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2019.05.16

岩崎屋@太田・治良門橋 ~ (真っ黒い)焼きそば

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 群馬県太田に真っ黒い焼きそばがあると聞いて往訪。訪れたのは太田市郊外にある「岩崎屋」。東武桐生線治良門橋駅から西へ徒歩5分強。ボロボロの店舗でオバチャンがこじんまりとやっているものと勝手に想像していたところ、びっくりするくらいご立派な店構え。しかもそこそこ有名店なのか店前の駐車場も広く、入れ替わり立ち替わり客がやってきます。訪れたのは昼前でしたが、テイクアウトのほうが多い感じでした。

 着席してメニューを見るとここはほぼ焼きそば専門店で、他にみそおでんとか群馬名物の焼きまんじゅうとか、焼きそばが出来上がるまでのおやつ代わりになるものが少々。「焼きそば・中(一人前)」が330円と安いので「大(440円)」を注文。後払い。

 メニュー表示がユニークで、量が増えるに従って特大・ジャンボ・ダブルと命名したところでネーミングのアイデアが尽き、「名はない」とか「特に名はない」とかなんやねんそれ・・・ しかも二人前は「ダブル」ではなく「ジャンボ」だとか、「トリプル」は値段から察する限りどう見ても4人前だとか、命名体系が謎すぎます。

 店内は4人卓×2、6人卓×2、さらに小上がりに6人卓×5と本来長居を前提としていないはずの焼きそば専門店にしては驚異的にゆったり。卓上にはソース、一味、コショウ。

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 おお、噂に聞いていた通りの真っ黒なルックスで登場。ソースは「ウスターソースをベースに独自に調合したもの」だそうですが、外に「月星ソース」の幟が建っていました。ソース自体はウスターソースにしてはやや甘目でスパイシーさはほとんど感じられず。

 ただこの焼きそばの難儀なところは具がほとんどないこと。キャベツが申し訳程度に確認できるだけで肉どころか玉ねぎもにんじんももやしもなし。紅ショウガすら付いて来ません。道理で安いわけで・・・

 麺に水気が乏しいこともあって、「大」だとひらすら麺と格闘している格好に。これではあまりにも味わいが単調過ぎてすぐに飽きてしまいました。隣のオッサンがせっせとコショウを振りかけているのを見ると、卓上の調味料で自分好みに味わいに変化をつけながら食べることを前提としているのかも。でも「中」で十分やなぁ、これは・・・

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