多伊夢@大師前 ~ 肉煮込み
東武大師線大師前駅から環七通りを渡り、西新井大師前交差点を南へ入ってすぐ。約3年ぶりの再訪。先客3、後客ゾロゾロ。開店後あっという間に満席になり、退店時外待ち3。前回往訪時は夏季だったせいかガラガラでしたが、いつの間にか人気店にのし上がったようです。
旨辛の「肉つけめん」がウリの店で、実際先・後客とも全員つけめん系を注文していましたが、厳冬期だったのであえて券売機ボタン2番の「肉煮込み(800円)」を注文。太麺or細麺を選べるので「太麺」で。辛さは小辛・中辛・大辛の3段階で小辛にしてもらいました。
店内はL字型カウンター9席のみ。水セルフ。卓上には酢、醤油、おろしニンニク、しょうが。少々強面の店主とアシスタント2名で切り盛りしていましたが、店主がドン臭いアシスタントに対して客の前でブチブチ小言をもらし続けるのは正直心地いいものではありません。
麺の茹で時間がかかるせいか、出てくるまでに20分以上かかりました。よって店の回転も良くなく、耐え切れずに帰る外待ち客もいたような・・・
ぐつぐつと煮えたぎった状態で登場。旨辛スープはかなりとろみが強いのが特徴。前回は中辛を頼みましたが、その際は”唐辛子がストレートに辛く、店頭に「小辛でも辛めなので、初めは小辛をオススメします!!」と注意書きしてあるのも頷けます。”という印象でしたが、小辛だと何の問題もないどころか、辛さを期待して頼んだ身としては少々拍子抜け。これなら中辛にすべきだったかと反省するも時すでに遅し。
辛さはともかく、難はやはり旨味過多なところかなぁ。美味いことは美味いけれども味わいが少々単調で飽きが来るのが早い。剛速球だけれども球筋が全部同じなので目が慣れちゃうみたいな。店主が辛さや味の濃さを気にして客に声をかけていましたが、辛さよりも味が濃すぎるほうがどちらかといえば難。
ただ「肉つけ」の具がほぼ豚バラ肉だけだったのに対し、「肉煮込み」は他にキクラゲ、ザーサイ、ニラ、白髪ねぎ、刻み海苔と多少バリエーションが付いている分、単調さから救われているような気もします。
麺は浅草開花楼の縮れ入りの太麺。つるつるした食感ですが、堅めの仕上がりで歯応えが強く気に入りました。
店では余ったスープにご飯を入れるのを勧めていますが、どう考えても塩分摂りすぎなので割愛。
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