舎鈴 池袋南口店@池袋 ~ つけ麺・並
池袋駅西口、ルミネの南。地下道で南池袋交差点へと抜ける大きな道路沿いという、繁華街から外れた妙なところに立地。「トナリ」→「林檎舎」と長持ちしなかった場所ですが、「舎鈴」にリニューアル後すっかり落ち着いた模様。往訪時はほぼ満席でしたが、それがピークだったようで、退店時には7割くらいの客入りに。
店内のタッチパネル式券売機で基本と思しき「つけ麺・並(730円)」を注文。並盛が300gで、100g増える毎に100円アップ。なおここはつけ麺専門店ではなく、中華そばや油そばも用意。
店内は壁際及び厨房に向かって縦長カウンターのみ20席強。案内された席は椅子が高い上にやたらぐらついて参りました。卓上にはラー油、酢、ゆず粉、焙煎七味、ホワイトペッパー。焙煎七味の補充が追い付かずに中身はスッカラカンでした(´・ω・`)ショボーン 水セルフ。
繁盛しているので茹で置きの麺がさっと出てくるのかと思いきや、客足に麺茹でが追いつかないのか、それなりに待たされてました。
つけ汁は粘度があまりない「魚介出汁を軸にして、豚・鶏の動物スープの旨味を重ねた」もので魚粉のざらつきは皆無。この手のつけ汁にしては割とあっさり目で、麺にもさっと絡む程度ですが、それでも最後まで味が薄まることなく楽しめました。甘目なのが個人的にはちょっと苦手ですが甘酸っぱいタイプよりははるかにマシ。
麺は太めのストレートでコシがしっかりしており、つるつるした食感もまずまず。
具はそこそこ厚みがあるチャーシューが1枚とメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。スープ割は卓上のポットから。
SCや駅近・駅ナカ、さらにはオフィスビル内にまで多店舗展開している「舎鈴」。今時のつけ麺にしては安いほうで、しかもそこそこ美味いのですから客入りが良いのは当たり前。マニア受けなんて捨てて、「毎日食べられる美味しいつけめん」を目指した結果は大正解。実に無難な一杯に仕上がっています。
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