ごまや@東浦和 ~ こだわり担々麺
国道463号線新見沼大橋の手前、「芝原1丁目」交差点近く。一応武蔵野線東浦和駅が最寄り駅になりますが、駅からもかなり距離があります。先客9、後客4。到着時には既に満席で中待ち1。但し、正規の開店時刻(11時45分)よりも早くから店を開けていたようで、早々と食べ終わって席を立つ客もいました。
券売機はなく、卓上のメニュー先頭の「こだわり担々麺(800円)」を注文。ランチサービスはなく、半ライスすら100円もします。後払い。ここは担々麺専門店で、他のメニューは辛口担々麺、香酢たんたんめん、ミルクたんたんめん、(6-9月限定)冷やし担々麺など。今時の担々麺専門店には珍しく汁なし担々麺がありません。
店内はL字カウンター8席のみ。卓上には麻辣醤があるのみ。水セルフ。店は夫婦で切り盛りしているのかな?
ややとろみがかったスープは屋号通り「ごまダレ」に拘りがあるようで、担々麺といっても全然辛くなく、もちろん痺れもなく、めっちゃごまダレを利かせているいるのが特徴。ごまダレは濃い目orあっさり目という調整が効く半面、辛さの程度に注文を付ける客はいないようで、その辺は卓上の麻辣醤で自分で調整してくれというスタンスみたい。
また「当店の担々麺は、ごまの風味を大事にするためにごま温度となっております」という意味不明の能書きがメニューに記されていますが、スープが若干ぬるめなのはそのためかも。
麺は緩い縮れ入りの細麺。あっという間に出てきたのはそのためか・・・ またこれなら汁なし担々麺がないのも納得。それでもスープに対して弱すぎるということはなく、むしろ肉味噌や水菜が麺に絡みまくって、スープからサルベージする必要があまりないのを評価してもいいくらい。
なぜかザーサイが入っていますが、肉味噌共々ごまダレにどっぷり浸かっているせいか、何もかも甘く感じます。
これはこれで悪くはありませんが、このような全く辛くないタイプを担々麺と認めない方もいても不思議はないかと。また周囲にこれといったラーメン屋が全くなくて競争が働かないためか、内容の割に少々高いと感じました。
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