味噌屋八郎商店@新宿 ~ 味噌らーめん
新宿駅西口から小滝橋通りを北へ。「新宿都税事務所」交差点そば。隣に「ラーメン二郎」、近所に「武蔵」があるのみならず、そこら中ラーメン屋だらけの超激戦地ですが、さすが「なんつっ亭」のセカンドブランドだけあってか長続きしています。9年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客9。
超久しぶりなのでオーソドックスに「味噌らーめん(780円)」を注文。普通盛(150g)・大盛(225g)同料金なので大盛にしてもらいました。
メニューは他に辛味噌、トマト味噌、カレー味噌、味噌つけ麺など。
店内はL字型カウンター12席。卓上には一味、ブラックペッパー、酢、醤油、ラー油、おろしニンニク。水はなぜか小さめのヤカン入り。うっかり中華鍋のある調理場の近くに座ってしまったので、脂臭くて参りました。厨房内にはオッサンが2人。
スープに黒々としたマー油が浮かんでいるのが特徴ですが、味噌という強烈な個性の前にその存在はやや霞みがちで、特にその香りはかき消された格好。味噌自体は若干辛目。しかも、ただでさえ炒め物の脂が多い上にスープに背脂さえ浮いており、脂が多すぎて豚骨出汁の旨味や味噌&マー油の味わい・香りを削いでいるような気さえします。
麺は太麺ごく緩い縮れ入りで、相当噛み応えがありました。超こってりスープに合わせたつもりなのでしょが、食べ始めは麺の存在感がありすぎで難儀。小麦のざらつきさえ感じられるような塩梅で、硬いというよりは単に茹で不足という印象。
炒め物はもやしだけのようで玉ねぎやニラ、キャベツ等は確認できず。チャーシューはやや固めながらまずまずの味わい。他に青ネギ。
長続きしているだけあって悪くはありませんが、味噌ラーメンを売り物にしたチェーン店のレベルが急激に上がった今となっては先頭集団にいる一杯でもなんでもないような・・・
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