黒っぽく見えるのが「焦がし味噌からあげ」です。

「焦がし味噌からあげ」は「赤味噌を使った漬込みだれで、あえて赤味噌を焦がすことで、より一層風味よく仕上げました。揚げたてからあげからじわっと染み出てくる鶏汁と味噌のハーモニーはご飯が進むこと間違いない!!」というのがからやまのウリ文句。しかし、味わいはあんまりというかほとんど味噌っぽくありません。「カリッともも」よりはかなりしょっぱめの下味がついているかな?といった程度。

 そしてそのしょっぱめの下味が曲者。これがゆえに唐揚げに付いてくるタレとの相性が良くないというか、タレの味をかき消しているような気がしました。何もつけずにそのまま食べることを前提としているのかも。

 からあげばかり4個も食ったら飽きるので目先を変える意味では悪くないのですが、からあげ自体の出来がいいだけに変に手を加えたのが仇となって単体ではイマイチのような・・・なんか蛇足というか角を矯めて牛を殺すというか。これは「赤カリ」と同じ感想です。

 帰りがけに「かつや」と同じスタイルの「100円割引券」をもらいましたが、「かつや」と違って毎月新商品が出るわけじゃないから、「割引券消化のために再訪→また割引券をもらう→割引券消化のために再訪」という「悪魔のサイクル」に嵌ることはないと思います。

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