豚ビビン丼@松屋
松屋が2019年5月7日から「平成のロングセラー“豚”ビビン丼」と「新作“牛”ビビン丼」との「松屋ビビン丼対決」を始めました。対決期間中販売数の多かった「ビビン丼」を2019年秋以降にレギュラー化することを検討しているそうです。
ちょっと変わっているのは上記2種類の「ビビン丼」を同一店で併売せず、販売店舗を分けて発売していること。例えば今回往訪した川口栄町店は「豚」を販売し、近隣の川口駅前店では「牛」を販売していました。
今回注文した「豚ビビン丼(490円)」は「平成のロングセラー」だそうですが、先般売り出していた「ごろごろチキンカレー」や冬の「豆腐キムチチゲ」などと比べて全然定番という感じはせず、食べた記憶も極めてあやふや。
スプーン付きで出てくるので、ビビンバの作法にのっとって一頻りまぜまぜ。「豚肉をメインとし、根菜きんぴら、キムチと一緒に鉄板で炒め、コチュジャンの風味が効いた甘辛タレが決めてのメニューです。」との松屋の触れ込みに、なぜ主要アイテムである半熟たまご、刻み海苔、青ネギが抜けているのかよく判りませんが、これらのバランスが良くてかなりの完成度。特に豚肉とキムチ、コチュジャンの相性、そしてそれらだけだとしつこくなりそうなところを丸く包み込む半熟たまごのバランス感が秀逸だと感じました。
「牛ビビン丼」も食べて比較検討するだけの気力はありませんが(自嘲)、「豚ビビン丼」はレギュラー化されてもなんら不思議はない出来だと思います。
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