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2019.04.01

【観戦記】18年第3節:浦和L 1-3 日テレ ~ 浦和再生へ向けて仄かな灯り

・前半30分くらいまでの浦女の出来はまさに絶品。トップチームが足元塩軍団と化しているだけに久しぶりにサッカーらしいサッカーを見たという清々しい思いが胸に溢れましたが、残念ながら早々と電池切れを起こして後半は何もできずに無念の逆転負け。

・まぁ悪く言えば弱小チームにありがちな試合展開そのものなのでしょうが、それでも日テレ相手に手も足も出ず、力の差そのまんまに負けてしまう最近数試合に比べればはるかにマシな試合だったと思いました。言い換えれば、日テレ相手に互角に闘えるレベルになるにはまだまだやるべきことがアホほどあるとはいえ、森新監督の打ち出した方針は間違ってはいない(個人的にはピッチをワイドに使わない、少々古いスタイルな気がしていますが)ことを確認できた試合だと思います。

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・浦和のフォーメーションは開幕戦同様4-4-2。但し相手との力関係の違いもあってか、開幕戦よりはずっとバランス重視。具体的に言えば日テレのフォーメーションが4-3-3-で両WGが絶えず浦和SBの裏を狙っているためか、浦和SBが攻撃時にやたら高い位置を取ることもありませんし、中盤のポジションチェンジも控えめに見受けられました。水谷は盛んに下りてきて守備に関与するのが目立つくらい。

・序盤は浦和の組織的な、複数人での寄ってたかっての高い位置でのボール奪取→ショートカウンターがものの見事に炸裂。浦和21分の先制点はアーク付近でGKからのパスを受けた8番(三浦)を栗島が背後から急襲してボール奪取&自らいきなりゴールに叩き込んだもので、まさに浦和の狙い通りの形。

・しかし、浦和が圧倒的に優勢だった時間帯ですらシュートはわずか3本しか撃てなかったというのもまた現実。スルーパスで日テレ最終ラインを抜け出しかかってもスルーパスがわずかに合わない、足元にボールが入りすぎてシュートが撃てない、優秀な日テレCBに阻まれてしまうといった場面だらけで、この辺の精度を上げるのはまだまだ時間が必要なのでしょう。

・そして序盤で相当足を使ってしまったせいか、30分過ぎから浦和の運動量低下が目立ちだし、左SB佐々木の裏を突かれてからの危ない場面が目立ち出しました。

・後半に入ると浦和の運動量低下は顕著になり、高い位置でボールを奪うどころか深い位置からの高精度の球出しを抑えることも難しくなって日テレの縦ポン攻撃で両WGにサイドで裏を取られがちになってしまいました。日テレは両WGを左右入れ替えて攻略を試み、浦和は60分再三やられていた左SB佐々木を下げて高橋を入れるという攻防があったものの浦和劣勢の戦況は変わらず。

・森監督は64分に吉良に代えて乗松を投入したものの、乗松の役割が最後まで不透明で全く効果無し。この時間帯の浦和はなんとかボールを奪っても攻めに出る力は残っておらず、せいぜいボールを繋いで休む時間を作ることしか出来ないように見受けられました。

・そして72分スカスカになった中盤を途中投入の小林がドリブルで運び、裏抜けを嫌ったのか浦和最終ラインがズルズル下がったところをバイタルエリアからズドン!!

・80分過ぎになると日テレの運動量も落ちてようやく浦和も攻勢に出たものの、逆に86分清水深い位置から縦パス→最前線で田中裏抜け→左から突っ込んできた宮澤どフリーでシュートという判りやすいカウンターを食らってしまいました。この失点で浦和守備陣が気落ちしたのか、88分には自陣深い位置で日テレにいとも簡単にボールを繋がれて致命的な3点目を取られてしまいました。

・ちびっこだらけなのが泣き所の日テレに対して、後半の浦和もセットプレーだけは可能性がありましたが、56分CKからの流れで長船のシュートがGK山下の好守に阻まれたのが唯一無二のチャンスでした。両CBを筆頭に上背がある選手は増えたけれども、キッカーの質が伴わないのかなあ・・・

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---菅澤--水谷---
吉良--------安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点) 21分 栗島、72分 小林(日テレ)、86分 宮澤(日テレ)、88分 宮川(日テレ)

(交代)
60分 佐々木→高橋
65分 吉良→乗松
75分 水谷→大熊

・前節のやらかしでGK松本との足元に不安を感じたのか、池田がスタメンに復帰。他は開幕戦と同じ。

・今季から右SBにコンバートされた清家は意外にも全く破綻なし。対峙するWGが常にヨーイドンで仕掛けるだけの単調な攻撃に終始していて、スピード勝負なら清家には楽勝だったせいだとは思いますが。

・ほぼ2年間にわたった長期離脱から乗松が復帰したことはこの日一番の明るい話題かも。しかし、残念ながら乗松投入の意味合いはよく判りませんでした。乗松は最初はFW、大熊投入後は中盤を彷徨っていて、全く試合に入れないまま試合終了。正直今日の逆転負けの一因になったようにも見受けられました。もちろんこれは乗松本人の問題ではなく、タスクが傍目には著しく不明瞭だったという問題ですが。

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