【祝】エヴェルトン選手、FCポルトから移籍加入内定
・昨日(1/12)、エヴェルトン選手のFCポルトからの期限付き移籍加入が内定したと公式発表されました。エヴェルトン獲得の報は1/11になって急浮上したもので、またしてもほぼ獲得が確実になるまでシュータンは情報統制に成功した(というか、確実になった時点で懇意のスポーツ紙にリークしている可能性大)ことになります。
・なおFCポルトからの移籍というタイトルになっていますが、エヴェルトンは昨年夏にポルティモネンセからポルトに完全移籍したものの、ポルトでは監督の信頼を勝ち取れずにポルティモネンセに期限付き移籍されているので、形式的にはレンタル先の変更で、実質的にはポルティモネンセからの移籍。ポルトとの契約は2022年6月末まで残っているようなので、金額的に買い取りは困難ゆえレンタルとなったものと思われます。
・エヴェルトンはマウリシオ、ファブリシオに続く「信頼と実績のポンテルート」での選手獲得。Jリーグで実績のある選手(しかも往々にして浦和では期待外れに終わる!)を取るしか能がなかった頃に比べれば浦和のフロントもそれなりに進歩していると評価していいでしょう。
・ポルトガル語圏で移籍を繰り返してきたエヴェルトンにとっては極東のクラブへの移籍にも拘らずポルティモネンセでの昔の同僚がいるというのは心強いでしょうし、それ以前に「ポンテさん」があれこれ浦和の良い話を吹きこみ、面倒を見てくれているようです。日本語での新加入挨拶まで仕込んでいる用意周到ぶりにはさすがに笑いましたがw
・なにせ見たことがない選手なのでカタログ性能とか噂レベルの話を受け売りすることしかできませんが、エヴェルトンはトップ下やボランチでのプレーがメイン。ただアンカータイプではなく、どちかといえば前目のIHタイプらしいとのこと。浦和の既存選手でいえばどちらかと青木の代わりではなく、柏木ないし長澤の代わりという感じでしょうか。
・昨年柏木にしても青木にしても長期には至らないもののちょろちょろ欠場しがちな中で、阿部は衰えが著しく、柴戸はリーグ終盤になってようやく台頭してきたばかり。CHの人材が案外薄く、柏木が欠場すると攻撃面、青木が欠場すると守備面に穴が開きがちでした。その穴埋めを模索した結果がエヴェルトンだったのかもしれません。もっともそもそも今季の浦和の基本フォーメーションが判らないのでエヴェルトンの使い道を妄想してもあまり意味がないのですが。
・なお、個人的にはエヴェルトンの愛称はどう考えても「エヴェっさん」。エヴェっさんがゴールした暁にはもちろん「エビスビール」で乾杯!!
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