よかろう 分家三代目@練馬 ~ 正油ラーメン
西武池袋線練馬駅西口から千川通りを西へ。豊島園通り入口交差点そば。先客ゼロ、後客2。外観は真新しいのに「創業大正15年」を謳っているのが妙だと思ったところ、公式サイトによると祖父が大正15年に埼玉県大里郡妻沼町に開店した「西洋料理店ヨカロー」にルーツがある模様。
店内の券売機ボタン先頭は「豚骨ラーメン」でしたが、無難そうな「正油ラーメン(730円)」を大盛で注文。終日大盛無料サービスがあり、さらにランチタイムはライス1杯無料サービスもあるようですが、店からは積極的に勧めてきませんでした。メニューは他に塩ラーメンなど。つけ麺はありませんでした。
店内は厨房前にくの字型カウンター7席と4人卓×2、2人卓×2。卓上には辛子高菜、胡椒、豆板醤、辣油、醤油、酢。
透明感というにはいささか曇りのあるルックスですが、そのルックスからは少々意外なことにスープはあっさり系ではなく、動物系出汁が主体と思しきどっしりタイプ。しかも醤油が意味もなくでしゃばらないので、ついついスープの旨味に惹きこまれてしまいました。
麺は太めのほぼストレートでほんのわずかながらざらつきのある口当たり。もっちりと形容するにはちょい硬めな仕上がり。大盛でもスープとの量的バランスが崩れないあたりは有難いのですが、途中で飽きが来たので胡椒を少量投入。
チャーシューは小さめながら程よく脂が差し、また煮込み加減が絶妙。ラーメン自体はご飯を欲するタイプではありませんが、チャーシューメンにサービスライスを付けて、半ばチャーシュー丼を楽しむのは良さげ。
具は他にメンマ、海苔、刻みねぎ。
この出来なら他のメニューを試してみる価値あり。
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