【閉店】ソラノイロ食堂@池袋 ~ ラーメン(塩・こってり)

池袋駅西口から有楽町線要町駅へ伸びる「乱歩通り」沿い。但し、店は通りには直接面しておらず、「和牛研究所たなか」のある角を曲がった先にあって判りにくいので、乱歩通りの歩道に案内板が出てきました。先客、後客ともゼロ。
店先のメニューや券売機を見ると、ラーメンは塩と醤油の2種類で、共にあっさりorこってりを選べるという仕様。今回は「塩・こってり(830円)」を注文。他にカレーラーメンがありましたが、往訪時は販売されていませんでした。またここは純然たるラーメン店ではなく、カレーライスや餃子定食、唐揚げ定食などもある気軽な食堂であり、かつ夜はちょい飲み需要にも応えるというコンセプトのようです。
店内は厨房に向かってL字型10席と4人卓×3、2人卓×1。卓上には旨一味、ホワイトペッパー、餃子のたれ。水セルフ。厨房にはオッサンが一人と若いねーちゃんが3人。


スープは「ゲンコツ・和豚もち豚の背脂・煮豚用の肉をじっくり低温で炊き上げた」豚清湯で、豚の旨味をしっかりと堪能できる優れもの。背脂を含めて表面の脂がかなり多いものの、脂の質が良いのか変に脂臭くもなく、しつこくもなく、食後の胃もたれ感もなし。ただこの手のスープにしては大人しいとか迫力不足な気もしたので、途中でコショウを投入。
麺は茨城県つくば製麺所の特注麺で細めのほぼストレート。つるつるとした食感で啜り心地が良く、スープとの相性・絡み具合とも良好。ただ若干柔らかめの仕上がりで、しかもやや足が早そうな感じがしました。
チャーシューは自家製の「吊るし焼き」だそうですが、柔らかい以上の特徴は感じられず。他にナルト、刻み青ねぎ。
クォリティーはまずまずですが、店のロケーションは良いとは言い難く、また乱歩通りが外食店だらけで、しかもこの手のコンセプトの店の、この手のラーメンにしては値段が強気すぎると思いますがねぇ・・・
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