【閉店】銀鈴@足立区加賀 ~ 赤味噌らーめん
花の枝橋で芝川を渡り、高速川口線をくぐってすぐ。東川口よりは明らかに川口市っぽいところですが、住所は足立区加賀。近隣に西友あり。日暮里舎人ライナー谷在家駅が最寄ですが駅から近いとはいえず。1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客1。
前回は券売機ボタン左端の「白味噌らーめん」を注文したので、今回はその隣の「赤味噌らーめん(780円)」を注文。また系列店でもらったサービス券を利用して大盛にしてもらいました。スープはこってりの濃厚豚骨とあっさりの魚介豚骨を選べるとのことだったので濃厚豚骨を選択。ランチサービスなし。
メニューは他に塩とんこつ、正油とんこつ、煮干し正油とんこつ等々。他に各種まぜそばやつけめんなど。正直何が推しなのか良くわからない、ラーメン専門店らしくなくなんでもあり状態の店です。
店内はL字型カウンターが12席と2人掛けテーブル1卓。卓上にはガーリックチップ、カレー粉、魚粉、ニンニク油、サバ油、ブラックペッパー、一味など。
厨房にはオッサンとねーちゃんの二人体制で、ねーちゃんはホール係兼仕込み係という働きぶりでしたが、会話を聞く限りではどうもねーちゃんのほうが先輩格のようで、病院のベテラン婦長さんと新米ドクターみたいな関係かも(苦笑)
赤味噌と称していますが、見た目はともかく味わいはさほど辛いわけでもしょっぱいわけでもなく、むしろ甘目といっても差し支えないくらい。前回白味噌を食べた際には非常にしょっぱくて参りましたが、あれはたまたまの下ブレだったのかなぁ??
店内の案内によるとスープは「18時間かけて煮込んだゲンコツ・豚ガラ・豚頭の豚骨スープとモミジ・鶏ガラで仕込む鶏白湯」にロース脂をそれぞれブレンドしたものだそうですが、この出来も上々。ついつい飲み進んでしまいそうになりましたが、さすがに塩分を考えて途中でストップ。「サバ油をお好みで」との貼り紙があったので途中で投入したところ、味噌臭さが緩和されて味わいが一段とマイルドに。
麺は若干平たく心持ち太めのごく緩い縮れ麺。つるつる、もっちりとした歯ざわりで濃厚スープにも負けず、しっかりしたコシを最後まで保っていました。大盛にしてもらったはずですが、量はさほど多いようには感じられず。
中華鍋でスープを炒め合わせる札幌スタイルのようですが炒め物がモヤシしかなく、むしろ具は乗せモノが多いせいか、さほど札幌っぽさは感じられず。
チャーシューは小さめ。上にパブリカや三つ葉が載っていますが、見た目が綺麗なだけで味わいにはほとんど影響なし。他に白髪ねぎ、海苔、揚げネギ、メンマ。
可も不可もなく、万人受けする一杯で遠くからわざわざ食べにくるようなものではありませんが、近隣には博多ラーメンの「いっき」くらいしかこれといったラーメン屋がないエリアなので、近隣の方々に支持されて長続きしているのでしょう。
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