角煮ちゃんぽん@リンガーハット
リンガーハットから2019年1月15日より期間限定で発売中の「角煮ちゃんぽん(890円+税=961円)」を試食。「角煮ちゃんぽん」のベースとなっている「醤油ちゃんぽん」との同時発売ですが、「角煮ちゃんぽん」は数量限定とのこと。共に2月20日まで販売予定。
往訪したのは国道122号沿いの川口末広店。丸亀製麺のように期間限定メニューの広告とか幟とかを店の内外に目立つように配してはおらず、通常メニューの中に埋もれています。なおここの店は番号札を渡されて席で待っていると、注文品を席まで持ってきてくれるシステムでした。
角煮ちゃんぽんは醤油ちゃんぽんに豚の角煮を乗せたもので、角煮は「豚の三枚肉を手作業でじっくり煮込んで調理し、長崎らしい甘い味付けに仕上げました」というのがリンガーハットのウリ文句。確かにリンガーハットにしては結構な値段を取るだけのことはあり、トロトロの角煮は嫌みにならない程度、飽きがこない程度にぷるぷると脂が乗り、かつ全体に甘い仕上がりになっています。
ただ角煮ちゃんぽんが結構いけると思ったのは角煮以上にベースとなっている醤油ちゃんぽんのほう。「5種類の削り節(うるめ節、いわし煮干、かつお節、さば節、宗田かつお節)をブレンドしたオイルと、みじんぎりのしょうがをアクセントに加えた、香り豊かな醤油スープ」というのがリンガーハットのウリ文句ですが、リンガーハット標準の豚骨&鶏ガラスープに慣れきっているせいか、この醤油スープの味わいが実に新鮮。
節系の出汁が強めに出た、そして角煮効果のためか、あるいは九州らしい醤油ゆえか、ちょっと甘目のスープでいただくちゃんぽんもまた面白い。基本の「長崎ちゃんぽん」と違って、途中で味変アイテムを投入したくなるような「飽き」は全く訪れず、一気に完食。もっとも塩分が多いのでスープはかなり残しましたが。
具は基本の長崎ちゃんぽんと大差なく、ニンジン、キャベツ、モヤシ、青ネギ、豚肉、キクラゲ、かまぼこ、ちくわ、コーンといったところでしょうか。麺もたぶんデフォルトどおり。
手間がかかり過ぎる「角煮」が期間限定&数量限定でも仕方ないと思いますが、「醤油」はレギュラーに格上げしてほしいところ。
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