富士松@荒川遊園地前 ~ 塩らーめん
都電荒川線荒川遊園地前駅から都電沿いに西へ進んですぐ。ほぼ3年ぶりの再訪。先客2、後客3。
前回は「醤油らーめん」を注文したので、今回は「塩らーめん(780円)」を注文。ランチサービスはなし。
メニューは醤油が先ですが、券売機最上段は塩でした。しばらく来ないうちにメニューが増えていて、他に淡麗煮干らーあめん、鰹と煮干しの醤油つけ麺、冬季限定の生姜らーめん、夜間限定の味噌らーめんなど。
店内は縦長L字型カウンター10席のみ。卓上には胡椒のみ。店は店主と入店したばかりなのかちょっと段取りが怪しい感じのオバハンで切り盛り。水セルフ。
スープはどんよりと濁っていて、しかも若干とろみがあるので、見かけは塩らーめんらしくありません。ベースは醤油と同じで、能書きによれば「純水を使用した鶏ガラスープに、香味野菜の香りや鰹節をはじめとした数種類の魚節・煮干しなどの旨みを重ね」たもののようですが、魚節の味わいが強めに出ています。
塩ダレは「干し貝、干し海老、あさり等から抽出した旨味に、石垣の塩、五島の塩、フランスのゲランドの塩、他数種をブレンド」したとのことですが、これも妙に自己主張することなく、当然不必要な尖りもなく、概して優しめの味わいで飲み進んでも全く飽きが来ない優れもの。
麺は細いほぼストレート麺で柔らかめ。醤油とは麺を変えているようですが、醤油は柔らかすぎてお話にならなかったのに対し、今回は辛うじて許容範囲内。優しめのスープにもよく合っています。
チャーシューは優しい味わいのスープに合わせるには意外なくらい厚みがあって旨味十分。他に海苔、メンマ、刻みネギ、そして天敵大葉。てっきり青ネギだと思い込んで油断していたら大葉で軽く死亡しました(つД`)
麺が個人的な好みから外れているのが残念ですが、スープは上々の出来。これといったラーメン屋がないこのエリアでは一人勝ちでしょうなぁ・・・
| 固定リンク