【閉店】十六夜@大山 ~ 煮干し中華そば・醤油
東武東上線大山駅から「遊座大山」の商店街を東へ。"Morris"の先で商店街の東端近く。「善龍」の跡地。先客ゼロ、後客1。
店内の券売機ボタンを眺めて、基本と思しき「煮干し中華そば(750円)」を注文。醤油と塩が選べるので「醤油」で。ランチサービスなし。
メニューは他に濃厚煮干し中華そば(醤油・塩)、濃厚煮干しつけめん、濃厚煮干し辛つけめん、さらに期間限定で煮干しまぜそばを売り出していました。
店内はL字型カウンター8席のみ。水セルフ。卓上には醤油、ホワイトペッパー、ブラックペッパー、煮干し粉。さらに頼めばおろしニンニク、ラーメンのタレ、煮干し油、自家製辛味を出すとのこと。厨房内には若い店主一人のみ。
店先のウンチク書きによれば「国産片口煮干しと3種類の節(さば・うるめ・いわし))を大量に使い炊いた極上煮干し出汁を鶏ガラスープと合わせ」とありましたが、味わいはかなり煮干し寄り。それでいて食べ手を選ぶようなやり過ぎ感が出ない程度に煮干しの効きを抑えています。魚粉等のざらつきは一切なく、表面の脂もやや多めながら気になるほどではありません。惜しむらくはかえしがややきつくて、飲み進む意欲を削がれました。
麺は細目のほぼストレート。煮干し系ラーメンにありがちな、水気少なめで噛み応えがしっかりした麺ですが、食感がざらざら、ごわごわするほどではなく、この手の麺にしては啜り心地良好。ただちょっと量が少な目かなぁ・・・
ばら肉チャーシューは三元豚を自家製タレに漬け込んで云々とのウンチク書きがある割には、全然手間をかけたようなようには見えず、むしろチープな味わい。他にキクラゲ、タマネギ、海苔、青ネギ。
悪くはありませんが、ありがちな一杯であることもまた事実。この立地&この内容だとランチタイムは小ライスくらい付けないとなぁ・・・
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