【閉店】麺彩房 弐 NEXT@人形町 ~ 豚そば
日比谷線人形町駅、人形町駅交差点を南へ進んですぐ。「麺や航」→「麺や金座」の跡地。先客1、後客3。店内の案内によると老舗製麺所大成食品の直営店のようです。「麺彩房」は大昔西日暮里に店があった時に行ったっきりで、大成食品もあれこれ試行錯誤している模様。
店内の券売機ボタンを見ると基本メニューは豚そば、鶏つけ、焼き鰆そばの3種類のようで、「豚そば(800円)」を注文。大盛無料サービスをやっていたので大盛にしてもらいましたが、麺量の表示はありませんでした。なお前店の「金座」は「焼き鰆の中華そば」という珍しいメニューをウリの一つにしていましたが、「焼き鰆そば」がメニューにあるところを見ると前店とこの店は何か関係があるのかも。
店内は壁に向かってカウンター5席、4人卓×2と前店と変わりなし。卓上には山椒、一味、酢、ホワイトペッパー。
スープは豚ガラを炊き込んだもののようで、豚骨臭はなく若干甘目。あっさりとは言い難いものの、好き嫌いが分かれそうな癖もなく、旨味に惹かれてぐいぐいと飲み進んでしまいました。もっとも食後には渇水感が多少。
麺は並太ストレートでつるつるした食感。硬くも柔らかくもなく良い意味で中庸。大盛でも飽きることなく、啜り心地が楽しめました。この辺はさすが製麺所の直営店。途中でホワイトペッパーを振りかけるのもまた良し。
チャーシューはペラペラで旨味が抜けちゃったようなのが2枚。他に細もやし、青ねぎ。具のせいか、広島の古典的な中華そばをおもっきり上品に作ったような感じもします。
前店よりははるかに万人受けする一杯で、大盛サービスがある分割高感も薄れました。「鶏つけ」は麺を変えているみたいなので、それで再訪しても良いかも。
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