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2019.03.22

【観戦記】18年第1節:浦和L 2-1 長野 ~ 新生浦和、上々の船出

・ここ数年ボランチの主力流出が相次ぎ、さらに昨年は左SBでスタメン争いをしていた北川と木崎が共に流出。おまけに高畑・白木と昨年コンスタントにベンチに入っていた選手も流出。悪いことに加藤が開幕前に大怪我。長期離脱中の乗松は依然復帰が見込めないのか・・・

・全員健在でも22名とすっかり寂しくなってしまった浦和の陣容。まぁ女子は如何せん試合数が少なく、やたら人数を抱えていても試合に出られない選手が続出するだけなので少数精鋭でも特に構わないと思いますが、浦和の場合なにせ選手構成のバランスが悪い。

・選手構成のアンバランスを現場が必死に繕った結果なのかどうかは判りませんが、この試合のスタメン&基本ポジションは珍現象がゾロゾロ。最大のサプライズは清家が右SBにコンバートされたこと!! また2015年からずっと浦和の特別指定選手だったものの出場どころかベンチ入りさえ少ない「幽霊部員」と化していたはずの水谷が突如スタメンに抜擢されただけでなく、えらく前目で起用されているのにも驚きました。他は佐々木が昨年終盤に続いて左SBを穴埋め。そして昨年右SBに入っていた栗島が本職のボランチに復帰。

・試合はシュート数14対4というスタッツに象徴されるように浦和が終始優勢。ただこの日は風がとんでもなく強くて高精度のハイボール、ロングボールが繰り出しづらいどころか、ボールコントロールすらままならないのか自陣深い位置でのゴロパスですら精度・強さを欠いてヒヤリとする場面が見受けられました。

・そんな悪条件の中で、森監督の下で新たにチーム作りを始めることになった浦和は選手間の距離がかなり近い中でのショートパス主体のサッカーを展開。選手間の距離が近いだけでなく、中盤+水谷の位置がかなり流動的なのが特徴で、水谷が頻繁に降りてくる一方、柴田がかなり前に出る(特に前半)ので、基本フォーメーションは4-1-4-1にも見えました。

・また両SHがかなり中へ絞ったポジションを取る一方、SBが高い位置を取るのも特徴。ショートパスでの狭い局面の打開を基本としながらも、時折逆サイドでフリーになっているSBへ大きく展開してサイド攻撃を試みるあたりは昨年の残り香のような。スペースがあれば清家が活きます。

・ポゼッションを重視するあまり全然ゴールに向かわない、シュートを撃たない弊に陥る例も少なくありませんが、この日の浦和は決定機の数も案外多くて内容は上々だったと思います。

・40分の先制点は浦和が長野を自陣深く押し込み、吉良のループシュート→GKが弾いたところを菅澤が詰めたもの。55分の追加点は長船のロングフィードを最前線で水谷が受け、アーク付近からいきなりループ気味のシュートを決めたもの。GKの位置をよく見て、かつ多少強風にも恵まれてのゴールでしたが、水谷は吉良へのヒールパスが先制点の契機となっており、FW起用が大当たり。水谷の温泉賞も納得の出来。

・また53分南縦パス→佐々木→水谷左サイドで裏抜け&クロス→菅澤ヘッドはバー直撃とか、65分栗島自陣で素早いリスタート→安藤→清家アーリークロス→菅澤シュートとか、76分敵陣深い位置からの佐々木スローイン→菅澤ポスト→佐々木左サイド深く抉る→ボックス内で安藤枠内シュートと先制点以外の決定機はいずれもポゼッション志向とはあんまり関係がない、シンプルで速い攻撃から生じているのが気になりました。

・中盤がやたら流動的で、しかもSBの位置が高いためボールの奪われ方が悪い&高い位置でのボール奪回に失敗するとカウンターで易々と失点しそうな、バランスの悪さが気になりましたが、この日はスピードがあるFW横山を擁する長野相手にやらずもがなの1失点で済みました。森監督は南&長船のCBコンビに相当信頼を置いているようです。

・長野は最終ラインを押し上げ、やや荒っぽいプレーを含めて前から&コンパクトなエリアでも厳しくプレッシャーをかけてきましたが、浦和は細かい足技&体で上手くボールを隠しながらなんとか長野のプレッシャーを交わし、逆に浦和もコンパクトな陣形の中で長野の攻撃を潰し続けて最終ライン背後へのパス出しを許さず。

・それだけに79分の栗島ボールロストからの失点は残念無念。2点リードしての終盤なのでリスクをかける必要は全くないにも関わらず、栗島が自陣深い位置で無理に前を向いてパスを出そうとしたところでボールロスト。たちまち2対3という絶望的なカウンターを食らってしまいました。この失点パターンは手強い相手には何度でも発生しそうなだけに、森監督がどう修正するかが見もの。

・1点差に迫られたあとは、運動量が落ちたことも相まって浦和は安全運転に転換。昨年FWでの交代出場が多かった高橋が90分清家に代わって右SBに入ったものの、交代枠を余らせての試合終了は守備が計算できる駒がベンチにいないことの表れなのかどうか・・・

---菅澤--水谷---
吉良--------安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----松本-----

(得点) 40分 菅澤、55分 水谷、79分 巴月(長野)
(交代)
69分 吉良→遠藤
90分 清家→高橋

・スタートポジションは安藤が左、吉良が右SHでしたが20分くらいに左右を入れ替え、試合終了までそのまま。

ゆずほは何処行ったんや・・・

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