田中そば店 秋葉原店@末広町 ~ 中華そば
銀座線末広町駅から蔵前橋通りを西へ3ブロックほど進んで、「わいず」のある角を南へ。向かいに「肉汁麺ススム」。足立区の本店には何度も通っていますが、秋葉原店にはなんと5年ぶりの再訪。 先客ゼロ、後客8~9。
店外の券売機で基本の「中華そば(750円)」を注文。「こってり出来ます」との貼り紙に釣られて「こってり」を頼みましたが、驚いたことに後客も大半が「こってり」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に「肉そば」「山形辛味噌」など。夏期は「冷やかけ中華そば」というのを出している模様。秋葉原店にはスパムおにぎりはないのかな?なお「山形赤味噌」を注文している後客はいませんでした。
店内はコの字型16席。水セルフなのはともかく、卓上に水ボトルがなく、入口近く及び店奥にある冷水機まで汲みに行かないといけないのはチト面倒。卓上にはブラックペッパーと唐華。
やや小さめの丼にスープがたっぷり。受け皿付きで出てきました。
”喜多方らーめんをベースに「気軽に食べる田舎のラーメン」をテーマに作った一杯”との店の謳い文句ですが、「こってり」だと表面に背脂がびっしり浮いているので、謳い文句の形容からはだいぶ外れてきます。ただ見た目と違って脂っこくはなく、豚骨ベースと思しき出汁の味わいは十二分に楽しめます。
ただ「こってり」にしたのとは無関係だと思いますが、以前よりは塩気が強くなった気がしました。よって飲む気が起こらないどころか、飽きが来るのも早くなったような・・・ ここで活躍するのが卓上の「唐華」。スプーン一杯だけで十分ピリ辛をやや通り越すレベルに昇華します。
麺は並太平打ち麺で、つるつるもっちりした食感。やや柔らかめの仕上がりでしたがスープに負けてはおらず、スープの絡みも申し分ありません。
ばら肉チャーシューが数枚入っていますが、程よく醤油ダレに浸かっており、脂のノリ加減も過不足なく、肉の旨味もしっかり味わえる優れもの。他にメンマ、刻みネギ。
この値段でこのクオリティー!毎度のことながら恐れ入ります。
| 固定リンク