大尊@新大塚 ~ 淡麗豚骨醤油らーめん
丸ノ内線新大塚駅近く。春日通りの西側というか坂下を南北に走る「坂下通り」沿い「大塚先儒墓所下」交差点傍にありますが、土地勘がないと駅から近い割には店が見つけにくいというか坂下通りに降りるのさえ容易ではありません。先客ゼロ、後客2。
店内の券売機ボタン先頭の「淡麗豚骨醤油らーめん(800円)」を注文。他は「淡麗豚骨焼きあご塩らーめん」のみとメニューを絞り込んでいます。ランチサービスなし。
席は壁に向かったカウンター7席のみ。卓上にはホワイトペッパーだけ。店は店主一人で切り盛り。
卓上のウンチク書きによるとスープは「豚ゲンコツと豚足からスープを煮出し」「羅臼昆布や国産椎茸、長崎産焼あごなどの魚介類素材も合わせ」「化学調味料不使用」とのこと。能書きはご立派ですが、残念ながら醤油の自己主張が強くてかなりしょっぱく、出汁の旨味が悉くかき消されているような気が。その中で唯一焼あごの風味、香りが際立っていますが、これも好き嫌い分かれそう。またこんな塩気の強いスープで無化調を謳う意味って全くないと思いますが・・・ 当然ながら飲み進む気は起らず。
麺はやや細目のストレート。つるつるとした食感、そして啜り心地が良く、スープの絡みもまずまず。
厚切りのチャーシューはしっかり煮込まれている割にはスープほどのしょっぱさは感じられず、なかなかの出来。他に穂先メンマ、海苔、刻み青ねぎ。
坂下通りは春日通りと違って飲食店どころか商店すら少なくて非常に静かなところ。この場所で、この内容、この値段だと苦戦は免れないと思います。上手く地元の固定客が付けば一人勝ちにもなり得ますが・・・
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