MANNISH@淡路町 ~ 塩生姜らー麺
丸ノ内線淡路町駅から外堀通りを南へ。司町2丁目交差点を渡ってすぐ。交番の手前。看板も暖簾もないのでラーメン屋とは気づかずに通り過ぎてしまう可能性大。先客ゼロ、後客8。早い時間帯は常連さんだらけみたいな雰囲気でした。もともと神田駅の西はずれのビル地下で間借り営業していた店が、晴れて一人前の店を構えたものですが、旧店で食べたのはもうかれこれほぼ3年前。
店内の券売機ボタン先頭の「塩生姜らー麺(800円)」を注文。この日最初の客だったので味玉サービスあり。メニューは他に限定メニュー(往訪日は「豆腐らー麺」)があるだけで、しかも限定メニューはスタンプが5個以上の方につき13時から提供という極めてハードルが高い代物でした。
店内はL字型カウンター11席。卓上には一味、ブラックペッパー、生姜酢。「混んでる時はさっさと食べてさっさと帰れや!」という趣旨のカウンターの貼り紙が目立ちました。
スープは鶏ベースでしょうか。いきなり生姜ガツンで舌がバカにならないようとの配慮なのか、生姜をどんぶりの底に溜めてあるのがポイント。よって生姜が鶏出汁の旨みを損なわず、ぐいぐいと飲み進められました。そして底の生姜がじわじわと効いてきて、えてして単調になりがちなところを上手く救っています。
店では生姜の風味を弱く感じるようになったら卓上の生姜酢を入れることを勧めていますが、もともとのバランスが良いので、下手に生姜酢を入れるとやりすぎ感に見舞われそうな気が。
麺は菅野製麺所製で、心持ち細めのストレート。つるつるとした食感、啜り心地、スープの絡み具合とも文句なし。
鶏チャーシューというよりも単なる切り分けた鶏もも肉といった感じのが2個ほど。スープと違和感が生じないよう超薄味。鶏そぼろも少々。味玉は鶏チャーシューとは対照的にしっかりした味付け。他にかいわれ、刻みネギ、青菜。
移転後も相変わらずの美味さ。ただメニューが増えないと再訪のインセンティブが・・・
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